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紫微斗数の流派とは?

目次

紫微斗数の流派は、大きく二つの道に分かれます。ひとつは星を中心に読む道で、どの星がどのマスにあるか、明るさ、三方四正、格局を見ます。これを三合派と言います。もうひとつは四化を中心に読む道で、各マスの宮干から出る化禄・化権・化科・化忌がどこへ飛ぶかを見ます。これを飛星派、または四化派と言います。同じ命盤でも、二つの流派では読みの重点がよく変わりますし、四化表そのものにもいくつかの版があります。ですから説明が食い違っても、多くは基準のちがいで、どちらかがまちがえているとは限りません。

まず要点:

  • 三合派:星を読みます。『紫微斗数全書』の星の性質、廟旺、格局に、三方四正を加えて見ます。
  • 飛星派・四化派:四化を読みます。宮干の四化がどこへ飛ぶか、生年四化がどこにあるか、来因宮など。
  • 四化表には版のちがいがある:いちばん多いのは壬年の化科で、『全書』は天府星、よく見かける別の版は左輔星です。
  • 星格の基準:『全書』と三合派を土台にし、生年四化もあわせて読み、飛化はお金やタイミングの質問に使います。

二つの道のちがい

三合派飛星派・四化派
おもに見るもの星、明るさ、格局禄・権・科・忌がどこへ飛ぶか
よりどころおもに『全書』後の流派の整理
得意なこと性格、一生の基調物事の流れ、タイミング
よく使う言葉三方四正、廟旺、格局飛星、自化、来因宮、禄随忌走

二つは対立するものではありません。多くの命理家は両方を使い、どちらを主にするかがちがうだけです。三合派は「このマスにどんな星がいるか」を問い、飛星派はさらに「このマスの思いは最後にどこへ流れるか」を問います。

四化表の版

十干はそれぞれ4つの星を化します。表の大部分は流派を問わず同じで、ちがいは戊・庚・壬の3つの十干に集まっています。

十干『全書』流派によるちがい
壬天梁星が禄、紫微星が権、天府星が科、武曲星が忌化科を左輔星とする版がいちばん多い
庚太陽星が禄、武曲星が権、太陰星が科、天同星が忌科と忌にいくつかの版がある(天府星を化科とするなど)
戊貪狼星が禄、太陰星が権、右弼星が科、天機星が忌化科の星に異説がある

壬年・庚年生まれの人は、とくにこの問題に出会います。同じ命盤でも、ソフトや先生によって化科のマスが変わることがあるからです。星格は『全書』どおり(壬年は天府星が化科)で、命盤にもそう表示しています。よそで左輔星の化科を見かけたら、もう一方の版を使っているということです。

四化の五行も同じです。『全書』巻二では化禄は土、化権は木、化科は水、化忌は水とされていますが、禄は木、権は火、科は金、忌は水とする先生もいます。どちらも使われているので、読む前にどちらの基準かを確かめると安心です。

同じことを、二通りに読む

空宮:三合派は向かいのマスの主星を借りて読みます(空宮を参照)。飛星派の中には、空宮に文昌星・文曲星・左輔星・右弼星・禄存星があれば完全な空ではないので、まずこれらの星で読むという人もいれば、そのマスの宮干がどこへ飛ぶかを見る人もいます。星格の宮の読み解きは向かいのマスから借りて読み、これらの星があるときは「まずこれらの星を見る」と一言添えています。

お金はどこから来るか:三合派は財帛宮にある星を見ます(武曲星なら働いた分の正財、太陰星ならこつこつ貯めるお金)。飛星派は、生年の化禄がどのマスに入るか(資源のありか)を見て、さらに財帛宮の宮干から出る化忌がどこに入るかを見ます。命宮・財帛宮・官禄宮・疾厄宮・田宅宮・福徳宮に入れば、お金は自分の側に残りやすく、兄弟宮・夫妻宮・子女宮・遷移宮・奴僕宮・父母宮に入れば、人のために使いやすいと読みます。

いちばん大事にしていること:三合派は命宮と身宮の星を見ます。飛星派は生年四化を見ます。化禄は求めなくても手に入る資源、化権は頑張りたいこと、化科は助けのありか、化忌はいちばん手放しにくいところです。命盤ページの「この人生の四つの答え」は、この読み方を使っています。

星格の基準

  • 命盤の作り方:『全書』どおりです。戊年は右弼星が化科、庚年は太陰星が化科、壬年は天府星が化科で、廟旺表も『全書』に従います。くわしくは命盤の作り方へ。
  • 宮の読み解き:三合派を土台に、マスごとに『全書』と照らして書いています。
  • 生年四化:すべてのマスで読み、命盤ページの四つの問いのカードにもしています。
  • 飛化:お金、仕事、タイミング(財福線、お金の行き先)に使い、命書では「禄随忌走」もたどります。

説明が食い違ったら

  1. まず四化表を確かめる:壬年・庚年にどの版を使っているかで、化科や化忌のマスがそもそも変わります。
  2. 次に、星を読んでいるのか四化を読んでいるのかを見る:三合派は性格の基調、四化は物事の流れを語ります。二つの答えは両立することが多いです。
  3. 自分の経験に戻る:命理家の読みはどれも傾向です。自分に近いと感じるほうを、もう少し深く読んでみてください。

よくある質問

紫微斗数にはどんな流派がありますか?

よく使われる分け方は二つの道です。星と格局を中心にする三合派と、宮干の四化を中心にする飛星派(四化派とも言います)。それぞれの門派で四化表や見方が少しずつちがいますが、多くはこの二つのどちらかに属します。

三合派と飛星派、どちらが当たりますか?

決まった答えはありません。三合派は性格や一生の基調を描くのが得意で、飛星派は物事の流れやタイミングを追うのが得意です。多くの命理家は両方を、割合を変えて使っています。

サイトによって化科の位置がちがうのはなぜ?

いちばん多い理由は壬年の化科の版のちがいです。『全書』は天府星、よく見かける別の版は左輔星です。戊年・庚年の四化にもいくつかの版があります。まず生まれ年の十干を確かめ、それぞれがどの版を使っているかを見てください。

星格はどの流派ですか?

星格は『紫微斗数全書』と三合派を土台にしています。命盤の作り方、廟旺、四化表はすべて『全書』に従います。生年四化はすべてのマスで読み、飛化はお金・仕事・タイミングの質問に使っています。

四化の五行は何ですか?

『全書』巻二では、化禄は土、化権は木、化科は水、化忌は水です。禄は木、権は火、科は金、忌は水とする配当もよく使われています。

来因宮はどの流派の考え方ですか?

来因宮は宮干の四化を重んじる流派の考え方で、『全書』にはありません。生年四化を来因宮から飛び出した四化と見て、この人生で心が動き出すところと読みます。

ほかの基本用語

命盤身宮空宮三方四正対宮夾宮来因宮五行局命主・身主輝度飛星自化大限流年小限流月・斗君長生十二神殺破狼紫府廉武相時辰紫微斗数と四柱推命
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ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。

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