胎とは?
目次
命盤を出して詳細表示で胎を見てみましょう
胎(たい)は長生十二神の11番目で、絶のあとに続きます。古い一周が途切れ、新しい一周が内側で形になりはじめる段階が胎です。命盤で胎のある宮のことは、まだ準備中で、考えの多くが形になっていません。少し時間をかけ、早く広げすぎないのがこつです。子どもや妊娠とは関係なく、表しているのは物事が育まれている途中のリズムです。胎が自分のどの宮にあるかを知るには、まず命盤を作ってみてください。
胎の配置の出し方
まず五行局で長生を見つけ、陰陽と男女の向きに10マス進めたところが胎です。言いかえると、胎は長生から2マス戻ったところにあります。
| 五行局 | 順(陽年の男性・陰年の女性) | 逆(陰年の男性・陽年の女性) |
|---|---|---|
| 水二局・土五局 | 午 | 戌 |
| 木三局 | 酉 | 丑 |
| 金四局 | 卯 | 未 |
| 火六局 | 子 | 辰 |
『紫微斗数全書』巻二は配置法を挙げているだけで、原文は「男命は順に数え、女命は逆に数う」です。星格は陰陽と男女で向きを決めるので、陰年生まれの人は原文と向きが逆になります。『全書』は胎のマスを1つずつ解説してはいません。
胎の意味:まず心の中で育つ
墓・絶・胎・養は、学堂でいう「休眠」の段階です。絶で古いものが途切れ、胎で新しい始まりが内側で形になり、養で手をかけられて育ち、最後に長生へ戻って芽を出します。
胎のある宮では、考えはたくさんあるのに、まだうまく言葉にならないことがよくあります。計画はぼんやりした形があっても、まだ人に見せる段階ではありません。早く広げすぎると、誰かのひとことで崩れてしまいがちです。まず小さく試してみるか、書き出して少しずつ直し、輪郭がはっきりしてから表に出すほうがうまくいきます。
主な宮での読み方
- 命宮:頭の中に新しいアイデアがよく浮かび、やることより考えることのほうが多い人です。ひとつ選んで小さく試し、少しずつ形にしていきましょう。
- 財帛宮:お金の流れはまだ準備中で、やってみたい副業やお金の使い道が決まっていないことがよくあります。まず調べて少額で試し、急いで全部をつぎこまないことです。
- 官禄宮:仕事の方向はまだ形になる途中で、転職や学び直しの準備をしているのかもしれません。この準備期間そのものが、積み重ねになっています。
- 夫妻宮:関係がはっきりしないまま、少しずつ確かめる段階が長めに続きやすいです。気持ちがまだまとまらないうちは、関係に急いで名前をつけなくて大丈夫です。
- 疾厄宮:気持ちの調子を戻すのに時間が必要です。誰にも邪魔されない静かな時間を自分にあげてください。
本命の1組だけで、流年では入れ替わらない
星格の命盤の長生十二神は本命の1組だけで、一生動きません。流年に切り替えたときに流年版になるのは将前十二神と歳前十二神です。流年の命宮が本命の胎のマスに来れば、その年のテーマはまだ準備中の場所に置かれ、計画や準備に向いていて、急いで成果を出す必要はありません。配置法の全体は長生十二神の総覧をご覧ください。
よくある質問
長生十二神の胎とはどういう意味ですか?
胎は長生十二神の11番目で、物事がまだ準備中で、考えが形になっていない段階です。少し時間をかけ、まず小さく試し、輪郭がはっきりしてから広げるとうまくいきます。
子女宮に胎があると、子どもができるという意味ですか?
そういう意味ではありません。長生十二神の胎は物事が育まれている途中のリズムを表すもので、妊娠や出産のことではありません。子女宮のことは主星と四化で見て、胎は「この宮は歩みがゆっくり」とひとこと添えるだけです。
胎が命宮にあるのは良いことですか?
長生十二神に良し悪しはありません。胎が命宮にあると、考えが多く、まだ方向を探している人だと読みます。伸びしろが大きいのが長所で、気をつけたいのは考えを頭の中にとどめたままにしないことです。ひとつ選んで手を動かしてみましょう。
ほかの長生十二神
ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。
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