流年:今年のテーマ
毎年、命盤のどこかひとマスが主役の番になる・4分
一年にひとマス
年末になるとみんなが一年の振り返りを投稿します。一年じゅう転職していた人もいれば、一年じゅう引っ越していた人もいます。紫微斗数も一年ごとにひとマスを重心として割り当てていて、これを流年(りゅうねん)といいます。一年にひとマスずつ回ります。
流年命宮の探し方
今年が何の十二支の年かを見て、命盤でその十二支のマスを探します。2026年は丙午の年なので、流年命宮は午のマスです。旧正月を過ぎると次のマスに変わります。
同じマスでも、人によって違う
午のマスがあなたの命盤で何の宮にあたり、どんな星が住んでいるかは、人によって違います。だから同じ午の年でも、仕事に重心がある人もいれば、恋愛に重心がある人もいます。
丙年の四化
| 四化 | 星 |
|---|---|
| 化禄 | 天同 |
| 化権 | 天機 |
| 化科 | 文昌 |
| 化忌 | 廉貞 |
年の十干も四つの星を化させます。それがあなたのどのマスに来るかを見れば、今年の光るところと引っかかるところがわかります。
今年だけ現れる星
流曜(りゅうよう)は、今年の干支で並べ直した星の一群です。流禄、流羊、流陀、流昌……その年だけ働き、年が変われば入れ替わります。
あなたの今年のテーマ
光っているのがあなたの流年命宮、もうひとつのマスが今年の化忌が来る場所です。そのマスのことには、少し多めに気を配る価値があります。
丙午の年は、流年命宮が兄弟宮に移ります。
- 流年命宮
- 兄弟宮・武曲(旺)、天府(旺)
- 流年化禄
- 天同・夫妻宮
- 流年化権
- 天機・福徳宮
- 流年化科
- 文昌・奴僕宮
- 流年化忌
- 廉貞・疾厄宮
これはサンプルの命盤です。生年月日を入力すると、このカードがあなたの命盤に切り替わります。 命盤を出す ›
2026年(丙午)の流年命宮はどこ?
- 命盤の午のマス
- いつも本命の命宮
- 命盤で十干が丙のマス
答えを見る
命盤の午のマス
流年命宮は年の十二支で見るので、午の年なら午のマスに来ます。
流年は、今年の重心がどこにあるかを教えてくれます。
深掘り
流年命宮
流年の並べ方はとても簡単です。今年が何の十二支の年かを見て、命盤でその十二支のマスが今年の流年命宮になります。2026年は丙午の年なので、だれの流年命宮も午のマスにあります。2027年は丁未の年なので、未のマスに移ります。古書は流年を「太歳」と呼び、意味は同じです。
マスは同じでも、そのマスは人によって違う宮で、違う星が住んでいます。ですから同じ年でも、流年命宮が本命の官禄宮に来て今年は仕事に重心がある人もいれば、夫妻宮に来て恋愛のことを実感しやすい人もいます。
流年命宮から、同じように流年兄弟、流年夫妻、流年財帛……と十二宮をひと回り並べられます。これを流年十二宮といいます。
命宮にめぐってくる年
『全書』巻三「流年太歳の吉凶星殺を論ず」には「およそ太歳は三方対照の星辰の吉凶いかんを看て禍福を定む。太歳、命宮にありて行く者は、禍福もっとも緊し」とあります。ポイントは二つです。流年も本命と同じく三方四正を見ること。そして流年がちょうどあなたの本命の命宮にめぐってくる年は、よいことも悪いことも特にはっきり表れること。
この年は十二年に一度めぐってきます。たとえば命宮が午にある人なら2026年の丙午がそうで、前回は2014年の甲午でした。
これを年男・年女(本命年)と混同する人がよくいます。年男・年女は干支、つまり生まれ年の十二支で見ます。流年が命宮にめぐってくるのは、あなたの命宮がどの十二支にあるかで見ます。午年生まれの人の命宮が午にあるとは限らず、この二つは同じ年にならないことがよくあります。
流年の四化
年の十干も、もう一度四化を出します。『全書』の四化表によれば次のとおりです。
- 甲年:廉貞が禄、破軍が権、武曲が科、太陽が忌
- 乙年:天機が禄、天梁が権、紫微が科、太陰が忌
- 丙年:天同が禄、天機が権、文昌が科、廉貞が忌
- 丁年:太陰が禄、天同が権、天機が科、巨門が忌
- 戊年:貪狼が禄、太陰が権、右弼が科、天機が忌
己から癸の年の表は第4章で学んだとおりで、同じように使えます。流年の四化があなたの命盤のどのマスに来るかが、今年の光るところと、心を砕く必要のあるところです。
流曜
流曜は流年とともに動く星で、その年だけ働きます。
- 流禄・流羊・流陀:年干で並べ、禄存・擎羊・陀羅と同じ並べ方です。
- 流昌・流曲・流魁・流鉞:これも年干で並べます。
- 流馬:年支で並べます。
『全書』巻二「安流禄流羊流陀訣」には例があり、「己丑の流年は、流禄午にあり、流羊未にあり、流陀巳にあり」とあります。流曜が本命の星と出会うところが、今年そのマスが特ににぎやかになる場所です。
どの日に年が変わるか
星格は旧暦の1月1日で年を切り替えます。これは『全書』と多くの紫微斗数の流派のやり方です。立春で年を切り替える流派もあり、こちらはだいたい新暦の2月初めです。1月末から2月初めのことを見るときは、二つの計算で一年ずれることがあるので、ほかのソフトを見るときに少し気をつけてください。
流年を読む原則
流年は大限の下に置いて読みます。大限はこのシーズンの主な筋書き、流年はこの回のテーマです。流年の化忌があるマスに来ていても、命理家は、そのマスのことは今年は少し忍耐がいると言うのであって、何かが起きると言うのではありません。流年が描くのは重心だけで、台本は書きません。
この回の用語
- 流年
- 一年ごとに変わるテーマ。その年の重心がどの宮にあるかを見ます。
- 流曜
- 大限や流年とともに動く星。流禄や流羊のように、その期間だけ働きます。
