夫婦の相性:一緒に暮らしはじめてから、ふたりの命盤をどう見比べるか
上のフォームにふたりの生年月日を入れると、夫妻宮と、化禄・化忌がどこに入るかがすぐにわかります。読み方はこの下にまとめました。
目次
結婚して数年たつと、けんかの種は口座をひとつにするか、週末はどちらの実家に行くか、お皿は誰が洗うか、といった小さなことになりがちです。結婚後の暮らしはお金と家と気持ちで回り、紫微斗数の夫婦の相性もこの3つを見ます。ふたりの夫妻宮(ふさいきゅう)に書かれた関係の望み方と、生年四化が相手の命盤のどの宮に入るかです。
まず要点:
- 公式:夫婦の相性=ふたりそれぞれの夫妻宮+生年の化禄・化忌がどこへ飛ぶか。
- 見る宮:どちらも夫妻宮を見ます。結婚生活でどんな関係を望むか、パートナーをどう見ているかが表れます。
- 結婚後にいちばん大事なサイン:相手の化禄や化忌が、あなたの財帛宮、田宅宮、福徳宮に入るかどうか。それぞれお金、家、気持ちに当たります。
- 時期:大限や流年が夫妻宮に来る年は、ふたりの関係に少し多めに手間をかける時期です。
- 重み:本命の夫妻宮が土台、四化が日々の引っぱり合い、運の巡りが強く感じる年を表します。
どの宮を見るか、その理由
対等な関係なので、ふたりとも夫妻宮を見ます。ほかの3つは、一緒に暮らしてから化禄・化忌がいちばん響く宮です。
| あなたが見る宮 | 相手が見る宮 | わかること |
|---|---|---|
| 夫妻宮 | 夫妻宮 | 望む関係の形 |
| 財帛宮 | 財帛宮 | 稼ぎ方と使い方 |
| 田宅宮 | 田宅宮 | 家、住まい、同居 |
| 福徳宮 | 福徳宮 | 気持ち、くつろげるか |
夫妻宮の星はパートナーの性格とふたりの付き合い方を表す、という見方をする先生がいます。読むのはそういう相手とどう暮らすかを知るためで、結婚の良し悪しを決めるためではありません。夫妻宮の対宮は官禄宮なので、結婚後は仕事と家庭が時間を取り合いやすくなります。財帛宮と福徳宮も向かい合うので、お金の悩みは気持ちに出やすいです。田宅宮は家の宮で、同居すると重みが増します。
ふたりの命盤の見比べ方
夫妻宮を比べ、命宮が相手の命盤のどの宮に入るかを見て、最後に生年四化を追います。相手の化禄が入る宮は相手が運んでくれるもの、化忌が入る宮はあなたが相手のことでいちばん気をもむところです。
星格で計算した一例です。命宮に巨門星がある「あなた」と、命宮に天相星がある「相手」の組み合わせです。
- 夫妻宮:あなたの夫妻宮は太陰星で、恋愛には助けもあれば波もあり、ゆっくり育てればいいと読みます。相手の夫妻宮は廉貞星と貪狼星に地空星と地劫星が同じ宮にあり、関係が落ち着くまでに時間がかかるので、けんかの前にまず頭を冷やす、と読みます。
- 命宮の入り方:相手の命宮はあなたの財帛宮に、あなたの命宮は相手の官禄宮に入ります。相手はあなたのお金や実際にかける手間と結びつき、あなたは相手の仕事や物事の進め方を動かします。
- 化禄:相手の天機星の化禄があなたの財帛宮に入り、相手はあなたのお金を楽にしてくれやすいです。あなたの武曲星の化禄が相手の福徳宮に入り、あなたは相手の気持ちを楽にしてあげやすいです。
- 化権:あなたの貪狼星の化権が相手の夫妻宮に入ります。推す力と主導権の引っぱり合いが生まれ、ふたりの関係はあなたが引っぱりたくなりやすいです。
- 化忌:相手の太陰星の化忌があなたの夫妻宮に入り、あなたが相手のことで気をもみやすいのは恋愛そのものです。あなたの文曲星の化忌が相手の田宅宮に入り、相手があなたのことで気をもみやすいのは家庭です。
まとめると、このふたりはお金と気持ちで補い合え、早めに話し合いたいのは家とふたりの関係そのものです。相手の命宮も化禄もあなたの財帛宮に入るので、お金のことは相手の意見をよく聞くといいでしょう。家のことは相手がいちばん気にかけているので、どこに住むか、どう整えるかは相手に任せる部分を増やしましょう。関係にいちばん心を砕いているのはあなたなので、不安があればすぐに聞いて、相手が気づくのを待たないようにしましょう。
