金四局・天府タイプはどんな人?
入れるだけで出さない蔵もありますが、金四局の天府は違います。土は金を生むので、この人の蔵には利息がつき、蓄えたものはよくほかの人の道具やチャンスに変わります。
天府と金四局
天府星の土が金四局の金を生む形で、この局では天府星の土がずっと何かを「生み」続け、資源を整えてから送り出していくのです。このタイプは天府星の単独だけ。命宮は亥が最多で四分の一を超え、酉と丑がそれぞれ約二割、未がいちばん少数です。明るさは得が半分を超え、丑・未の廟は三割弱、酉の旺は約二割です。向かいの七殺星の組み合わせでは紫微七殺がいちばん多く、巳・亥を合わせると四割近くになるからです。
仕事とお金
『紫微斗数全書』の骨髄賦は「天府天相は乃ち衣禄の神為り」と書いています。衣は着るもの、禄は収入で、天府星と天相星が司るのは暮らしを支える土台。金四局では、その土台が外へ育っていきます。資源を仕組みに変えるのが得意で、家のお金を教育資金に、会社の利益を社員の研修予算に。資産計画、ファンド運用、人材開発、非営利団体の財務などが向いています。お金は動かしますが、ルールに沿って。分けて、定期的に、理解できるものにだけ入れます。
恋愛と人づきあい
恋愛では実際的で気前がよく、二人の将来に備えるのが好きです。共同の口座、保険、一緒に身につける技術。土が金を生む人が贈るのは、たいてい「あなたをもっと良くする」もので、講座だったり道具一式だったり。パートナーがただ抱きしめてほしいなら、はっきりそう頼んでみて。喜んで応じます。思いつかないだけなのです。
行き詰まったとき
蔵の帳簿を細かくつけすぎると、かえって何も動かせなくなります。一つひとつに名前をつけ、順番を決めてからでないと使えず、チャンスが来てもまだ予算の承認待ち。このタイプは仕組みを時機より重く見がちです。「説明しなくていい」少額の予算を一つ持っておけば、価値ある機会にすぐ手を出せます。
大限のリズム
金四局の天府星は数え年4歳から最初の十年を命宮で過ごし、その後は14・24・34歳で大限が替わります。大限が引き継がれる前後には、このタイプはよく棚卸しをします。どの資源を持っていき、どれを人に渡し、どれを終わらせるか。棚卸しがきちんとできていれば、新しい大限の始まりに、蔵に何が使えるかがわかっています。
この人物をもっと詳しく知るなら天府星・金庫番のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は天府。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は金四局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。金四局なら4歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤2,154枚では:
- 命宮の地支
- 亥 27.5%、酉 20.8%、丑 20.6%、卯 13.7%、巳 10.4%、未 6.9%
- 主星の明るさ
- 得 51.7%、廟 27.5%、旺 20.8%
- 五行
- 天府は土、金四局は金
命盤を出して自分のタイプを確かめる
生年月日と生まれた時刻を入れると、無料で命盤全体が出て、人物カードにあなたのタイプが表示されます。
天府のほかの4つの局
金四局のほかの人物
天府タイプの有名人
よくある質問
天府星が「得」だと、弱いの?
そうではありません。得は明るさの段階の一つで、星がふさわしい位置を得て、力が安定し控えめに出ることを表します。金四局の天府星は半分以上が得(卯・巳・亥)で、亥だけで四分の一を超えます。天府星には十二宮のどこにも陥がなく、いちばん低い段階が得。得の天府星は守りが堅く、資源を分けることにも前向きで、土が金を生む姿によく合っています。
金四局の天府と、武曲星が命宮の人は相性がいい?
息の合う二人になりやすい組み合わせです。天府星は蔵、武曲星は財。金四局の天府星は資源を送り出すのが得意で、武曲星はそれを実行に移すのが得意です。一方が蔵を守り、もう一方が手を出す。どちらもお金を重く見るので、使う優先順位を先に話し合っておくこと。何が投資で何が出費か、それぞれの定義を書き出しておきましょう。
金四局・天府タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が天府で五行局が金四局なのは2,154枚。約0.8%、およそ122人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。