大耗とは?
目次
命盤を出して詳細表示で大耗を見てみましょう
大耗(だいもう)は博士十二神の10番目です。表しているのは流出で、ものや気力が入るより速く出ていきやすいことです。小耗のこまごました消耗とは違い、大耗はもっと大きな出費や流出の話なので、手を出す前によく考えましょう。命盤には歳前十二神にも同じ名前の大耗がありますが、この記事は博士の組の大耗の話です。大耗が自分のどの宮にあるかを見るには、まず命盤を作ってみてください。
大耗の配置の出し方
博士十二神は禄存星(ろくぞんせい)のマスに博士を置き、順に数えて10番目が大耗です。陽年生まれの男性と陰年生まれの女性は順に並べるので、大耗は禄存星から9つ先のマスに入ります。陰年生まれの男性と陽年生まれの女性は逆に並べるので、大耗は禄存星から9つ手前のマスに入ります。
大耗の対宮はいつも小耗で、大と小が1本の線をはさんで向かい合います。三方では力士と奏書に出会います。
古書の言葉と、今の読み方
『紫微斗数全書』巻二「安十二宮太歳殺禄訣」は、まず順番を挙げるところで「天耗・伏兵、宮府に至る」と書いていて、天耗が大耗のことです。同じ篇の歌訣は続けて「病符は疾を帯び、耗は祖を退く」とし、巻二で各星の五行を挙げた箇所ではもっとはっきり書いています。
大小耗は火に属す。小耗は銭財、大耗は祖を退く。
「祖を退く」は昔の言い方で、先祖から受け継いだ家業を守りきれず、外へ出ていくことを指します。今の暮らしに置き換えると、星格は大耗を、この宮では大きく出ていきやすいと読みます。お金も時間も気力も、出ていくときはまとまって出ていきます。守りきれないという意味ではなく、この宮で大きな決断をする前に、ひと晩おいてから決めよう、という合図です。
主な宮での読み方
- 命宮:物事に惜しまず力を注ぎ、人にも気前がいい人です。注ぎこむ前に、それで返ってくるものが本当に自分の望むものか、自分に聞いてみましょう。
- 財帛宮:大きな出費が一度に出ていきやすいタイプです。たとえば車の買い替え、内装工事、勢いで決めたお金の使い道です。大きな出費は予算を立て、頭を冷やす期間を自分にあげましょう。
- 官禄宮:仕事で一度に多くの資源を注ぎこんだり、手のかかる大きな案件をよく任されたりします。まずコストを見積もってから、どこまで引き受けるかを決めましょう。
- 夫妻宮:関係のためにたくさん尽くし、お金も気持ちも注ぎます。尽くすだけでなく自分の必要にも目を向けると、2人は長く歩めます。
- 疾厄宮:気力が一気に尽きやすく、ひと区切りつくと電池が切れたようになりがちです。大きなプロジェクトの途中に休みを入れ、もう無理というところまで待たないようにしましょう。
歳前の大耗と区別する
命盤には大耗が2つあります。博士の大耗は生まれ年の禄存星について一生同じ宮にいて、あなたがもともとこの宮で大きく出ていきやすいことを表します。歳前の大耗は太歳について毎年1マスずつ動き、今年はどの宮で出費や交際費が一気に増えやすいかを表します。一方は本命を、一方は今年を見ます。
本命と流年
博士の大耗は本命のもので、星格の命盤では流年で入れ替わりません。流年で入れ替わるのは歳前十二神と将前十二神です。もし流年の歳前の大耗がちょうどこの宮にも入ったら、その年はこの宮の大きな出費について、いっそう一歩先まで考える価値があります。
よくある質問
博士十二神の大耗は何を表しますか?
大耗は博士十二神の10番目で、『全書』は天耗と書いて祖を退くとしています。星格は、この宮のものや気力は入るより速く出ていきやすいので、手を出す前によく考えればよい、と読みます。
大耗が財帛宮にあると、お金を守れないのですか?
博士十二神の力はとても軽く、財帛宮の大耗は、大きな出費が一度に出ていきやすい、という程度のものです。先に予算を立て、大きな出費はひと晩おいてから決めれば、うまくつきあえます。貯める力の土台は、やはり財帛宮の主星と四化で見ます。
大耗と小耗はどう違いますか?
小耗はこまごました小さな漏れ、大耗はもっと大きな流出です。博士十二神の中で2つはいつも対宮で向かい合っていて、一方は小銭に、一方は大きなお金に気をつけるよう合図しています。
ほかの博士十二神
ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。
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