金四局・紫微タイプはどんな人?
鉱山は外から見ると静かでも、中ではいつも石が金属へと精錬されています。金四局の紫微もそう。「形になったもの」に敏感で、理想の話をしていても途中で自然に「で、アウトプットは?」と聞いてしまいます。
紫微と金四局
このタイプの紫微星は、自分の力を外へ送り出す習性があります。紫微星は土、金四局は金。土は金を生むので星が局を生かす形になり、その力は最後に目に見える実績や作品、仕組みに変わります。金四局の紫微星は廟に入る割合が約三割一分で、午の紫微星単独と、丑・未の紫微破軍によるもの。旺が約四割九分、得が約一割七分です。組み合わせでは紫微七殺がもっとも多く約一割九分で、大半は命宮が巳。紫微貪狼がもっとも少なく約一割四分です。命宮が子で平になる人はごく一部です。
仕事とお金
紫微七殺が多いことが、このタイプの鍵です。『紫微斗数全書』は紫微星について「能く七殺を降して権と為す」と書きます。七殺星の突進力が帝星の手に渡ると、実行する権限に変わるのです。金四局では、その権限に出口があります。土が金を生み、決断が製品や納品、数字になっていく。決裁して結果を背負う立場が合い、営業の責任者、エンジニアリングのリーダー、起業などが向いています。ただし土が金を生むぶん代償もあり、与える量が多く、チームでいちばん最後に帰るのもこの人だったりします。お金については「つくれば入ってくる」と考えるので、収入が成果と強く結びつきがち。業績と連動しない安全資金を別に置いておきましょう。
恋愛と人づきあい
愛情表現は「行動」です。家の壊れたものを直し、相手の予定を自分のスケジュールに組み込む。甘い言葉は得意ではなく、贈り物はたいてい解決策。椅子が座りにくいとこぼせば、翌週には新しい椅子が届きます。パートナーがほしいのが一緒に過ごす時間なら、はっきり伝えてください。鉱山は喜んであなたのために掘ってくれます。どこを掘ればいいか知りたいだけなのです。
行き詰まったとき
鉱山は掘りすぎると空っぽになります。成果が止まると自分の価値まで止まった気がしたり、決断が速すぎて、七殺星の勢いに帝星のプライドが重なり、間違えても引き返しにくくなったり。「何をしたか」と「自分が誰か」を切り離し、毎週ひとつ、何も生み出さなくていい時間をとること。大きな決断の前には、あえて反対意見を言ってくれる人に一度話してみましょう。
大限のリズム
金四局の紫微星の最初の大限は数え年4〜13歳で命宮にあたり、その後は14・24・34歳で替わります。成果で自分を証明することに慣れた人にとって、大限の替わり目にはある種の不安がつきものです。前の成績表がもう通用しない気がする。環境が変わり、物差しも変わったからです。急いで新しい成果を出さなくてかまいません。数か月かけて、新しい大限が何を求めているのかを見きわめること。鉱脈を見つけてから掘りはじめればいいのです。
この人物をもっと詳しく知るなら紫微星・帝王のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は紫微。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は金四局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。金四局なら4歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤4,379枚では:
- 命宮の地支
- 午 13.6%、辰 13.5%、巳 13.5%、未 10.2%、寅 10.1%、卯 10.1%
- 主星の明るさ
- 旺 49.1%、廟 30.6%、得 16.9%、平 3.4%
- 命宮の組み合わせ
- 紫微・七殺 18.7%、紫微単独 17%、紫微・破軍 17%、紫微・天府 16.9%、紫微・天相 16.9%、紫微・貪狼 13.5%
- 五行
- 紫微は土、金四局は金
命盤を出して自分のタイプを確かめる
生年月日と生まれた時刻を入れると、無料で命盤全体が出て、人物カードにあなたのタイプが表示されます。
紫微のほかの4つの局
金四局のほかの人物
紫微タイプの有名人
よくある質問
紫微七殺が命宮にあると、怖い人になる?
そうとは限りません。『全書』は紫微星について「能く七殺を降して権と為す」と書いています。七殺星の硬さと勢いが帝星に取り込まれ、仕事の信頼感に変わるという意味です。まわりからは怖いというより、厳しくて決断の速い人と見られることが多いでしょう。プレッシャーがかかると言葉が短くなり、命令のように聞こえがちなので、理由をひとこと添えると、チームはたいていついてきます。
金四局の紫微は起業に向いている?
向いています。とくにアイデアを製品やサービスとして形にする起業です。強みは決断と納品、難しいのは人に任せること。初期のうちにお金を管理し、ブレーキを踏める共同創業者を見つけておくと、土が金を生む力をいちばん効くところに使えます。
金四局・紫微タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が紫微で五行局が金四局なのは4,379枚。約1.7%、およそ60人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。