観音みくじ百首
第74番
慵き野鶴自ら籠に投ず
鵬霄に挙がらんと欲して陥中に落つ
南北東西混じて障碍あり
此の身憔悴して恨み窮まり無し
慵き野鶴自ら籠に投ず
鵬霄に挙がらんと欲して陥中に落つ
南北東西混じて障碍あり
此の身憔悴して恨み窮まり無し
高く飛ぶはずの野の鶴が自分から籠に入り、落とし穴に落ちて四方をふさがれ、疲れ果てて悔やむ。籤はそんな重い絵を使っています。今の暮らしに置き換えると、自分から引き受けた制約に目を向けなさい、ということです。今週は抱えている約束を見直し、手を引くべきものは理由を添えて丁寧に断ってください。
引いたときに思い浮かべていた問いを思い出し、詩のイメージと重なるところを探してみてください。おみくじが語るのはタイミングと心構えで、結果が決まっているわけではありません。ヒントとして受けとめ、決めるのはあなた自身です。
おみくじは民間信仰の一部で、ここに書いたのは現代の参考としての読み方です。