上司とうまくいく?紫微斗数で読む上司と部下の相性
あなたと上司の生年月日を入れると、相手があなたの命盤のどの宮に入るか、化禄と化忌がおたがいのどこへ飛ぶかがすぐにわかります。フォームは「上司」を選んであります。部下を持つ側なら「部下」に切り替えてください。
目次
上司のひと言「これ、もう少し考えてみて」。差し戻しなのか励ましなのか、午前中ずっと考えてしまう。上司の側にも悩みがあります。任せた仕事を部下はまじめにやってくれたのに、方向が少しだけずれている。紫微斗数で上司と部下の相性を見るときは、それぞれの命盤で「目上」と「下にいる人」を担当する宮を読み、ふたりの命宮と生年四化が相手のどの宮に入るかを見ます。
まず要点:
- 公式:部下は自分の父母宮(ふぼきゅう)と官禄宮(かんろくきゅう)、上司は自分の奴僕宮(ぬぼくきゅう、交友宮とも)を見ます。
- いちばん大事なサイン:上司の命宮があなたの父母宮に入ると、相手は自然に「目上」の位置に座り、その評価が重く響きます。
- 四化の飛び方:上司の化禄が入る宮は相手が自然にくれる助け、化忌が入る宮はいちばん気にかかるところです。
- 重み:命宮の入り方と四化の飛び方が主役で、宮の星は下地、四柱推命は参考程度です。
どの宮を見るのか、その理由
| だれが | 見る宮 | わかること |
|---|---|---|
| 部下 | 父母宮 | 目上への接し方 |
| 部下 | 官禄宮 | 仕事のしかた |
| 上司 | 奴僕宮 | 人の率い方 |
父母宮はもともと両親の宮で、広げると先生、目上、上司など自分より上にいる人すべてです。ある先生の見方では、直属の上司や恩師も父母宮に入り、この宮がよいと仕事で上司が力になってくれやすいとされます。『紫微斗数全書』は天梁星を「父母の主」と呼び、化気は「蔭」、上の人がかばってくれる力だとしています。父母宮で上司を読む理由のひとつです。
官禄宮は仕事そのもので、仕事の進め方や職場での立ち位置、つまりこの関係が仕事にどう表れるかを見ます。
奴僕宮は『全書』巻二での宮の名前で、昔は家の使用人や手下を見る宮でした。今で言えば部下やチームです。巻二の奴僕の章は星ごとに、下にいる人が「得力」か「欠力」かを書いていて、天府星なら「得力、一呼百諾」、ひと声かければ大勢が応えるとあります。ある先生はもっと率直で、奴僕宮は社員の宮だと言います。若いころ起業してよい人を見つけてもすぐ辞めてしまい、紫微斗数を学んでこの宮を見てようやく理由がわかったそうです。
ふたりの命盤をどう重ねて読むか
1つめは命宮の入り方です。 相手の命宮の十二支をあなたの命盤に置き、どの宮に入るかを見ます。上司があなたの父母宮に入るのが典型で、先生や目上のような相手です。兄弟宮なら肩を並べる仲間、官禄宮ならあなたの仕事と強く結びつく人です。
2つめは生年四化の飛び方です。 相手の生まれ年の化禄と化忌が、あなたのどの宮に入るかを見ます。化禄は相手が運んでくるよいもの、化忌はいちばん気にかかり、つまずきやすいところです。化権(押す力)と化科(よく言ってくれる力)もあわせて見ておくと役に立ちます。
計算で出した1組を見てみます。命宮が天機星の部下と、命宮に主星がなく太陽星を借りる上司です。
- 関係で見る宮:部下の父母宮は紫微星と貪狼星、官禄宮は天梁星。上司の奴僕宮は武曲星と天相星です。
- 命宮の入り方:上司の命宮は部下の父母宮に、部下の命宮は上司の兄弟宮に入ります。上司は部下を仲間と見て、部下は上司を目上と見ています。感じている距離がちがいます。
- 上司から部下へ:天機星の化禄と太陰星の化忌がどちらも部下の命宮に、天梁星の化権が官禄宮に、紫微星の化科が父母宮に入ります。
- 部下から上司へ:太陽星の化禄が上司の遷移宮に、武曲星の化権が奴僕宮に、天同星の化忌が官禄宮に入ります。
