あなたの生年四化

生まれた年に、四枚のカードを受け取っています・5分

一生変わらない四化

あなたが生まれた年の十干が、どの四つの星が化禄・化権・化科・化忌になるかを決めました。この四化は一生変わりません。命理家はこれをと呼びます。

下地と、あとからの変化

生年四化は命盤全体の下地です。その後のやにもそれぞれの四化があり、その期間だけ働きます。下地は変わらず、その上の層が入れ替わります。

まず星、次に宮

生年四化を読むときは、まず二つのことを見ます。どの四つの星が化しているか、そしてそれぞれがどのマスに座っているか。星はどんな思いかを、宮はその思いがどのことに使われるかを語っています。

『紫微斗数全書』巻二「安禄権科忌四星変化訣」
甲は廉破武陽を伴と為し、乙は機梁紫月交々侵す。丙は同機昌廉貞の位、丁は月同機巨門を尋ぬ。戊は貪月弼機を主と為し、己は武貪梁曲もっとも平らか。庚は日武陰同を首と為し、辛は巨陽曲昌至り臨む。壬は梁紫府武の宿これなり、癸は破巨陰貪狼に停まる。

やさしく言うと一句がひとつの十干で、四つの星が順に化禄・化権・化科・化忌になります。口訣の「月」は太陰、「日」は太陽です。表にまとめたものが次のカードです。

十干の四化表

年干禄権科忌
甲廉貞破軍武曲太陽
乙天機天梁紫微太陰
丙天同天機文昌廉貞
丁太陰天同天機巨門
戊貪狼太陰右弼天機
己武曲貪狼天梁文曲
庚太陽武曲太陰天同
辛巨門太陽文曲文昌
壬天梁紫微天府武曲
癸破軍巨門太陰貪狼

壬年の化科:『全書』では天府、一部の現代の本では左輔です。

命盤で見てみるサンプル命盤

あなたの手札の四枚

これがあなたの生年四化です。それぞれの化がどのマスに座っているかを覚えておいてください。次のレッスンの飛星で使います。

辛の年の生まれなので、生年四化は巨門星の化禄、太陽星の化権、文曲星の化科、文昌星の化忌です。

天同廟
夫妻宮
癸巳104–113
破軍旺
子女宮
壬辰94–103
借天機巨門
財帛宮・身
辛卯84–93
廉貞廟
文曲平科
天鉞
疾厄宮
庚寅74–83
武曲旺
天府旺
天魁
兄弟宮
甲午114–123
太陽得権
太陰不
左輔
右弼
命宮
乙未4–13
表現タイプ・太陽2001年4月26日・戌の刻
年辛巳
月癸巳
日辛巳
時戊戌
金四局
命主 武曲・身主 天機
借太陽太陰
地空
火星得
遷移宮
辛丑64–73
七殺旺
文昌得忌
奴僕宮
庚子54–63
貪狼平
鈴星陥
陀羅陥
父母宮
丙申14–23
天機旺
巨門廟禄
禄存
地劫
福徳宮
丁酉24–33
紫微得
天相得
擎羊廟
田宅宮
戊戌34–43
天梁陥
天馬
官禄宮
己亥44–53
化禄
巨門・福徳宮
化権
太陽・命宮
化科
文曲・疾厄宮
化忌
文昌・奴僕宮

これはサンプルの命盤です。生年月日を入力すると、このカードがあなたの命盤に切り替わります。 命盤を出す ›

図解:四化と飛星

サンプルの命盤
奴僕七殺遷移疾厄廉貞財帛身子女破軍夫妻天同兄弟武曲天府命太陽太陰父母貪狼福徳天機巨門田宅紫微天相官禄天梁生年 辛禄権科忌

生まれ年の十干辛で、4つの星が化します:巨門の化禄は福徳宮、太陽の化権は命宮、文曲の化科は疾厄宮、文昌の化忌は奴僕宮。

これはサンプルの命盤です。生年月日を入れると、図があなた自身の命盤に変わります。 命盤を出す ›

ミニテスト

甲年生まれの人で、化忌になる星は?

  1. 太陽
  2. 廉貞
  3. 武曲
答えを見る

太陽
甲年の四化は、順に廉貞が禄、破軍が権、武曲が科、太陽が忌です。

ミニテスト

生年四化を決めるのは?

