観音みくじ百首
第63番
昔日船を行りて針を失う
今朝依旧海中に尋ぬ
若し還た原針の在るを尋ね得るも
也た工夫を費やし也た心を費やす
昔日船を行りて針を失う
今朝依旧海中に尋ぬ
若し還た原針の在るを尋ね得るも
也た工夫を費やし也た心を費やす
昔、船の上で落とした針を、今も海の中で探している。見つかったとしても、時間も気持ちも使う、という籤です。尋ねていることは形になりうるものの、思ったより手間がかかりそうです。気長に構えつつ、かかる代償もきちんと見積もりましょう。今週はどれだけ時間をかけるか先に決め、そこまで来たら一度立ち止まって見直してください。
引いたときに思い浮かべていた問いを思い出し、詩のイメージと重なるところを探してみてください。おみくじが語るのはタイミングと心構えで、結果が決まっているわけではありません。ヒントとして受けとめ、決めるのはあなた自身です。
おみくじは民間信仰の一部で、ここに書いたのは現代の参考としての読み方です。