この上司からの助けも気がかりも部下の命宮に入るので、部下はこの人のことをとても気にします。ほめられると大きく張り切り、そっけないひと言も長く残ります。天梁星の化権が官禄宮に入るのは、上司が仕事で背中を押し、ルールを示してくる形です。逆に部下の天同星の化忌は上司の官禄宮に入るので、上司がこの部下についていちばん気をもむのは仕事の進み具合です。上司は基準をはっきり言い、部下は聞かれる前に進捗を伝える。それだけで探り合いがかなり減ります。結果の最後の「上司とのつき合い方」には上司の命宮の星に合わせた方法が出て、この組なら、お礼を言い、してくれたことを認める、です。
上司と部下がつまずきやすいところ
管理されすぎる
上司の化権があなたの父母宮や官禄宮に入ると、何でも口を出されるように感じやすくなります。ある先生の見方では、化権が父母宮にあると目上に管理されやすく、その過程はしんどくても力を伸ばしてもらえることが多いとされます。事前に相談すべきことと、終わってから報告すればいいことを先に確認しておきましょう。上司の側は、結果と期限を伝えてやり方は任せたほうが、一歩ずつ見張るより楽です。
手柄と、見てもらえること
上司の化禄があなたの命宮や官禄宮に入ると、相手の助けを実感しやすくなります。化忌が入ると、たくさんやっているのに気づいてもらえないと感じがちです。短い成果のまとめを定期的に渡すほうが、気づかれるのを待つより確実です。フィードバックする側は、よかった点をひとつ具体的に言ってから、直してほしい点を伝えましょう。
仕事のペースがちがう
考えがまとまってから動く人と、思いついたらすぐ動きたい人。上司と部下でいちばんよくある摩擦です。命宮の主星がかなりちがうときは、仕事の最初に「今回は速さ優先か、丁寧さ優先か」をすり合わせておきましょう。
上司が自分の奴僕宮を見るとき
ある先生の見方では、ここに吉星があると部下が力を出してくれやすく、たとえば天魁星が奴僕宮にあれば、部下が大きな助けになると読みます。煞星がある場合は、大事なことは自分で握る、分担をはっきりさせる、評価を公平にする、という合図です。
同じ立場で並んで働く相手なら同僚の相性を、一緒に出資して事業をするなら共同経営の相性を。自分の父母宮と奴僕宮の星は、まず命盤を出すとわかります。
よくある質問
上司と部下の相性はどの宮で見ますか?
部下は自分の父母宮と官禄宮、上司は自分の奴僕宮を見ます。父母宮は自分より上にいる人、官禄宮は仕事、奴僕宮は下にいる人やチームの宮です。これにふたりの命宮の入り方と生年四化の飛び方を重ねます。
上司の命宮が自分の父母宮に入るのはどういう意味ですか?
相手を自然に目上や先生の位置に置いていて、その評価が重く響く、という意味です。学べることが多い組み合わせですが、ひと言を自分への全否定のように受け取りすぎないよう気をつけましょう。
上司と合わないときはどうすればいいですか?
まず上司の命宮主星を見て、届きやすい話し方を探しましょう。天機星の上司にはデータと理由を、七殺星の上司には反対意見を二人のときに伝える、などです。相性で見えるのは傾向で、うまくいくかどうかは話し方しだいです。
上司の化忌が自分の命盤に入ると、意地悪をされるのですか?
化忌が表すのは気がかりや執着で、相手の意図とは別の話です。入る宮は、この関係であなたがいちばん手放しにくい部分を示します。官禄宮なら仕事、命宮なら自分の気持ちです。どこかがわかれば、そこから先に話しておけます。
部下の奴僕宮も見たほうがいいですか?
部下の奴僕宮は、その人が自分の部下や友人とどうつき合うかを見る宮なので、ふたりの関係からは少し遠くなります。部下を見るときは、自分の奴僕宮と、相手の父母宮・官禄宮が中心です。
相性で昇進や昇給はわかりますか?
わかりません。相性で見えるのは、どちらが相手を押しやすいか、それぞれ何を気にするかといった傾向です。昇進や収入は命盤の外の多くのことで決まります。自分の働き方を見たいときは、官禄宮から読んでみてください。
ほかの関係の相性
ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。
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