火六局・天府タイプはどんな人?
かまどの火を絶やさなければ、鍋のご飯は冷めません。火六局の天府はまわりの熱に養われていて、福はよく身近な人から来て、また身近な人に返っていきます。
天府と火六局
火が土を生む組み合わせで、火六局の火が天府星の土を温め続けるので、このタイプの天府星はよく、後ろで誰かが支えてくれていると感じます。すべて天府星の単独です。命宮は卯・亥・丑が最多でそれぞれ約二割、巳・未・酉がそれぞれ一割強。明るさは得が半分を超え、丑・未の廟が約三分の一、酉の旺がいちばん少数です。向かいの三つの七殺星の組み合わせはちょうど三分の一ずつで、五つの局でいちばん均等に分かれています。
仕事とお金
希夷先生は天府星を「南斗延寿解厄の星、又司命と曰う」と呼んでいます。寿命を延ばし、苦しみを解き、命数を司る星だということ。火六局では、この「解厄」がよく後始末の力として表れます。家で何かあったときも、会社が危機に陥ったときも、温かいご飯を炊いてみんなを落ち着かせるのがこの人です。世話をする管理職が向いていて、飲食店の経営、福祉施設、病院の事務、家業の裏方など。お金は家族や身近な人のために使うのを惜しまず、ごちそうし、援助し、面倒を見ますが、頭の中にはちゃんと帳簿があります。
恋愛と人づきあい
恋愛では温かく家庭的で、誰かを愛すれば、その人の胃袋と暮らしの面倒を見ます。火に生かされる人はまわりに支えられることに慣れていて、支えることで恩を返すのも習い。パートナーは暮らしをとてもよく整えてもらっていると感じるでしょう。たまに相手が台所に立つと、この人は心から感激します。
行き詰まったとき
かまどの火が強すぎると、鍋は焦げついて空になります。人の世話をし続け、場を支え続けるうちに、自分も世話をされる必要があることを忘れてしまう。もうひとつは「解厄」を義務にして、誰の困りごとでも引き受けたくなること。週に一度は「自分のためだけ」の時間を取り、火を少し弱めれば、鍋は空になりません。
大限のリズム
火六局はいちばん運が動き出すのが遅く、天府星が命宮にある人は数え年6歳でようやく大限に入り、まず十年を命宮で過ごし、16歳で初めて宮が替わり、その後26歳、36歳と続きます。起運が遅く、最初の大限が命宮なので、蔵の星がまず整えるのは自分の蔵と家です。その温かさに一度形ができれば、その後どの宮に入っても、それを再現しようとします。
この人物をもっと詳しく知るなら天府星・金庫番のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は天府。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は火六局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。火六局なら6歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤2,229枚では:
- 命宮の地支
- 卯 20.1%、亥 20.1%、丑 19.9%、酉 13.4%、巳 13.3%、未 13.3%
- 主星の明るさ
- 得 53.4%、廟 33.2%、旺 13.4%
- 五行
- 天府は土、火六局は火
命盤を出して自分のタイプを確かめる
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天府のほかの4つの局
火六局のほかの人物
天府タイプの有名人
よくある質問
天府星は「諸宮を論ぜず皆吉」というけれど、何があっても大丈夫?
『紫微斗数全書』は天府星を「此の星諸宮を論ぜず皆吉」とし、「大抵此の星多く吉を主る」とも書いていて、昔の人は天府星をたしかに寛大に見ていました。ただ同じ段に「若し空亡に値えば是れ孤立と為す」ともあり、空劫に会うときは別に見る必要があります。今の読み方なら、天府星は土台が安定していて、どの宮にあっても一定の安心がある。けれど安心とは何もしなくていいことではありません。環境に養われる火六局の天府星は、なおさら自分でも手を動かすことを忘れずに。
火六局の天府と、太陽星が命宮の人は相性がいい?
二人でいると、太陽星が外で光り、天府星が家を守る形になりがちです。太陽星の火は天府星の土を生むので、五行の上でも流れが順です。太陽星は情熱的で外向き、天府星は安定していて内向きで、よく補い合います。太陽星は力を外に使い切りがちで、天府星は家のことだけに目が向きがちなので、週に一度は二人だけの時間を決めておきましょう。
火六局・天府タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が天府で五行局が火六局なのは2,229枚。約0.8%、およそ118人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。