十二運「衰」とは(四柱推命)
衰は働き盛りを過ぎた人です。勢いは少し落ちても経験はいちばん厚く、物事に落ち着いて取り組めます。
目次
「衰」とは
衰は頂点を過ぎ、中年の後半に入った段階です。以前ほどの勢いはありませんが、判断力と経験はちょうど充実しています。力は外へ攻める形から内を守る形へと収まりはじめ、成熟して加減を知る段階です。
日干ごとの位置
甲は辰、乙は丑、丙は未、丁は辰、戊は未、己は辰、庚は戌、辛は未、壬は丑、癸は戌で衰になります。
日支が衰のとき
日干が日支で衰になる人は、落ち着いていて慎重、加減をわきまえていると言われます。無理に攻めることは好みませんが、任されたことはめったに失敗しません。年齢のわりに物事を大人の目で見て、余地を残すことを知っています。気をつけたいのは、考えすぎて動くのが遅れ、タイミングを逃しやすいところです。「ここまで考えたら動く」という区切りを決めておきましょう。
年柱・月柱・時柱にあるとき
年柱にあると、保守的または倹約家の家庭で、早くから慎重さを身につけたと読みます。月柱にあると、安定していて経験が生きる分野が合い、守りと仕上げが得意です。時柱にあると、晩年は暮らしのペースがゆるやかになり、静けさとなじみの人や物を好むと伝統的に読みます。
ひとことアドバイス
衰の強みは、先を見通し、守り抜けることです。経験を書き残して人に教えることが、いちばんの生かし方になります。
よくある質問
衰は運が悪くなるという意味ですか?
いいえ。衰は、その支で日干の力が頂点から少し下がっていることを表すだけで、運の良し悪しではありません。堅実に長く物事を育てていく人には、日干が衰にある人も多くいます。
日支で衰になる日柱はどれですか?
六十干支のうち、甲辰、庚戌、乙丑、辛未の4つで、どれも辰、戌、丑、未の土の支に座っています。これらの支には日干と同じ五行か印星が蔵されているので、名前ほど力は弱くありません。
衰と病、「死」はどう違いますか?
三つとも力が収まっていく段階です。衰は頂点を過ぎたばかりでまだ余力があり、病は力がはっきり落ちて自分をいたわる段階、「死」は完全に静まった段階です。名前は重く聞こえますが、どれもエネルギーの強弱のことで、体や寿命のことではありません。
十二運
四柱推命は日干と通変星、紫微斗数は命宮の主星が中心です。紫微斗数の命盤も出して見比べてみましょう。
ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。
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