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紫微斗数 2028年の流年四化:貪狼化禄・太陰化権・右弼化科・天機化忌

流年特集・2026-10-14・更新 2026-10-31

目次

2028年は戊申年です。戊年の四化は、貪狼星が化禄、太陰星が化権、右弼星が化科、天機星が化忌です。流年命宮は申の宮にあります。

2027年(丁未年)とくらべると、2つの星が残って役を入れ替えます。太陰星は化禄から化権へ、天機星は化科から化忌へ。2027年に認められた天機星が、2028年には少し多めに心を配りたい星になります。4つの星があなたのどの宮に入るかは人によって違うので、この記事ではまず四化をひとつずつ説明し、そのあと自分の命盤との照らし合わせ方を紹介します。

2028年が戊申年である理由と、切り替わる日

年は十干と十二支で数え、60年でひと回りします。2028年は十干が戊、十二支が申なので戊申年です。前回の戊申年は1968年、次は2088年です。十干がその年の四化を決め、十二支が流年命宮の位置を決めます。

紫微斗数では、年は旧暦の元日に切り替わります。新暦の1月1日でも、立春でもありません。2028年の旧暦元日は、新暦の2028年1月27日です。そのため、2028年1月1日から1月26日までは、紫微斗数ではまだ丁未年で、2027年の四化を使います。1月27日から、戊年の四化と申の宮の流年命宮に入ります。四柱推命やほかのソフトと照らし合わせると、年の切り替え日が違うために前後数日が合わないことがあります。旧暦の元日を基準にしてください。

戊年の四化:貪狼化禄・太陰化権・右弼化科・天機化忌

『紫微斗数全書』巻二には四化の口訣が収められていて、一句がひとつの十干にあたります。戊年の句はこうです。

戊貪月弼機為主

「月」は太陰星、「弼」は右弼星、「機」は天機星のことです。4つの星が順に化禄・化権・化科・化忌になるので、貪狼化禄、太陰化権、右弼化科、天機化忌となります。組み合わせ全体は戊年の四化のページで見られます。ほかの年を調べたいときは、流年四化の検索で年を入れてください。

戊年は、四化の口訣について流派の違いがはっきり出る年です。戊年の化科を右弼星ではなく太陽星に置く流派もあるため、命盤ソフトによって表示が違うことがあります。どちらの説も使われていますが、星格(セイカク)は『全書』巻二の版を採り、戊年の化科は右弼星としています。ほかのソフトで太陽化科と表示されたら、理由はここにあります。

4つの星がそれぞれ伝えること

四化は新しい星ではなく、もともとある星に付く印です。化禄は縁と実り、化権は自分で決めたい気持ち、化科は人の目に留まること、化忌は気になって手放せないことを表します。

貪狼化禄:好きなことと人の縁が実りになる

貪狼星は『全書』で「化気を桃花となす」とされ、星格では「マルチプレイヤー」と呼んでいます。多才で人づきあいが好き、なんでも試してみたい星です。貪狼化禄は、この好奇心を形のあるものに変えやすくします。趣味が収入になる、人脈がチャンスを運んでくる、というのがよくある形です。財帛宮に入ると、お金が好きなことと結びつきやすくなります。奴僕宮(交友宮とも)に入ると、友人の輪そのものが資源になります。注意点はひとつだけで、欲しいものが多くなるので、深めるものを一つか二つ選んでおきましょう。

太陰化権:繊細な人が、決める立場に押し出される

太陰星は『全書』で「田宅の主」とされ、本来の持ち味は繊細で控えめ、安心感を大切にするところです。太陰化権は、あまり前に出たがらないこの星に、はっきりした考えを持たせます。よくあるのは、面倒を見るやり方で人を動かす形です。家や住まい、貯めたもののことで、自分から決断しやすくもなります。田宅宮に入ると、家のことをあなたが決める場面が増えます。夫妻宮に入ると、だれが何を決めるかを先に話し合っておくほうが、黙って背負い込むより楽です。

