病符とは?
目次
命盤を出して詳細表示で病符を見てみましょう
1週間残業が続き、週末に横になったら起き上がれない。予定を詰めこみすぎて、ある日突然何もしたくなくなる。病符(びょうふ)が表すのは、こうした「電池切れ」の状態です。名前に「病」の字がありますが、言っているのは気力とリズムのことで、何かの病気になるという話ではありません。命盤には病符が2つあり、この記事で扱うのは歳前十二神の、流年について動くほうです。今年の病符がどの宮にあるかは、まず命盤を作ってみてください。
歳前の病符とは:12番目
病符は歳前十二神の最後で、歳建から順に11番目の宮、つまり太歳のひとつ手前にあります。その次の宮はまた歳建に戻り、ひと回りが終わります。ひとつ前は弔客です。子の年は亥、丑の年は子、という具合で、2027年の丁未年は午の宮にあります。
流年では、歳建が流年の命宮にあり、病符は流年の兄弟宮にあります。きょうだい、同世代の人、仕事の仲間が、病符の年の疲れと一緒に出てくることがよくあります。用事が舞いこんで、分担を求められるのです。病符は貫索、竜徳と同じ三合の組でもあります。
『紫微斗数全書』巻一の「太微賦」は流年について「羊陀憑太歳以引行」(擎羊・陀羅は太歳によって動きを引き出す)と述べ、続けて病符と官符の名を一緒に挙げています。この2つは、その年の擎羊星と陀羅星と合わせて見るもの、という意味です。『全書』巻二で各星の五行と主るものを挙げた段に出てくる病符は博士のほうで、歳前のこの神については一つずつの解説がありません。『三命通会』にも病符があり、「取太歳後一辰」(太歳のひとつ手前を取る)としていて、位置はここと同じです。
歳前の病符の意味
気力を使いすぎやすく、疲れると体も一緒に重く感じる時期です。睡眠と休息を予定より先に入れましょう。病符が言っているのは「まず休んで、それから全力で」ということです。その宮のことにどれだけ熱が入っていても、電池は残しておきましょう。たまった疲れは判断を遅くし、気を短くします。
おもな宮での病符
- 命宮:今年は電池が足りないと感じやすくなります。毎日、何も予定を入れない時間を少し取っておきましょう。
- 財帛宮:稼ぐために自分をすり減らしやすくなります。時給を計算してみて、休みを小さなお金と引き換えにしないようにしましょう。
- 官禄宮:仕事の量が多くなりすぎやすくなります。夜更かしして終わらせるより、上司と優先順位を話し合うほうが役に立ちます。
- 夫妻宮:二人とも疲れているときは、余裕がなくなりがちです。理屈を言い合うより、一緒に休みを取るほうが効きます。
- 兄弟宮:同世代の人や仕事仲間のことが、あなたのところに回ってきやすくなります。分担できるところは分担しましょう。
- 疾厄宮:生活リズムと睡眠がいちばん大事です。決まった時間に寝て、決まった時間に起きて、まずリズムを取り戻しましょう。
博士十二神の病符とは別もの
博士十二神の9番目も病符といい、禄存星から並び、一生動きません。その宮がもともと疲れやすく、やる気が出にくいことを表します。歳前の病符は太歳について毎年位置が変わり、その年の注意のひと言を表します。2つは意味が近いので、同じ宮で重なったときは、星格は流年のひと言だけを書きます。
本命と流年の分け方
本命の命盤の歳前の病符は生まれ年の十二支で並べたもので、星格は背景として扱い、別に読みません。読むのは流年の病符です。旧暦の正月一日が来るたびに太歳について一宮ずつ移り、命盤を流年に切り替えると確かめられます。
よくある質問
歳前の病符とはどういう意味ですか?
歳前の病符は歳前十二神の最後の神で、太歳のひとつ手前にあり、気力を使いすぎやすく、多めの休息が必要なことを表します。名前に「病」とありますが、星格は生活リズムとペースへの注意として読んでいて、病気になるという意味ではありません。
命盤に病符が2つあります。どちらを見ればいいですか?
博士十二神の病符は本命を見るもので、一生動きません。歳前十二神の病符は流年を見るもので、毎年位置が変わります。2つが同じ宮にあるときは、星格は流年のひと言だけを読みます。
2027年の病符はどの宮にありますか?
2027年の丁未年は太歳が未にあり、歳前の病符はそのひとつ手前の午の宮にあります。あなたの命盤の午の宮がどの宮にあたるか、その宮のことが2027年にいちばん電池を残しておきたいところです。
ほかの歳前十二神
ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。
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