観音みくじ百首
第10番
櫝に無価の宝と珍とを蔵す
只管他郷外処に尋ぬ
恰も灯を持ちて火を覓むるに似たり
如かず安静にして心を労すること莫からんには
櫝に無価の宝と珍とを蔵す
只管他郷外処に尋ぬ
恰も灯を持ちて火を覓むるに似たり
如かず安静にして心を労すること莫からんには
宝は自分の箱にしまってあるのに、遠い土地まで探しに行く。灯を手にしたまま火を探すようなものだ、という籤です。求めている答えや助け、人は、すでに身近にあるかもしれません。今は動き回るより、静かに手元を見直す時です。今日は自分がすでに持っている技能、人のつながり、資源を書き出し、目の前の問題に使えるものを探しましょう。
引いたときに思い浮かべていた問いを思い出し、詩のイメージと重なるところを探してみてください。おみくじが語るのはタイミングと心構えで、結果が決まっているわけではありません。ヒントとして受けとめ、決めるのはあなた自身です。
おみくじは民間信仰の一部で、ここに書いたのは現代の参考としての読み方です。