右弼化科:陰の助けが人の目に留まる

右弼星は主星ではなく、六吉星のひとつです。人知れず差し伸べる助けや、人と人のあいだを取り持つことを表します(星そのものは右弼星のページへ)。右弼化科は、陰で手を貸していた人が人の目に留まる、と読めます。あなたがだれかのためにしたこと、だれかがあなたのためにしてくれたことが、認められやすくなります。官禄宮に入ると、黙って支えてきた役割が評価されます。奴僕宮に入ると、紹介や橋渡しがよい評判につながりやすくなります。

天機化忌:考えすぎるところは、ペースを落とす

天機星は『全書』で「化気を善という」とされ、頭の回転が速く、計画するのが好きな星です。天機化忌では、この頭の力が手放せないものになります。同じことを何度もシミュレーションし、計画を何度も練り直して、始める前に自分が疲れてしまいがちです。命宮に入ると、自分のなかで議論を続けやすくなります。官禄宮に入ると、段取りや計画の変更が多くなるので、動かせないことをいくつか先に決めておくと落ち着きます。父母宮に入ると、上司や目上の人との話で深読みしすぎがちです。相手の意図を推し量るより、必要なことをそのまま伝えるほうが楽です。化忌が示すのは、あなたがいちばん心を砕く場所です。『全書』の化忌の段には、こんな一句があります。

処事只求七分。

少し余白を残すくらいで十分です。

2027年から2028年へ:四化の引き継ぎ

2つの年を並べると、変化がよくわかります。

星2027年 丁未2028年 戊申
太陰星化禄化権
天機星化科化忌
天同星化権化さない
巨門星化忌化さない
貪狼星化さない化禄
右弼星化さない化科

天機星は化科から化忌へ。 2027年の天機化科では、分析と計画の力が認められます(くわしくは天機化科の十二宮別の読み方)。2028年は同じ星が化忌になり、同じ頭の力が気をつけたいところに変わります。天機星が官禄宮にある人なら、2027年は計画力で評価され、2028年は考えるほうが動くより多くなり、計画を何度も変えがちです。前の年に築いたやり方と評判は、そのまま2028年の土台に使えます。すべてを一から考え直す必要はありません。

太陰星は化禄から化権へ。 2027年の太陰化禄は少しずつ積み重なる実りでした(太陰化禄の十二宮別の読み方を参照)。2028年は化権になり、積み重ねたものをどうするか決める番になります。同じ宮が「受け取る」から「管理する」に変わるわけです。たとえば太陰星が財帛宮にある人は、2027年にお金が静かに貯まり、2028年はそのお金をどこに置き、だれが管理するかを決める番です。太陰星が田宅宮にある人は、前の年に家のことを少しずつ整え、この年は引っ越し、リフォーム、分け方など、決断が必要なことに向き合いやすくなります。

天同星と巨門星が退き、貪狼星と右弼星が入ってきます。2027年の組み合わせは考えることや話すことに寄っていましたが、2028年は貪狼星の「試してみる」と右弼星の人づきあいが加わり、外へ向かう要素が増えます。貪狼化禄が入る宮のことは、いろいろ試してみるのに向いています。右弼化科が入る宮では、人の助けや心づかいが覚えてもらいやすくなります。

2028年の四化は、あなたの命盤のどの宮に入るでしょうか。まずは無料で命盤を出してみましょう。

生年月日
性別
生まれた時間

生まれた時間がわからない方へ

無料ツールで推測できます。入力した生年月日と性別は引き継がれます。

命盤の設定(上級)

流派によって作り方が違うところです。わからなければそのままで大丈夫。ほかのサイトの命盤と合わないときに合わせられます。

貪狼化禄と太陰化権はいつも隣どうし

戊年には覚えやすい決まりがあります。だれの命盤でも、貪狼化禄はかならず太陰化権の隣にあります。宮の順番で見ると、貪狼星はいつも太陰星のひとつ前の宮にいます。太陰星が命宮なら貪狼星は父母宮、太陰星が夫妻宮なら貪狼星は兄弟宮、太陰星が財帛宮なら貪狼星は子女宮、太陰星が官禄宮なら貪狼星は奴僕宮です。盤面でいうと、太陰星のマスから時計回りにひとつ進んだマスです。

