一枚の命盤を最初から最後まで読む
これまでに学んだことをつなげて、順番どおりに自分の命盤を読む・6分
ついに自分で読める
十二宮、主星、四化、格局、運限。ここまでで全部学びました。最後のレッスンでは、昔の人の順番に沿って、あなた自身の命盤を最初から一度読んでみましょう。
命盤を読む六つのステップ
| ステップ | 見るもの |
|---|---|
| 1 | 命宮にだれが住んでいるか |
| 2 | 三方四正からだれが来ているか |
| 3 | 生年四化がどこに来ているか |
| 4 | どの星系のチームか |
| 5 | この十年はどこを歩いているか |
| 6 | 今年のテーマ |
このあとの六枚のカードで、一枚にひとつずつステップを見ていきます。
1. 命宮にだれが住んでいるか
まず主星と輝度を見ます。これがあなたの基本の性格です。
あなたの命宮は未の宮にあり、太陽星と太陰星が入っています。
- 主星
- 太陽(得)化権、太陰(不)
- 副星
- 左輔、右弼
- 乙級星
- 蜚廉
これはサンプルの命盤です。生年月日を入力すると、このカードがあなたの命盤に切り替わります。 命盤を出す ›
2. 三方四正
四つのマスを一緒に読み、だれが助けてくれていて、だれが引っぱっているかを見ます。
命宮を読むときは、官禄宮、遷移宮、財帛宮もいっしょに見ます。
- 本宮
- 命宮・太陽(得)化権、太陰(不)
- 三合宮
- 官禄宮・天梁(陥)
- 対宮
- 遷移宮・空宮
- 三合宮
- 財帛宮・空宮
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3. 生年四化
化禄のマスは順調、化忌のマスはあなたがいちばん気にかけるところ。まずこの二つを書き留めておきましょう。
辛の年の生まれなので、生年四化は巨門星の化禄、太陽星の化権、文曲星の化科、文昌星の化忌です。
- 化禄
- 巨門・福徳宮
- 化権
- 太陽・命宮
- 化科
- 文曲・疾厄宮
- 化忌
- 文昌・奴僕宮
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4. あなたはどのチーム?
殺破狼、機月同梁、紫府廉武相。あなたの命盤がどのグループを中心にしているかを見ます。
命宮の三方四正には、機月同梁の星がいちばん多く入っています。
- 殺破狼
- なし
- 機月同梁
- 太陰、天梁
- 紫府廉武相
- なし
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5. この十年の主な筋書き
大限命宮があるところに、この十年の重心があります。
今は数え年26歳で、福徳宮の大限を歩んでいます。
- この大限
- 24〜33歳・丁酉この10年の軸は、心の内側です。本当に望む暮らしや、心からの興味が浮かび上がってきます。
- 大限命宮
- 福徳宮・天機(旺)、巨門(廟)化禄
- 大限四化
- 太陰化禄、天同化権、天機化科、巨門化忌
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6. 今年のテーマ
流年命宮と流年の化忌が、今年いちばん実感しやすい二つのマスです。
丙午の年は、流年命宮が兄弟宮に移ります。
- 流年命宮
- 兄弟宮・武曲(旺)、天府(旺)
- 流年化禄
- 天同・夫妻宮
- 流年化権
- 天機・福徳宮
- 流年化科
- 文昌・奴僕宮
- 流年化忌
- 廉貞・疾厄宮
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重きは星の垣を得、制を受くるを看るにあり、まさに人の禍福窮通を論ずべし。
やさしく言うとまず星がよい位置にあるか、抑えられているかを見てから、はじめてその人が順調かどうかを語れます。昔の人の命盤の読み方は、いつも一歩ずつでした。
命盤を読むとき、最初に見るのは?
