大耗とは?
目次
命盤を出して詳細表示で大耗を見てみましょう
スマホの買い替え、車の修理、結婚式のご祝儀が1か月に3回。年によっては、出費が少しずつ漏れるのではなく、一気に押し寄せてきます。命盤は、こうした「入るより出るほうが速い」時期を大耗(だいもう)で知らせます。命盤の大耗はひとつではなく、この記事で扱うのは歳前十二神の、流年について動くほうです。今年の大耗がどの宮にあるかは、まず命盤を作ってみてください。
歳前の大耗とは:7番目、太歳の対宮
大耗は歳前十二神の7番目で、歳建から順に6つ先、ちょうど太歳の対宮にあります。子の年は午、丑の年は未、という具合で、2027年の丁未年は丑の宮にあります。
太歳の真向かいにあるため、王亭之の中州派の書『談星』はこの位置を「歳破」と書き、通書(暦本)の十二太歳の7番目も歳破と呼びます。命盤設定で中州派を選ぶと、この宮の表記は歳破になりますが、指しているのは同じ神です。
流年では、歳建が流年の命宮にあり、その対宮は流年の遷移宮です。遠出、移動、外向きの出費が、大耗の年にいちばん支出の集まりやすいところです。大耗は喪門、弔客と同じ三合の組でもあります。
『紫微斗数全書』巻二が扱う大耗・小耗は博士の組のもので、歳前のこの神については一つずつの解説がありません。
歳前の大耗の意味
出費や交際費が一気に増えやすい時期です。大きな出費はひと晩おいてから、必要かどうかを決めましょう。大耗はお金がなくなると言っているのではありません。その年はお金や気力を使うことがあり、しかもまとめてやってきやすい、ということです。予備のお金を先に取っておけば、来たときにあわてずにすみます。
おもな宮での大耗
- 命宮:今年はやりたいことが多く、お金も力も惜しまず使いがちです。いちばんやりたいことを3つに絞りましょう。
- 財帛宮:大きな出費がこの一年に集まりやすくなります。買う前に3か所で比べ、分割にする前に総額を計算しておきます。
- 官禄宮:仕事にかける時間と費用が増えます。学び直しや機材の入れ替えもここに入ります。見返りを確かめてから上乗せしましょう。
- 夫妻宮:旅行、引っ越し、結婚式など、二人の大きな出費があります。一緒に予算を書き出しましょう。
- 遷移宮:外出、旅行、よその土地での出費が多くなります。予定は早めに予約し、キャンセル規定をよく読んでおきます。
- 田宅宮:リフォームや家電の買い替えなど、住まいと家庭の大きな出費がこの年に重なりやすくなります。
命盤にある3種類の大耗
- 博士十二神の大耗:禄存星から並び、本命では動きません。その宮がもともと物や気力を失いやすいことを表します。
- 歳前十二神の大耗:この記事の神で、太歳の対宮にあり、毎年位置が変わります。
- 中州派の雑曜・大耗:中州派を選ぶと命盤に大耗がもうひとつ増えます。生まれ年の十二支の対宮から、さらに隣へひとつずらした位置に置かれ、歳前のこの神とは同じ宮になりません。
同じ宮に博士と歳前の2つの大耗がそろったときは、星格は流年のひと言だけを書きます。
本命と流年の分け方
本命の命盤の歳前の大耗は生まれ年の十二支で並べたもので、生まれ年の十二支の対宮にあります。星格は背景として扱い、別に読みません。読むのは流年の大耗です。旧暦の正月一日が来るたびに太歳について一宮ずつ移り、命盤を流年に切り替えると確かめられます。
よくある質問
歳前の大耗とはどういう意味ですか?
歳前の大耗は歳前十二神の7番目で、いつも太歳の対宮にあり、出費や交際費が一気に増えやすいことを表します。予備のお金を取っておき、大きな出費はよく考えるよう知らせるひと言で、何かを失うという予告ではありません。
大耗と歳破は同じですか?
同じ神です。歳前十二神の7番目は太歳の対宮にあり、一般には大耗と書き、中州派では歳破と書きます。
2027年の大耗はどの宮にありますか?
2027年の丁未年は太歳が未にあり、歳前の大耗はその対宮の丑の宮にあります。あなたの命盤の丑の宮がどの宮にあたるか、その宮のことが2027年に出費の集まりやすいところです。
ほかの歳前十二神
ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。
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