十二運「建禄」とは(四柱推命)
建禄は初めて正式な役職についた大人です。力が備わり、自分の足でしっかり立てます。
目次
「建禄」とは
建禄は、大人が社会に出て自分の役職と給料を得る段階で、力は十分にあり、ひとりで物事を進められます。この位置は「禄」とも呼ばれ、日干がここにあると自分の食いぶちを持っているようなもので、十二運の中でもとても安定した段階です。中国の伝統では「臨官」と呼びます。
日干ごとの位置
甲は寅、乙は卯、丙は巳、丁は午、戊は巳、己は午、庚は申、辛は酉、壬は亥、癸は子で建禄になります。
日支が建禄のとき
日干が日支で建禄になる日は、伝統的に「専禄」と呼ばれます。自立していて現実的、自分の腕で食べていくタイプで、人の後ろ盾をあまり必要としないと言われます。堅実で、言ったことはやり、プレッシャーにも比較的強いほうです。気をつけたいのは、自分を信じすぎて何でもひとりで抱えたり、人のやり方にいらだったりするところです。少し任せるだけで、ぐっと楽になります。
年柱・月柱・時柱にあるとき
年柱にあると、家庭環境や家風が安定した土台になり、早くから自立のチャンスがあったと読みます。月柱にあると、月令そのものが日干の禄になり、伝統的に「建禄格」と呼ばれます。専門性と経験を積み、仕事で自分の居場所を切り開くスタイルが合います。時柱にあると、晩年も自分の収入と生活のリズムを持ち、子どもも自立しやすいと伝統的に読みます。
ひとことアドバイス
建禄の人はひとりで背負うことに慣れています。力は使うためのもので、誰もいらないと証明するためのものではないと覚えておいてください。
よくある質問
建禄が「禄」と呼ばれるのはなぜですか?
昔の役人は「俸禄」を受け取っていたので、この段階は日干の「禄」と呼ばれるようになりました。甲の禄は寅、庚の禄は申という具合です。中国の伝統では「臨官」、四柱推命では「建禄」と呼び、同じものを指します。
日支で建禄になる日柱はどれですか?
六十干支のうち、甲寅、乙卯、庚申、辛酉の4つです。天干と地支が同じ五行なので、日干が自分の根の上に座っている形になり、力がまとまっています。
建禄があれば必ず身強ですか?
必ずではありません。建禄は日干がその支で良い状態にあることを表し、日支や月支にあれば多くの場合しっかりした根になります。ただ、身強か身弱かは命式全体で決まるので、ほかの字の多くが日干を剋したり洩らしたりしていれば、建禄ひとつでやっと支えている程度ということもあります。
十二運
四柱推命は日干と通変星、紫微斗数は命宮の主星が中心です。紫微斗数の命盤も出して見比べてみましょう。
ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。
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