土五局・太陰タイプはどんな人?
土に囲まれた井戸の水は、かえって一年中澄んでいます。土五局の太陰は環境の枠に守られていて、細やかな心に境界と深さが生まれます。
太陰と土五局
土が水を剋す局で、土五局の土が太陰星の水を囲み、井戸の壁が水を囲むように、制限しながら守ってもいるのです。すべて太陰星の単独。命宮は亥がいちばん多く四分の一を超え、卯が約二割、戌が二割弱。明るさは陥が約四割、旺が約三割、亥の廟が三割近く。酉・戌・亥を合わせると六割近くになり、その命盤には日月並明が表示されます。
仕事とお金
『紫微斗数全書』の骨髄賦に「太陰は一生の快楽を主る」という一句があります。昔の人は太陰星の福を、静かで長く続くものと見ていました。土五局では、その快楽はたいてい安定した暮らしのリズムから来ます。決まった生活時間、なじみの店、きちんと整えた家。土が水を剋すので、枠の中にいるほうがかえってのびのびでき、手順がはっきりしていて細やかさが求められる仕事が向いています。会計、文書管理、研究補助、医療機関の事務、図書館など。お金は守りが堅く、定期的な貯金と目に見える帳簿を好みます。井戸は大きくなくても、めったに涸れません。
恋愛と人づきあい
恋愛では安定していて一途で、規則正しい付き合いを好みます。毎週同じ曜日に一緒に食事をし、毎年同じ場所へ旅行する。土に剋される水の人には安心感が必要で、パートナーの約束と一貫性がとても大切です。相手が予定を急に変えてばかりだと、口では「いいよ」と言いながら、心の中では落ち着きません。前の日に伝えてもらえれば、ちゃんと準備ができます。
行き詰まったとき
井戸の壁を高くしすぎると、水は動かなくなります。慣れた秩序に頼りすぎて、少しの変化でも不安になり、暮らしは安定していても少しずつ狭くなる。このタイプのつまずきは、居心地のいい場所から出られないこと。通ったことのない道、食べたことのない料理など、小さな新しいことを一つ試してみましょう。そうすれば井戸の水も入れ替わります。
大限のリズム
土五局の太陰星の大限は数え年5歳でようやく歩み出し、最初の十年は命宮、その後は十年ごとに15・25・35歳で次の宮へ進みます。起運が早くないのは、安心感を必要とする太陰星にはよいこと。自分の井戸をしっかり掘る時間が数年多くあるのです。新しい宮に入るたびに、この人はまず観察してなじみ、確かだと思えてから、ようやく細やかさを安心して差し出します。
この人物をもっと詳しく知るなら太陰星・詩人のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は太陰。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は土五局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。土五局なら5歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤2,149枚では:
- 命宮の地支
- 亥 27.5%、卯 20.7%、戌 17.4%、酉 13.8%、辰 13.8%、巳 6.9%
- 主星の明るさ
- 陥 41.3%、旺 31.1%、廟 27.5%
- 五行
- 太陰は水、土五局は土
命盤を出して自分のタイプを確かめる
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よくある質問
昼に生まれたけど、太陰星は弱くなる?
星格の命盤が太陰星の明るさを見るときは、命宮がどの地支にあるかを見ていて、出生時刻は見ていません。巻三が「日月は最も反背を嫌う」を論じる注には「如し日月同宮ならば、人の生時を看る。日は太陽を喜び、夜は太陰に宜し」とありますが、これは太陽星と太陰星が同宮するときの読み方。太陰星が単独で命宮にあるこのタイプでは、命盤は出生時刻を考慮しません。土五局の太陰星の六割近くは酉・戌・亥という夜の地支にあって明るさは旺か廟で、昼生まれか夜生まれかとは関係ありません。
土五局の太陰に向いている仕事は?
手順がはっきりしていて、細やかさと忍耐が求められる仕事です。会計、文書・データ管理、研究補助、医療機関や学校の事務、図書館、品質管理など。安定した環境でこそ繊細さを生かせ、変化が速くルールがころころ変わる場所では、安心感がすり減ってしまいます。
土五局・太陰タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が太陰で五行局が土五局なのは2,149枚。約0.8%、およそ122人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。