火六局・紫微タイプはどんな人?
陶土を窯に入れて火を絶やさなければ、形はすぐに定まります。火六局の紫微は同世代より早く前に押し出されることが多く、早くから注目され、早くから期待されるのです。
紫微と火六局
火は土を生み、ここでは局が星を生かします。火六局の火が紫微星の土を養い続けるので、チャンスも舞台も目上からの引き立ても、本人が準備できたと思うより先にやってくることがよくあります。火六局の紫微星は十二支に均等に散らばり、どの宮にもそれなりの人数がいます。六つの組み合わせのうち紫微星単独がやや少なく約一割五分、紫府・紫微貪狼・紫微七殺・紫微天相・紫微破軍はどれも一割七分前後。明るさは半分が旺、四分の一が廟、二割近くが得で、子の平は一割に届きません。
仕事とお金
火は陶土を焼いてレンガにします。このタイプの紫微星は、プレッシャーの中で速く形になっていきます。舞台と締め切りのある仕事が向いていて、発表会の前夜や期末の追い込み、急に呼ばれて火消しに入る場面でこそ頭が冴えます。『紫微斗数全書』は紫微星について「諸宮に福を降し、能く百悪を消す」と書いていて、火六局ではそれがよく後始末の力として表れます。ほかの人が手に負えないと思う案件も、この人の手に渡ると好転しはじめることがあるのです。お金はチャンスが早く来るので、収入の一部を「レンガ」に焼き上げて、手元に残る資産に替えておきましょう。
恋愛と人づきあい
恋愛では情熱的で積極的。相手を自分の世界に招き入れるのが好きで、友人も同僚も家族も、一人残らず紹介します。火に生かされるタイプは環境に押されて進むことに慣れていて、恋も速く進みがち。知り合って三か月で同居の話が出たりします。パートナーがゆっくり進みたいなら、自分のペースを伝え、一緒に振り返る日を決めておくこと。そうすれば二人の火加減がそろいます。
行き詰まったとき
窯の温度が上がりすぎると、陶土は割れます。期待に押されて走り続け、忙しさの中で自分が何をしたいのか忘れてしまう。このタイプの危険信号は、怒りっぽくなる、眠れない、小さなことにいらだつ、の三つです。そんなときは薪を足すのではなく、温度を下げること。必要のない役割を一つ二つ降りて、しばらくは自分にだけ責任を持てばいい状態をつくりましょう。
大限のリズム
火六局の紫微星は数え年6歳で運が動き出し、6〜15歳は命宮そのものを通ります。初めて集団生活に入る年頃に、大限がちょうど自分自身の宮にあるのです。16歳からは、生年の陰陽と男女によって順行か逆行かが決まり、26歳と36歳でまた替わります。環境に前へ押し出されがちな人だからこそ、どの一歩を自分で選び、どの一歩を押されて踏み出したのかを覚えておくと、人の期待の中で燃えすぎずにすみます。
この人物をもっと詳しく知るなら紫微星・帝王のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は紫微。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は火六局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。火六局なら6歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤4,386枚では:
- 命宮の地支
- 寅 10.2%、卯 10.2%、丑 10.1%、辰 10.1%、巳 10.1%、午 8.5%
- 主星の明るさ
- 旺 50.9%、廟 25.4%、得 16.9%、平 6.7%
- 命宮の組み合わせ
- 紫微・天府 17%、紫微・貪狼 17%、紫微・七殺 16.9%、紫微・天相 16.9%、紫微・破軍 16.9%、紫微単独 15.3%
- 五行
- 紫微は土、火六局は火
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紫微のほかの4つの局
火六局のほかの人物
紫微タイプの有名人
よくある質問
紫微星は「火鈴を制す」というけれど、火六局と関係がある?
関係はありません。『全書』は紫微星について「能く火鈴を制して善と為し」と書いていますが、この火鈴は火星・鈴星という二つの煞星のことで、紫微星がその衝撃をやわらげられるという意味です。火六局は、命宮のある天干と地支から納音五行で導かれる局。どちらも名前に火が入っていますが、別のものです。
命宮が子で紫微星が平だと、弱い紫微なの?
そうではありません。『全書』巻三は紫微星の明るさを「紫微、丑未午に廟、寅申卯酉巳亥に旺、子に平、陥無し」と記しています。十二宮のどこにも陥はなく、この行には辰・戌が挙がっていませんが、命盤は巻二の表に従って得と表示します。子の平は紫微星のいちばん低い段階でも、なお平和の地です。子は真夜中。真夜中の帝星は光を外に放たず、表に出るより裏で動き、決める前によく考えます。火六局の紫微星の一割弱が子にあり、それはもう一つの家の治め方なのです。
火六局・紫微タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が紫微で五行局が火六局なのは4,386枚。約1.7%、およそ60人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。