親子の命盤:この子とは、どう向き合えばいい?
あなたとお子さんの生年月日を入れると、あなたの子女宮、子どもの命宮主星に合った向き合い方、ふたりの化禄と化忌がどこへ飛ぶかがすぐにわかります。
目次
同じ「宿題やりなさい」でも、上の子はすぐ机に向かい、下の子は三回「なんで?」と聞いてきます。ふたりはもともと別の人です。紫微斗数の親子の相性では、親の子女宮(しじょきゅう)、子どもの父母宮(ふぼきゅう)、子ども自身の命宮主星の3つを見ます。
まず要点:
- 公式:親子の相性=親の子女宮+子どもの父母宮+子どもの命宮主星+生年の化禄・化忌の飛び方。
- 2つの方向:親なら自分の子女宮を、子どもなら自分の父母宮を見ます。
- いちばん大事なサイン:子どもの命宮主星。この子にどんな言い方が届くかがわかります。
- 重み:性格は子ども自身の命宮で読みます。子女宮と父母宮は縁と接し方、化禄と化忌はおたがいが気にかけるところです。
どの宮を見るのか、その理由
| あなたは | あなたが見る宮 | 相手が見る宮 | わかること |
|---|---|---|---|
| 親 | 子女宮 | 父母宮 | 子どもとの縁 |
| 子ども | 父母宮 | 子女宮 | 親との縁 |
| どちらでも | 子どもの命宮 | 性格と接し方 |
子女宮は、十二宮のなかで下の世代を見る宮です。本人と子どもの関係、とくに縁の深さを見る宮だ、という先生もいます。子どもの少ない今は、弟子や飼っているペットをこの宮で見る読み方もあります。父母宮は目上の人と、子どものころにどう接してもらったかを見る宮です。あなたの子女宮はあなたから見た子ども、子どもの父母宮は子どもが感じているあなたです。
恋人や友人の相性では、相手の命宮があなたのどの宮に入るかを見ます。親子のつながりは生まれたときからあるので、フォームで「子ども」か「親」を選ぶと、このふたつの宮で読みます。
子女宮に主星がないときは、『紫微斗数全書』巻二の子女の項にあるとおり、対宮の田宅宮の星を借りて読みます。空宮のふつうの読み方と同じです。
ふたりの命盤をどう見比べるか
このページのフォームは最初から「子ども」になっています。結果には、あなたの子女宮のひとこと、化禄と化忌の飛び方、「この子との向き合い方」が出ます。生年四化は飛星のいちばん基本の見方です。相手の化禄が入る宮は、相手があなたを楽にしてくれるところ。化忌が入る宮は、あなたが相手のことで気をもみやすいところです。
計算で出した例を見てみます。命宮が武曲星のお母さんと、命宮が破軍星の娘さんです。
- お母さんの子女宮:主星がなく、天機星と天梁星を借ります。ひとことは「親子とも理屈を大切にし、話し合いやすい関係です」。
- 娘さんの父母宮:主星がなく、太陽星と天梁星を借り、煞星も入ります。親とは少し気長につき合うとよい、という読み方です。
- 化禄:娘さんの廉貞星の化禄がお母さんの財帛宮に、お母さんの破軍星の化禄が娘さんの命宮に入ります。
- 化忌:娘さんの太陽星の化忌がお母さんの父母宮に、お母さんの貪狼星の化忌が娘さんの官禄宮に入ります。
- 向き合い方:管理されるのが苦手な子なので、線引きをはっきりさせ、その中では自由に挑戦させます。命宮に生年の化権もあり、一つ任せることをつくって決める練習をさせます。
お母さんの破軍星の化禄が、破軍星が命宮にある娘さんにそのまま入ります。お母さんの支えは、毎日の暮らしのなかで子どもに伝わります。お母さんの化忌が入る官禄宮は、学校に通う子どもにとっては勉強のこと。子どもは勉強の面でお母さんの気持ちをいちばん感じやすく、心配も言い方がまっすぐすぎるとプレッシャーとして届きます。娘さんの化忌がお母さんの父母宮に入るのは、祖父母が子育てを手伝うときの意見の違いとして表れることが多いです。
武曲星はルールを重んじ、破軍星は新しいことに飛びこみたい星です。「無鉄砲」「口うるさい」とおたがい感じやすい組み合わせですが、お母さんの子女宮は「話し合いやすい」。ルールを子どもと一緒に決めると、うまく回ります。
子どもが大人になったら:父母宮から読む