化禄・化忌がお金、家、気持ちに入ったとき
財帛宮:お金
化禄が入ると、相手はあなたの懐に余裕をもたせてくれやすいです。化忌が入ると、相手のことでいちばん気をもむのがお金になります。共通の出費とお小遣いを分け、相談する金額の線を決めておきましょう。
田宅宮:家
化禄が入ると、相手は家を居心地よく整えてくれやすいです。化忌が入ると、家がいちばんの気がかりになります。住む場所、家を買うか、実家との距離などです。どちらかの実家との間で行きづまっているなら、義理の親との相性もいっしょに見てみてください。
福徳宮:気持ち
化禄が入ると、相手といると心が落ち着きやすいです。化忌が入ると、相手のひとことが長く心に残りやすくなります。感じたことはその日のうちに伝え、ためこまないようにしましょう。
大限・流年が夫妻宮に来るとき:少し多めに手間をかける時期
本命は土台で、運が巡ってきたときに強く感じます。
- 大限の命宮が本命の夫妻宮に来る:この10年は、恋愛と結婚が暮らしの中心になります。
- 大限の化忌が大限の夫妻宮に入る:この10年は小さなことでこすれ合いやすく、いちばん手間をかけたい時期です。それぞれの時間や友人を持ち、毎日べったりでなくてかまいません。
- 流年の化忌が夫妻宮か官禄宮に入る:その年は話し方と予定の組み方に気を配りましょう。たとえば2027年(丁未)は巨門星が化忌になるので、夫妻宮に巨門星がある人は話し合いに少し多めに力を使いましょう。
運の巡りが示すのは、手間をかけたい年がいつかということです。ふたりがどうなるかは、毎日の接し方しだいです。
夫婦がつまずきやすいところ
お金をひとつにするかどうか
夫妻宮や財帛宮に化権があると、どちらかがお金を管理したがることが多いです。同居前にお金の管理役と家事の分担を決めておくようすすめる先生もいます。たとえば家賃や光熱費は共通口座から払い、残りはそれぞれで持つ形です。
家事を誰がするか
半分ずつより得意なほうが受け持つほうが、けんかになりにくいです。家事を書き出して季節ごとに見直しましょう。
ふたりの実家との距離
田宅宮に化忌があると、家族のことがふたりの問題になりやすいです。お盆や年末年始の帰省先と頻度はふたりで先に決め、それぞれ自分の家族に伝えましょう。
けんかの仕方
夫妻宮に巨門星があると口げんかは避けにくく、火星があるとパートナーはせっかちになりがちです。けんかは目の前の件だけにして、相手に最後まで話してもらい、その日のうちに話し合いましょう。
よくある質問
紫微斗数で夫婦の相性はどう見るのですか?
まずふたりの夫妻宮で、望む関係の形を知ります。次に、相手の生年の化禄・化忌があなたの命盤のどの宮に入るかを見ます。財帛宮、田宅宮、福徳宮に入るなら、それぞれお金、家、気持ちに関わります。
相性が合わないと出たらどうすればいいですか?
相性が表すのは傾向で、合格も不合格もありません。化忌が入る宮のことは先に話し合い、化禄が入る宮のことは相手を頼ってよい、と読みます。
夫妻宮に化忌があると結婚はうまくいかないのですか?
そうは読みません。関係をとても大切にして、力をこめやすいという意味です。それぞれが仕事の軸とひとりの時間を持つと、ふたりとも楽になりやすい、という見方をする先生もいます。
大限が夫妻宮に来るとどうなりますか?
その10年は、恋愛と結婚が暮らしの中心になります。大限の化忌が大限の夫妻宮にも入るなら、小さなことでこすれ合いやすい時期です。おたがいに少し距離を保ち、大きなことはふたりで決めましょう。
ほかの関係の相性
ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。
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