官符とは?
目次
命盤を出して詳細表示で官符を見てみましょう
契約書に一行足りない、口約束を書き残さなかった、グループのひと言が誤解された。こうした「言葉が足りなかった」面倒を、命盤は官符(かんぷ)で知らせます。名前に「官」の字があり、昔の人が思い浮かべたのは役所や争いごとでした。今の暮らしに置き換えると、たいていは書類、規則、契約、やりとりのことです。今年の官符がどの宮にあるかは、まず命盤を作ってみてください。
官符とは:歳前十二神の5番目
官符は歳前十二神の5番目で、歳建から順に4つ先の宮にあります。『紫微斗数全書』巻二の「安喪門白虎弔客官府四飛星訣」にはこうあります。
流年太歳前二位是喪門、後二位是弔客、喪門対照安白虎、弔客対照安官府(流年の太歳から二つ先が喪門、二つ手前が弔客。喪門の対宮に白虎を、弔客の対宮に官府を置く)
太歳の2つ手前が弔客で、弔客の対宮がこの神の位置です。『全書』はここで「官府」と書いていますが、今の命盤ソフトは「官符」と書いて、博士の組の官府と区別しています。子の年は辰、丑の年は巳、という具合で、2027年の丁未年は亥の宮にあります。
『全書』巻一の「増補太微賦」には次の一句があります。
為人好訟蓋因太歳遇官符(人となりが訴えを好むのは、太歳が官符に出会うためである)
昔の人は、太歳が官符に出会う人は争いごとを好むと言いました。今の言葉にすると、その年は誰が正しいかをめぐって人と張り合いやすく、強い言葉を一度口にすると引っこめにくい、ということです。
流年では、官符はいつも流年の官禄宮にある
歳建は流年の命宮にあり、そこから順に4つ数えるとちょうど流年の官禄宮です。仕事の規則、契約、評価、手続きが、官符のいちばんよく出てくる場所です。官符は歳建、白虎と同じ三合の組でもあり、太歳との関係が近い神です。
官符の意味
言葉やルールをめぐる行き違いに出会いやすい時期です。書面にして、言葉をはっきりさせましょう。官符は何かに巻きこまれると言っているのではありません。その宮のことでは、口約束を文字にし、ルールを先によく読み、感情が高ぶったら少し間を置いてから返事をするよう知らせているだけです。
おもな宮での官符
- 命宮:今年は言葉が率直になりやすく、言葉尻をとらえられやすくなります。大事なことは下書きをしてから伝えましょう。
- 財帛宮:お金のことで帳簿や契約の食い違いが起きやすくなります。領収書や振り込みの記録を残しておきます。
- 官禄宮:規則や手続きが多く、報告書、決裁、契約は細かく読む必要があります。疑問があればその場で確かめましょう。
- 夫妻宮:二人で筋道を言い合ってけんかになりやすくなります。まず相手の話を最後まで聞いてから、自分の考えを話しましょう。
- 遷移宮:外出先のルールは先に調べておきます。ビザ、レンタカー、キャンセル規定をよく読みましょう。
- 田宅宮:賃貸契約、住まいの書類、マンションの規約などは、署名する前に読み終えておきます。
博士十二神の官府とは別もの
博士十二神の12番目は官府といい、禄存星から並び、一生動きません。その宮がもともとルールや言い争いに関わりやすいことを表します。歳前の官符は太歳について毎年位置が変わり、その年の注意のひと言を表します。意味は近いので、同じ宮でふたつが重なったときは、星格は流年のひと言だけを書きます。『全書』巻二が星ごとに五行を当てる箇所でも、「官府主官符」(官府は官符をつかさどる)と書く一方で、官符を別に火の性として挙げていて、二つは別の神として扱われています。
本命と流年の分け方
本命の命盤の官符は生まれ年の十二支で並べたもので、星格は背景として扱い、別に読みません。読むのは流年の官符です。旧暦の正月一日が来るたびに、太歳について一宮ずつ移ります。命盤を流年に切り替えると確かめられます。
よくある質問
紫微斗数で官符は何を表しますか?
官符は歳前十二神の5番目で、太歳から順に4つ先の宮にあり、言葉やルールをめぐる行き違いを表します。星格は、書類をよく読み、約束を書き残し、言葉をはっきりさせるよう知らせるひと言として読みます。
官符と官府はどう違いますか?
官府は博士十二神のひとつで、禄存星から並び、本命では動きません。官符は歳前十二神のひとつで、太歳について毎年位置が変わります。『全書』は四飛星を並べるところで官府と書いていますが、今の命盤では区別のために官符と書きます。
2027年の官符はどの宮にありますか?
2027年の丁未年は、官符が亥の宮にあります。あなたの命盤の亥の宮がどの宮にあたるか、その宮のことが2027年に書類とやりとりに気を配りたいところです。
ほかの歳前十二神
ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。
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