  1. 生まれ年の十干
  2. 命宮の十二支
  3. 生まれ月
答えを見る

生まれ年の十干
四化は十干についていくので、生年四化は生まれ年の十干で見ます。

表で年干を調べれば、 四化が決まります。

深掘り

まず年干を見つける

生年四化は生まれ年ので見ます。しかも旧暦の年です。1月から2月初めに生まれた人は特に注意してください。誕生日が旧正月より前なら、年干は前の年のものになります。たとえば新暦2000年1月20日生まれなら、まだ旧正月前なので己卯年で、庚辰年ではありません。星格は命盤を作るときに、この換算を済ませています。

年干は十しかないので、十年ごとにひと回りします。1984年、1994年、2004年はどれも甲年で、同じく廉貞化禄・破軍化権・武曲化科・太陽化忌です。違うのは、この四つの星がそれぞれどのマスに座っているかです。

十干の四化表

星格は『紫微斗数全書』巻二の四化の口訣に従っています。順に化禄・化権・化科・化忌です。

  • 甲:廉貞が禄、破軍が権、武曲が科、太陽が忌
  • 乙:天機が禄、天梁が権、紫微が科、太陰が忌
  • 丙:天同が禄、天機が権、文昌が科、廉貞が忌
  • 丁:太陰が禄、天同が権、天機が科、巨門が忌
  • 戊:貪狼が禄、太陰が権、右弼が科、天機が忌
  • 己:武曲が禄、貪狼が権、天梁が科、文曲が忌
  • 庚:太陽が禄、武曲が権、太陰が科、天同が忌
  • 辛:巨門が禄、太陽が権、文曲が科、文昌が忌
  • 壬:天梁が禄、紫微が権、天府が科、武曲が忌
  • 癸:破軍が禄、巨門が権、太陰が科、貪狼が忌

四化表の中の法則

表を広げてみると、覚えやすいことがいくつかあります。

  • 化禄と化権はすべて主星。 副星が出てくるのは化科と化忌だけで、文昌・文曲・右弼です。
  • 太陰星がいちばん多く出てくる。 乙年に化忌、丁年に化禄、戊年に化権、庚年と癸年に化科と、ひとつの星で四種類の化をすべて受け持っています。天機星と武曲星もそれぞれ四回出てきて、禄権科忌をひととおり回っています。
  • 天相星と七殺星は一度も化さない。 十四主星のうち四化表に載っていないのはこの二つだけで、読むときは同宮の星や左右の星をいっそうよく見る必要があります。
  • 口訣は略称を使っている。 「月」は太陰、「日」は太陽、「弼」は右弼、「曲」は文曲、「昌」は文昌です。

なぜ版によって違うのか

四化表は流派によっていくつか違いがあります。いちばんよく見るのは壬年の化科で、『全書』では天府ですが、市販の多くの本や命盤作成ソフトは左輔を使います。庚年の化科と化忌にもいくつかの書き方があり、天同化科・太陰化忌とする本もあれば、天府を入れる本もあります。

星格の四化は『全書』巻二の四化の口訣に統一していて、戊年は右弼化科、庚年は太陰化科、壬年は天府化科です。本命、大限、流年、飛星のどれも同じ表を使います。ほかのアプリで違う四化を見かけたら、たいていは流派の違いで、間違いではありません。

自分の生年四化の読み方

  1. まず四つの星を見つける:生まれ年の十干で表を引きます。
  2. どのマスに座っているかを見る:化禄のマスは順調、化権のマスは自分で決めたい、化科のマスは人の目に留まりやすい、化忌のマスはいちばん手放せない。
  3. 星の本来の色を見る:同じ化忌でも、太陽化忌は情熱的に尽くしているのに見てもらえないと感じ、文昌化忌は書類や試験、細かい点に特に神経をとがらせます。
  4. つなげて見る:化禄と化忌の二つのマスは、よく一本の線になっています。どこで思いが生まれ、最後にどこが気にかかるのか。

例を挙げましょう。甲年生まれで、廉貞化禄が官禄宮、太陽化忌が子女宮にあるとします。読むとこうなります。仕事での人づきあいと魅力はあなたの追い風。一方で、子どもや後輩、自分の作品に対しては、尽くすわりに返ってくるものが少ないと感じがち。二つを並べると、ひとりの人のとてもリアルな姿になります。

同じ星が二度化す

生年四化と大限の四化が同じ星に重なることがあります。たとえば生年は太陰化禄なのに、ある大限で太陰化忌に当たる、というように。命理家はこの十年を、もともと順調だったことが、この時期にはいちばん気にかかることになる、と読みます。第6章で(本命・大限・流年を重ねて読むこと)を扱うときに、もう一度くわしく見ます。

生年四化の重み

生年四化は一生の下地です。このあと大限や流年にもそれぞれ一組ずつ四化があり、一定の期間ごとに入れ替わります。それが重なってくると、生年四化と呼応し合います。まず自分の手札の四枚をよく見ておけば、あとの時間の層も読めるようになります。

出典:『紫微斗数全書』巻二「安禄権科忌四星変化訣」

この回の用語

生年四化
生まれ年の十干から生じる四化。一生ずっと持ち続けます。
大限
十年ひと区切りの人生の章。章ごとに別の宮がテーマになります。
流年
一年ごとに変わるテーマ。その年の重心がどの宮にあるかを見ます。
十干
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十で一巡りするもの。四化を決めます。
重ね読み
本命・大限・流年の三層を重ねて読むこと。時の流れが性格とどう出会うかを見ます。
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