金四局・貪狼タイプはどんな人?
何でも見て、何でも試して、最後に本当にいいものだけを残す。それが金四局の貪狼星の買い物かごであり、仕事や友人の選び方でもあります。欲が減ったわけではなく、ものさしを一本持つようになったのです。
貪狼と金四局
剪定された貪狼星、というのがこの局にいちばんふさわしい言い方です。金四局は金の局です。『紫微斗数全書』のいう「其の気木に属し、体水に属す」貪狼星にとって、この局には両面があります。金は水を生むので「体」を養い、金は木を剋すので「気」を刈り込む。剪定されても熱意はそのままで、何に価値があって何にないかがわかっている。このタイプの命盤で貪狼星がいちばん多いのは寅と子で、それぞれ約27%。辰が20%、戌が約13%、申と午はどちらも約7%です。明るさは廟・旺・平がそれぞれ約33%で、辰・戌が廟、子・午が旺、寅・申が平。いちばん多い寅宮は平、子宮は旺なので、この局の貪狼星には二つの顔がよく見られます。センスと腕を土台にするタイプと、生まれつき人に好かれるタイプです。
仕事とお金
新しいものに何でも飛びつくことはなく、まず見て、比べて、それから手を出します。そして手を出したときは、たいてい選び方が的確です。『全書』は貪狼星を「高吟浮蕩を好み、巧を作して拙を成す」と書き、理想が高すぎたり小細工が多すぎたりすると裏目に出ると戒めています。金四局の貪狼星はこの点をよく自覚していて、だからこそ細部と仕上がりにこだわります。お金は良いものには惜しまず使っても、無駄遣いはしません。いいものを一つ買って十年使う、それがこのタイプの哲学です。セレクト、ブランド、デザイン、鑑定、目利きのいる投資は、まさに本領を発揮できる舞台です。
恋愛と人づきあい
人を選ぶのも慎重で、なんとなく付き合い始めることはめったにありません。そのかわり始めたら丁寧で、記念日はすべて覚えていて、プレゼント選びには時間をかけます。外からは少し近寄りがたく見えても、実は観察しているだけ。合うのは、こだわりを向けられても気にせず、細部の良さをわかってくれる相手です。けんかになると言葉が鋭くなるので、あとで少しだけ引き取りましょう。「さっきのは言い過ぎた」の一言は、大きな花束にも負けません。
行き詰まったとき
研ぎすぎた刃は、持つ手まで傷つけます。基準が高すぎると何も始められず、「まだ一番いいのが見つかっていない」が動かない理由になってしまう。あるいは自分に厳しすぎて、作品がいつまでもあと一歩足りないと感じる。ほどく方法は「これで十分、出す」という締め切りを決めること。金の鋭さは、選ぶことに使えば才能ですが、自分を責めることに使えば消耗になります。そのものさしを人に貸して、友だちの買い物を手伝うと、楽しさが戻ってくることもよくあります。
大限のリズム
金四局の貪狼星の大限は、数え年4歳の命宮から始まり、14・24・34歳で一宮ずつ移ります。この人にとって、その切り替わりはクローゼットの整理に似ています。古い基準のうち、残るものもあれば手放すものもある。切り替わりの前後は、いちばん片づけたくなる時期になりやすく、仕事も持ち物も人間関係も、ひと通りふるいにかけられることがあります。空いた場所を急いで埋めなくてもかまいません。まず、何が残ったかを見てみましょう。手放したものはむだになりません。ひとつ手放すたびに、自分が何を求めているかがはっきりしていく。あのものさしは生まれつきではなく、そうやって一削りずつ研がれていくのです。
この人物をもっと詳しく知るなら貪狼星・才人のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は貪狼。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は金四局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。金四局なら4歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤2,222枚では:
- 命宮の地支
- 寅 26.6%、子 26.6%、辰 20%、戌 13.3%、申 6.7%、午 6.7%
- 主星の明るさ
- 平 33.3%、旺 33.3%、廟 33.3%
- 五行
- 貪狼は「気は木、体は水」、金四局は金
命盤を出して自分のタイプを確かめる
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貪狼のほかの4つの局
金四局のほかの人物
貪狼タイプの有名人
よくある質問
金四局の「金」は、武曲星の金と同じもの?
違います。金四局は命宮の干支の納音五行から決まるもので、命盤全体のリズムや下地を表します。武曲星が金に属するというのは、星そのものの性質の話です。星どうしの位置関係は決まっていて、貪狼星が辰・戌にあるとき、武曲星は必ず向かいの遷移宮に入り、武貪が向き合う形になります。このタイプの約三分の一がそうです。貪狼星が子・寅・午・申にあるときは、武曲星は三方四正に入りません。ただし、それは星の位置の話で、局の金とは別のものです。
金四局の貪狼星はこだわりが強そう。付き合いにくい?
こだわるのは物で、人ではありません。品質には基準がありますが、友だちにはむしろ気前がよく、みんなのためにお店やプレゼントや宿を選ぶ係になりがちです。付き合うコツは、自分の好みをはっきり伝えること。いちばん困るのは「なんでもいい」です。方向さえ示せば、その中でいちばんいいものを見つけてくれることが多いはずです。
金四局・貪狼タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が貪狼で五行局が金四局なのは2,222枚。約0.8%、およそ118人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。