力士とは?
目次
命盤を出して詳細表示で力士を見てみましょう
力士(りきし)は博士十二神の2番目で、博士のすぐ次のマスに並びます。表しているのは、持ちこたえられること、決められることです。この宮のことはあなたが引き受けられて、決めることもできます。覚えておきたいのは、力は物事を進めるために使い、人を押さえつけるためには使わない、ということです。力士が自分のどの宮にあるかを見るには、まず命盤を作ってみてください。
力士の配置の出し方
博士十二神は禄存星(ろくぞんせい)のマスに博士を置いて始めます。陽年生まれの男性と陰年生まれの女性は順に並べるので、力士は禄存星のひとつ先のマスに入ります。陰年生まれの男性と陽年生まれの女性は逆に並べるので、力士は禄存星のひとつ手前のマスに入ります。
禄存星のひとつ先はいつも擎羊星(けいようせい)、ひとつ手前はいつも陀羅星(だらせい)です。ですから力士は、擎羊星と同宮するか、陀羅星と同宮するかのどちらかです。順なら擎羊星と、逆なら陀羅星と出会います。力士の対宮はいつも喜神で、三方では奏書と大耗に出会います。
古書の言葉と、今の読み方
『紫微斗数全書』巻二「安十二宮太歳殺禄訣」の歌訣は「博士は聡明、力士は権」とし、巻二で各星の五行を挙げた箇所にもこうあります。
力士は火に属し、権勢を主る。
「太微賦」は「力士・将軍、青竜と同じくすれば、其の権勢を顕す」として、力士を将軍や青竜と並べ、権勢を表に出せる組み合わせと見ています。
今の暮らしに置き換えると、星格は力士を、この宮のことはあなたが決められると読みます。周りの人は何かあるとあなたがどう決めるかを見ますし、あなた自身も責任を引き受けるのが習慣になっています。擎羊星と同宮すると、この力は勢いが強くなり、動きが速く、言葉もまっすぐになります。陀羅星と同宮すると、黙って耐え、簡単には手放さない形になります。どちらも力で、違うのは使い方です。
主な宮での読み方
- 命宮:頼りになって主張がある、という印象を与え、物事を任されやすい人です。主導するのに慣れているぶん、ほかの人が力を出せる余地も残しておきましょう。
- 財帛宮:使うのも稼ぐのも自分で決めるのが習慣で、人に管理されるのはあまり好みません。大きな決断の前に信頼できる人の意見を聞いてみると、判断がもっと安定します。
- 官禄宮:責任を引き受け、決断できる立場に向いています。たとえばチームを率いる、プロジェクトを管理する、ひとりで任される仕事です。手にした権限は物事を進めるために使い、威厳を示すためには使わないことです。
- 夫妻宮:2人のあいだでどちらが決めるかが、よく話題になります。引き受けようとするのは長所です。そのうえで家のことはもっと一緒に話し合うと、相手が安心します。
- 疾厄宮:無理して踏んばるのが習慣で、疲れてもあまり口に出しません。持ちこたえられるのは力ですが、生活リズムと休みはやはり予定に組みこみましょう。
本命と流年
力士は本命のもので、生まれ年の禄存星について一生入れ替わりません。星格の命盤で流年に入れ替わるのは将前十二神と歳前十二神です。大限や流年が力士のある宮に来ると、その時期はその宮であなたが主導権を持ちやすく、先延ばしにしていたことを決めてしまうのに向いています。
よくある質問
紫微斗数で力士は何を表しますか?
力士は博士十二神の2番目で、『全書』は権勢を主るとしています。星格は、この宮のことはあなたが決められ、責任を引き受けられる、と読みます。力はとても軽いので、主星と四化と一緒に見てください。
力士が擎羊星と同宮するときは、どう読みますか?
順に並べる命盤では、力士はいつも擎羊星と同宮します。このとき、この宮の力は勢いが強く、動きも速くなります。思い切りがあるのが長所で、気をつけたいのは言葉が強くなりすぎないことです。逆に並べる命盤では陀羅星と同宮し、黙って耐える形になります。
力士と将軍はどう違いますか?
どちらも勢いに関わる神です。力士は持ちこたえて決めるほう、将軍は決断が早く威風があるほうです。古書の「太微賦」は力士・将軍・青竜を並べ、どれも権勢の話として語っています。
ほかの博士十二神
ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。
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