これは2つの星の配置の決まりから来るもので、だれにでも当てはまります。ですから2028年を読むときは、化禄と化権をひと組として見られます。太陰星のマスを見つければ、その隣が貪狼星で、2つの宮のことはよくつながっています。天機化忌と右弼化科の位置はこれと決まった関係がないので、それぞれ探してください。

2028年の流年命宮は申の宮

2028年は申年なので、だれの流年命宮も命盤の「申」の宮にあります。申の宮から反時計回りに流年の十二宮を並べると、次のようになります。

流年の宮十二支流年の宮十二支
命宮申遷移宮寅
兄弟宮未奴僕宮丑
夫妻宮午官禄宮子
子女宮巳田宅宮亥
財帛宮辰福徳宮戌
疾厄宮卯父母宮酉

三方四正は申・辰・子・寅の4つのマスです。命盤を作って申の宮を探し、それがあなたの本来の命盤のどの宮で、どの星が入っているかを見てから、四化がこの4つのマスのどこに入るかを確かめてください。流年の読み方の全体は、学堂の流年:今年のテーマにまとめています。流年の宮と本来の宮の重ね方は2027年の流年十二宮の位置一覧で順を追って説明しています。2028年は未の宮を申の宮に置き換えれば、同じ手順で読めます。

戊申年の来因宮はどこか

来因宮は生まれ年の十干だけで決まり、命盤で宮干が生まれ年の十干と同じになるマスのことです。戊年生まれの人は、来因宮がみな午の宮にあります。ですから「戊申年の来因宮」が1968年(戊申年)生まれの人のことなら、答えは午の宮です。午の宮があなたのどの宮にあたるかは、命宮の位置によって決まります。

区別しておきたいのは、2028年という流年が、だれの来因宮も変えないことです。来因宮は生まれ年で決まり、一生変わりません。2028年に変わるのは、流年の四化と流年命宮です。来因宮は後の流派がまとめた考え方で、『全書』の説ではありません。読むときは「このことは、あなたにとって特に大切ですか」という問いかけとして受け取ってください。

戊年生まれの人:四化が同じ星に重なる

1968年、1978年、1988年、1998年、2008年、2018年生まれの人は、生まれ年も戊年なので、生年四化が2028年の流年四化とまったく同じになります。新暦の1月や2月に生まれた人は、旧暦の年で判断してください。誕生日がその年の旧暦元日より前なら前の年(丁年)にあたり、四化も変わります。

この場合、同じ星が二度点灯します。生年の貪狼化禄に流年の貪狼化禄が重なれば、その宮のことは順調さがさらに増します。生年の天機化忌に流年の天機化忌が重なれば、その宮のことはこの年、少し多めの忍耐が必要です。二層の四化が重なった場所は特に実感しやすいので、注意して見ておく価値はありますが、何かが起こるという意味ではありません。

よくある質問

2028年の四化は何ですか?

2028年は戊申年で、戊年の四化は貪狼化禄、太陰化権、右弼化科、天機化忌です(星格は『全書』巻二の版を採っていて、戊年の化科を太陽星とする流派もあります)。これらの星はだれの命盤にもあり、あなたのどの宮に入るかを見ると、この年どこが順調で、どこに心を配るとよいかがわかります。

紫微斗数の2028年はいつから始まりますか?

旧暦の元日、つまり新暦の2028年1月27日からです。2028年1月1日から1月26日までは、紫微斗数ではまだ丁未年で、2027年の四化を使います。

戊申年の来因宮はどこですか?

来因宮は生まれ年の十干だけで決まります。戊年生まれの人の来因宮は午の宮で、1968年(戊申年)生まれの人も午の宮です。午の宮が本来の命盤のどの宮にあたるかは命宮の位置しだいで、2028年の流年がだれかの来因宮を変えることはありません。

2028年の天機化忌では何に気をつければいいですか?

天機化忌のポイントは、考えすぎることと、計画を何度も変えてしまうことです。天機星があなたのどの宮にあるかを見れば、どんなことで同じ考えを繰り返しやすいかがわかります。動かせないことをいくつか先に決め、ほかは七分くらいでよしとするほうが、毎回すべてを考え直すより楽です。

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この記事は一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わります。命盤を出して見るのがいちばん確かです。

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