大人になった側から親との関係を見たいときは、フォームを「親」に切り替えます。今度はあなたの父母宮から読みます。
たとえば、命宮が天府星の息子さんと、命宮が天同星のお母さん。息子さんの父母宮には天同星と太陰星があり、両親とも身近にいて、家でも面倒を見てくれる人が多いと読みます。
- お母さんの天同星の化禄が息子さんの父母宮に、息子さんの廉貞星の化禄がお母さんの子女宮に入ります。どちらも相手の関係の宮に入っていて、おたがいを頼りにしやすい組み合わせです。
- お母さんの廉貞星の化忌が息子さんの夫妻宮に、息子さんの太陽星の化忌がお母さんの福徳宮に入ります。息子さんは恋愛の面でお母さんの気持ちを感じやすく、息子さんのことはお母さんの心から離れにくい、と読みます。
『全書』巻二の父母の項には「太陽星を父、太陰星を母として見る」とあります。この命盤の父母宮には太陰星があり、今の暮らしに置き換えると、お母さん側との気持ちのつながりが目立つ、と読めます。
親子でつまずきやすいところ
子どもの星が自分とまるで違う
計画を立てたい天府星の親に、なんでも試したい貪狼星の子ども。自分の習慣に合わせさせるより、子どもの命宮主星に合った言い方を探すほうがうまくいきます。貪狼星の子にはいろいろ試させてから一つ二つを深めるのを手伝い、早熟な天梁星の子には子どもらしくいられる時間をつくります。
あなたの化忌が子どもの官禄宮に入る
子どもは勉強の面で、あなたの気持ちをいちばん感じやすい配置です。つまずくのは伝え方のほうなので、「また間違えたの?」を「どの問題で止まった?」に変えるだけで、受け取り方はずいぶん変わります。
子女宮に生年の化忌がある
ひとことのあとに「この面には手放しにくい引っかかりが一つ残ります」と添えられます。これはあなたの側へのメッセージで、この子に心をたくさん使っているということです。心配を、帰る時間のような具体的な約束に変えると、何度も言い聞かせるより楽になります。
子どもが2人以上いる
一人ずつ命盤を出すと、向き合い方はそれぞれ違って出ます。比べなくて大丈夫です。きょうだい同士はきょうだいの相性で、祖父母と一緒に子育てしているなら義理の家族の相性も参考になります。
よくある質問
紫微斗数で親子の相性はどう見るのですか?
親は自分の子女宮を、子どもは自分の父母宮を見ます。そのうえで子どもの命宮主星と、ふたりの生年の化禄・化忌が相手のどの宮に入るかを見ます。
子女宮で子どもの性格がわかりますか?
子女宮でわかるのは、あなたから見たこの子の姿と、ふたりの縁です。実際の性格は子ども自身の命宮で読みます。きょうだいでも親の子女宮は同じですが、命宮はそれぞれ違うので、子ども自身の命盤を出してみてください。
親子の相性が悪かったらどうすればいいですか?
親子の相性で見るのは傾向で、合う・合わないを決めるものではありません。星が大きく違うときは、子どもに届く言い方があなたのいつもの言い方と違う、ということです。子どもの命宮主星に合わせて言い方を変えてみてください。
子どもの命宮主星ごとに、どう接すればいいですか?
紫微星の子には選択肢を出して選ばせる、天機星の子には「なぜ」に付き合う、七殺星の子とは正面からぶつからない、などです。結果の「この子との向き合い方」に、子どもの命宮の星に合わせた方法が出ます。
父母宮がよくないと、親との縁が薄いのですか?
父母宮のひとことが表すのは、気長に接するとよい、早くから自分で決める、といったつき合い方の傾向で、関係に結論を出すものではありません。親の命盤も出して化禄と化忌の飛び方を見ると、おたがい何を気にかけているかがわかります。
子どもがいなくても子女宮を見られますか?
見られます。子どもがいないときは、子女宮で弟子や後輩、ペットを見る、という先生もいます。お子さんが生まれたら、その子の生年月日を入れてみてください。
ほかの関係の相性
ここに書いたのは一般的な読み方です。あなた自身の命盤では、星の明るさ、三方四正、流年によって変わってきます。
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