- 命宮にどんな星が住んでいるか
- 今年の流年
- 格局があるかどうか
答えを見る
命宮にどんな星が住んでいるか
命宮は命盤全体の出発点です。まずその人を理解してから、組み合わせと時間を見ます。
順番どおりに、一度にひとつずつ読みましょう。
深掘り
命盤を読む順番
ここまでの八つの章で、たくさんの部品を学びました。このレッスンでは、それを一本の読み方のルートにつなげます。順番がとても大事です。まずその人を理解し、次に組み合わせを見て、最後に時間を見ます。
- 命宮にだれが住んでいるか:命宮の主星と輝度を見ます。これが基本の性格です。空宮なら対宮の主星を借りて読み、力は少し割り引きます。ついでに身宮がどのマスにあるかも見ておきましょう。そこは生まれたあと、だんだん力を注いでいくテーマです。
- 三方四正からだれが来ているか:財帛宮・官禄宮・遷移宮の三つのマスを一緒に読みます。この四マスにある六吉星はあなたの助け手、六煞星はあなたの試験問題です。「重補斗数彀率」の「重きは星の垣を得、制を受くるを看るにあり」は、このステップのことです。
- 生年四化がどこに来ているか:化禄のマスは順調、化権のマスは自分で決めたい、化科のマスは人の目に留まりやすい、化忌のマスはいちばん手放せない。さらに、化忌が向かいのどのマスを沖しているかも見ます。
- 星系と格局:命宮の三方四正がどのチームを中心にしているかを見ます。殺破狼の切り開くタイプか、機月同梁の着実なタイプか、紫府廉武相の取り仕切るタイプか。格局に当てはまれば加点として扱い、当てはまらなくてもまったくふつうのことです。
- 大限:この十年の大限命宮がどのマスにあり、大限四化がどこに来ているか。これが人生のこのシーズンの主な筋書きです。
- 流年:今年の流年命宮と流年四化。これがこの回のテーマです。
昔の人の順番
『全書』巻三の「談星要論」にも、ひとつの順番が挙げられています。
第一に命宮の吉凶・廟旺・化吉・化忌・生剋を看る。次に身主の吉凶・生剋を看る。三に遷移・財帛・官禄の三方の星辰の刑沖剋破を看る。
わかりやすく言うとこうです。まず命宮の星がよいか、明るいか、吉に化しているか忌に化しているかを見る。次に「身主」を見る。これはふつう身宮の側のことと理解されています。三番目に、遷移・財帛・官禄の三方を見る。そのあとの四番目は「福徳宮を看る」です。上の順番とだいたい同じで、昔の人も命盤を読むときは、その人自身から始めて外へ広げていったのです。
「斗数骨髄賦」は「第一に先ず福徳を看、再三細かに遷移を考え」と言います。命宮を読んだら、福徳宮を見るのを忘れないでください。心が満たされているかどうかは、外で順調かどうかより、あなたの実感に近いことがよくあります。
空宮でもあわてない
命宮に主星がないことを空宮といいます。「骨髄賦」には、命宮に正曜がなければ寿命の短さや孤独、貧しさにつながる、というとても重い一句があります。ところが同じ本の「談星要論」は、命宮に正曜がなくても、財帛宮と官禄宮に吉星が照らしていれば「富貴全美」になりうる、と言っています。
同じ本が同じことに二通りの言い方をしているのは、まさに「骨髄賦」の「禍福は一途にして惟うべからず、吉凶は一例にして断ずべからず」を表しています。どんな断定を読んでも、命盤全体に戻して見てください。一文だけで自分に結論を出さないこと。
三つの習慣
- 書き出す:ステップごとに、読み取ったことを一文で書き出します。たとえば「命宮は天機星、考えることが多く、機転もきく」「化忌が官禄宮、仕事がいちばん気になること」。六つの文をつなげれば、それがあなたの命盤の要約になります。
- 暮らしと照らし合わせる:「自分はこうだろうか」と問いかけます。似ているところは上手に生かせばいいし、似ていないところは、あなたがもう別の姿に育っているのかもしれません。
- しばらくしてまた読む:大限と流年は入れ替わります。同じ命盤でも、二年たってから読むと、違う要点が見えてきます。
読み終えたら
命盤は一枚の地図で、あなたはもうその見方を身につけました。これからどう歩くかは、やはりあなた自身が決めることです。
この回の用語
- 命宮
- あなたという人の核。性格と生まれ持った器を表し、命盤はすべてここから読み始めます。
- 輝度
- 星がその宮でどれだけ力を出せるか。廟・旺がいちばん冴え、陥がいちばんぎこちなくなります。
- 身宮
- 人生を重ねるほど力を注ぐようになる場所。多くは中年以降にはっきりしてきます。
- 殺破狼
- 七殺星・破軍星・貪狼星はいつも三方で会います。変化と開拓の人生リズムです。
- 機月同梁
- 天機星・太陰星・天同星・天梁星がそろう組み合わせ。安定して頭を使い、人を世話するリズムです。
- 紫府廉武相
- 紫微星・天府星・廉貞星・武曲星・天相星。秩序を重んじ、取り仕切るのが得意なリーダー型の組み合わせです。
- 福徳宮
- 心の豊かさと楽しみ、気持ちが満たされているかを見る宮です。先祖から受け継ぐ福も含みます。
- 空宮
- 主星のない宮。向かい側の宮の主星を借りて読みます。
