水二局・七殺タイプはどんな人?
初対面の人は水二局の七殺星を冷たい人だと思いますが、一緒に働いたことのある人は知っています。それは水で焼き入れされた火なのだと。突き進みたいときほど三秒止まって、水がどちらへ流れているかを見るのです。
七殺と水二局
七殺星は火、水二局は水。水が火を剋す形で、ここでは局のほうが星を抑えます。局の水は火を消してしまうのではなく、規律を一本通します。勢いはそのままに、動く前に計算するようになるのです。命宮がいちばん多く入るのは申宮で28%近く、寅宮と合わせると寅・申で41%を超え、五つの局で最も多くなります。午が約17%、子・辰・寅・戌がそれぞれ約14%。単独で座る七殺星に陥はなく、この局では廟が69%近く、残りは旺です。寅・申の七殺星は向かいの宮に紫微星と天府星があります。『紫微斗数全書』の歌は「七殺寅申子午の宮、四夷手を拱きて英雄に服す」と歌います。昔の人は、この位置の七殺星を四方が従う将の器と見ていました。いまで言えば、進む方向がはっきりしていて、自分の力で立場を勝ち取れる人です。
仕事とお金
得意なのは、準備を整えたうえでの突撃です。巻二は七殺星を「廟旺なれば謀略有り」と書きますが、水二局ではその面がとくに大きく出ます。地形を調べ、補給を計算し、退路を決めてから、一度で決める。決断が必要で失敗が許されない場面、たとえば危機の交渉、買収、再建では、送り込まれるのがこの人であることが多いのです。お金は大きく張ることもいといませんが、その前の下調べは万全で、思いつきで動くことはめったにありません。
恋愛と人づきあい
恋愛では、熱さが冷静さの下に隠れています。甘い言葉はあまり言わなくても、相手が困ったとき、真っ先に駆けつけて片づけてくれるのはたいていこの人。その沈黙を読み取れる相手が合います。本人の練習は、胸の中にしまっている三秒を言葉にすること。「いま、こうしたらあなたが楽かなって考えてた」と。
行き詰まったとき
水が火を長く押さえていると、火はくすぶり続けます。気持ちをしまい込むくせがあって、ある日一気に爆発し、まわりを驚かせ、自分でも後悔する。火に決まった出口を用意しておくほうがいいのです。トレーニング、山登り、全力を出し切る試合。その勢いの行き場をつくりましょう。逆の面にも気をつけたいところで、計算が周到すぎていつまでも動かないと、チャンスは指のすき間から流れていきます。
大限のリズム
水二局では、七殺星の勢いがとても早く身につきます。最初の大限は数え年2歳に始まり、出発点は七殺星の座る命宮。そこから12・22・32歳で宮が移ります。勢いと同時に水の規律にも早く出会うので、このタイプには「ほしいものは自分で取りに行く、でもその前に取り方を考える」と幼いころからわかっていた、という人が少なくありません。十年ごとに戦場は変わりますが、その冷静さはどこへでも持っていく装備です。
この人物をもっと詳しく知るなら七殺星・将軍のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は七殺。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は水二局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。水二局なら2歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤2,153枚では:
- 命宮の地支
- 申 27.5%、午 17.3%、子 13.8%、辰 13.8%、寅 13.7%、戌 13.7%
- 主星の明るさ
- 廟 68.8%、旺 31.2%
- 五行
- 七殺は火と金、水二局は水
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七殺のほかの4つの局
水二局のほかの人物
七殺タイプの有名人
よくある質問
水二局の七殺星と、天府星が命宮の人は相性がいい?
七殺星と天府星は、命盤の上でいつも向かい合っています。七殺星がどの宮に座っても、天府星はその向かいの宮です。水二局の七殺星は計算してから突き進むのが得意で、天府星は後方を守るのが得意。組めば一方が攻め、もう一方が蓄えを守るので、両方とも手薄になることはめったにありません。摩擦はタイミングで、七殺星は計算が済めばすぐ動きたく、天府星はもう一度帳簿を確かめたい。「遅くともいつまでに決める」という期限を決めておけば、どちらも引きずられたとも急かされたとも感じません。
水二局の七殺星は冷たそう。近づきにくい人?
冷たいのは表面で、下には火があります。水が火を剋すので気持ちの管理がうまく、初対面では気難しい人と思われがち。付き合ううちに、気づかいがすべて行動に表れていることがわかります。近づくなら、用件も必要なことも率直に伝えること。いちばん苦手なのは遠回しな話です。
水二局・七殺タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が七殺で五行局が水二局なのは2,153枚。約0.8%、およそ122人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。