金四局・廉貞タイプはどんな人?
金属を切るには火が要り、火が十分に集まれば鋼板も切れます。金四局の廉貞はその切断の炎のような人で、硬いものを分解し、組み立て直すのが得意です。
廉貞と金四局
火が金を剋す局で、火の星である廉貞星は、金の局である金四局で、硬い問題に直接手をつけるのが習い。規則も構造も詰まった手順も、いったん開いて中を見たくなるのです。この局の廉貞星は、破軍星との同宮がほかのどの組み合わせよりも多く二割近く、大半は酉。七殺星との同宮はむしろいちばん少数です。地支では申・酉・戌の三つで四割を超えます。明るさは平が最も多く三分の一以上、利が約三割、寅・申の廟と巳・亥の陥はどちらも二割未満です。
仕事とお金
卯・酉の廉貞破軍について、『紫微斗数全書』の骨髄賦は「貞卯酉に居れば定めて是れ公胥吏の輩」と言い、女命骨髄賦は「破軍廉貞卯酉に居れば、細巧の人定めて芸奇なり」と書いています。二つを合わせると、今の読み方は「きめ細かな専門性」。組織の中で煩雑でも大切な仕事をさばくか、一つの技術で身を立てるか。火が金を剋すことで分解する力が備わり、エンジニアリング、修理、鑑識、精密加工、制度改革などが向いています。お金は道具と技術には惜しまず使い、見栄にはあまり使いません。
恋愛と人づきあい
恋愛ではストレートで強烈。好きなら態度に出し、好きでなければ隠せません。火が金を剋す人は身のまわりを作り変えることに慣れていて、パートナーにも「もっと良くなれるのに」と思ってしまいがち。相手が作り変えられていると感じると関係は張りつめます。その力を、二人で外の難題を分解するほうに使えば、かえって距離が縮まります。
行き詰まったとき
切断の炎は集中しすぎると、残すべきものまで切ってしまいます。理不尽なものを取り除こうとするあまり、まだ役に立つ部分まで分解してしまう。もうひとつは、分解ばかりで組み立てが少なく、作りかけが山になること。何かを分解する前に、代わりに何をはめるかを決めておきましょう。
大限のリズム
金四局の廉貞星の最初の大限は命宮から始まり、数え年4〜13歳を受け持ちます。その後は14・24・34歳で大限が移ります。替わり目の前後は、このタイプが「全部やり直したい」といちばん思う時期。新しい大限は新しい人と新しいルールを連れてくるので、気に入らないものが急に増えるのです。まず三か月観察して、本当に理不尽なものと、ただ慣れないだけのものを見分けてから、どこを切るか決めましょう。
この人物をもっと詳しく知るなら廉貞星・審判のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は廉貞。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は金四局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。金四局なら4歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤4,385枚では:
- 命宮の地支
- 酉 13.6%、申 13.6%、戌 13.5%、未 10.2%、午 10.2%、亥 10.1%
- 主星の明るさ
- 平 35.7%、利 30.4%、廟 17%、陥 16.9%
- 命宮の組み合わせ
- 廉貞・破軍 18.7%、廉貞単独 17%、廉貞・天相 16.9%、廉貞・貪狼 16.9%、廉貞・天府 16.9%、廉貞・七殺 13.6%
- 五行
- 廉貞は火、金四局は金
命盤を出して自分のタイプを確かめる
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廉貞のほかの4つの局
金四局のほかの人物
廉貞タイプの有名人
よくある質問
「貞卯酉に居れば定めて是れ公胥吏の輩」とはどういう意味?
『全書』の骨髄賦の一句で、公胥吏とは役所で実務を担う人たちのことです。卯・酉の廉貞星は必ず廉貞破軍で明るさは平。昔の人は、この人たちを役所の中で働く人に向いていると見ました。巻三には煞星が加わる場合にこう読むという書き方もあるので、煞星の有無もあわせて見ます。今なら、仕組みの中で細部を処理し、物事を本当に動かすのが得意な人と読めます。女命骨髄賦の「破軍廉貞卯酉に居れば、細巧の人定めて芸奇なり」は、技術と専門性を指しています。金四局の廉貞星の二割近くがこの組み合わせで、どちらの読み方も参考になります。
金四局の廉貞と、武曲星が命宮の人は相性がいい?
どちらも実務派なので、一緒に動くととても効率的です。武曲星が資源と実行を、廉貞星が問題の分解とルールづくりを受け持つ。摩擦は主導権で、二人とも最終決定をしたがります。領域を分けて、それぞれの範囲では本人が決める形にすれば、協力はなめらかに進みます。
金四局・廉貞タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が廉貞で五行局が金四局なのは4,385枚。約1.7%、およそ60人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。