土五局・七殺タイプはどんな人?
焼き払った荒れ地には、翌年の春に作物が実ります。土五局の七殺星が突き進むのは、何かを育て、残すためです。
七殺と土五局
七殺星が単独で命宮に座るとき、向かいの宮には必ず天府星があります。子・午なら武曲星と、寅・申なら紫微星と、辰・戌なら廉貞星と組んで。天府星は土に属し、古書でいう庫の星。土五局では「向かいに蔵がある」という意味がとくにくっきりします。七殺星は火、土五局は土で、火は土を生むので、星が局を養う組み合わせです。七殺星の火が荒れ地を焼き開き、灰が養分になり、局がそれを耕せる畑に変える。だからこのタイプの七殺星は突き進んだら終わりではなく、成果を残す方法を考えます。いちばん多く座るのは午宮と辰宮で、二つ合わせて半分を超え、辰宮はそれ自体が土の位置です。子宮と戌宮はどちらも珍しい部類です。
仕事とお金
向いているのは「切り開いたあとも運営する」仕事です。新しい拠点の立ち上げ、新工場の建設、新事業をゼロから自走できるところまで育てること。ふつうの七殺星と違い、気にするのは攻め落とすことだけではなく、そのあと引き継げる人がいるか、長く続くかどうか。お金も同じで、リスクは取りますが、その目的は残るものに換えること。一軒の店、一区画の土地、安定した顧客層です。
恋愛と人づきあい
恋愛では「この人についていけば住む場所がある」と感じさせる人です。ふたりのための土台を現実的に築き、それを守ります。火は外で燃やし、家ではかえって静か。相手はその静けさを味わえるとよく、本人もときどきは外の熱を少し家に持ち帰って、ふたりで冒険に出かけることを忘れずに。
行き詰まったとき
火が燃え尽きても、畑には耕す人が要ります。行き詰まりやすいのは両端です。片方は切り開くことばかりしたくて、焼き開いたら次の土地へ向かい、手入れされない畑を残していく。もう片方はその逆で、勝ち取った土地を守り続けるうちに、自分がもともと道を切り開く人だったことを忘れてしまう。いま自分がどの段階にいるかを見極め、渡すべきときに渡し、出発すべきときに出発しましょう。
大限のリズム
巻二に、七殺星が大限に入るときの詩があります。「二限雖然七殺に逢うも、従容和緩なれば家道発す。対宮の天府正に来朝すれば、仕宦これに逢いて名顕達す。」大限が七殺星に入っても、ゆったり穏やかに構えれば家運が開け、向かいに天府星が来れば名を上げる、という読み方です。このタイプの最初の大限は七殺星の座る命宮で、数え年5歳から始まり、向かいには必ず天府星がいます。昔の人の助言は「従容」。七殺星に何より必要なのは、もっと速く走ることではなく、速さの中に少しゆとりを持つことなのです。その後の切り替わりは15・25・35歳です。
この人物をもっと詳しく知るなら七殺星・将軍のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は七殺。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は土五局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。土五局なら5歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤2,226枚では:
- 命宮の地支
- 午 26.8%、辰 26.6%、申 19.9%、寅 13.3%、子 6.7%、戌 6.6%
- 主星の明るさ
- 廟 66.5%、旺 33.5%
- 五行
- 七殺は火と金、土五局は土
命盤を出して自分のタイプを確かめる
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七殺のほかの4つの局
土五局のほかの人物
七殺タイプの有名人
よくある質問
七殺星が命宮にあると、向かいに必ず天府星がある。どういう意味?
七殺星が単独で命宮に座るとき、向かいの遷移宮には必ず天府星が入り、紫微星・武曲星・廉貞星のどれかと組みます。天府星は庫の星で、蓄えることと守ることをつかさどる星。七殺星が前へ攻めれば、向かいに蔵が控えているという形です。巻二の「対宮の天府正に来朝すれば」もこの配置を言い、昔の人はよい組み合わせと見ていました。土五局では「攻め取ったものの置き場がある」感覚がとくに強く出ます。
土五局の七殺星に向いている仕事は?
ゼロから始めて、しかも長く回り続けるところまで持っていく仕事です。新事業や新店舗の立ち上げ、建設や開発、農業や地域おこし、フランチャイズ網の拡大、家業の二代目としての事業転換など。大切なのは、自分が焼き開いた土地に本当に何かが育つのを見られること。攻めるだけで成果はほかの人のもの、というポジションでは、仕事が半分しかない気がしてしまいます。
土五局・七殺タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が七殺で五行局が土五局なのは2,226枚。約0.8%、およそ118人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。