金四局・武曲タイプはどんな人?
金の上に金。まだ冷めきっていない金塊のように、硬く純粋で、その価値は時間がたってから見えてきます。
武曲と金四局
武曲星は金、金四局も金。金属が二枚重なり、このタイプの武曲星は純粋で実際的です。組み合わせでは武曲貪狼が最多の約一割九分で、そのうち約七割が丑。武曲七殺・武曲天府・武曲天相・武曲星単独がそれぞれ約一割七分、武曲破軍が約一割四分です。地支では子・丑・寅が最多。明るさは廟が約三割六分で、辰・戌の武曲星単独と丑・未の武曲貪狼によるもの。利・旺・得がそれぞれ約一割七分、平が約一割四分です。
仕事とお金
武曲貪狼が多いことが、このタイプの特徴です。武曲星と貪狼星が丑か未で命宮にあると、星格の命盤には「貪武同行」と表示されます。『紫微斗数全書』の骨髄賦には「先に貧しく後に富むは武貪身命の宮に同じければなり」とあり、昔の人が見ていたのは遅咲きの財運でした。貪狼星の欲と武曲星の実行力が足並みをそろえるには、時間がかかるのです。金の上に金の人は一途で、決めたら最後までやり通すので、長く積み上げる専門分野が向いています。精密加工、金融、技術コンサルティング、彫金やジュエリー。お金は守ることも賭けることもできます。昔の人が見たリズムは「先に磨き、後で収める」で、いつ収められるかは命盤全体しだいです。
恋愛と人づきあい
恋愛では一途で口数が少なく、一度口にした約束はめったに変えません。金の上に金の硬さゆえに、やわらかくなだめるのは苦手。大切な人を長期計画に組み込むのがこの人の愛し方で、一緒に積み立てる資金、一緒に見に行く家がその証です。その場のやさしさが欲しいなら、パートナーからやって見せてあげて。覚えるのはゆっくりでも、一度覚えたら忘れません。
行き詰まったとき
冷めかけの金塊は、叩かれるのがいちばんこたえます。最初の努力がすぐ実らないと、選び間違えたのではと疑い、全部やり直したくなる。武曲貪狼の人はこの時期にとくに焦りがちです。助けになるのは記録。毎年学んだこと、積み上げたものを書き留めておけば、目に見える進み具合が、まだ回収の見えない年月を支えてくれます。
大限のリズム
金四局の武曲星の最初の大限は数え年4〜13歳で、ちょうど命宮にあたります。最初の大限が自分の宮なので、この十年のテーマは自分という金属を知ること。北風より太陽に動かされるタイプだとか、言葉より数字が性に合うとか、早くから気づく人が多いのです。大限は14・24・34歳で移っていきます。希夷先生の「貪狼は少年郎に発せず」を金の上に金の局で読むと、焼きなましに似ています。重なった金属は冷めるのも硬くなるのもゆっくりで、急いで叩けば割れてしまう。古書の言葉は注意書きであって、時刻表ではありません。
この人物をもっと詳しく知るなら武曲星・実業家のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は武曲。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は金四局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。金四局なら4歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤4,377枚では:
- 命宮の地支
- 寅 13.5%、丑 13.5%、子 13.5%、戌 10.1%、亥 10.1%、卯 10.1%
- 主星の明るさ
- 廟 35.7%、利 17%、旺 16.9%、得 16.9%、平 13.5%
- 命宮の組み合わせ
- 武曲・貪狼 18.8%、武曲・七殺 17%、武曲・天府 16.9%、武曲・天相 16.9%、武曲単独 16.9%、武曲・破軍 13.5%
- 五行
- 武曲は金、金四局は金
命盤を出して自分のタイプを確かめる
生年月日と生まれた時刻を入れると、無料で命盤全体が出て、人物カードにあなたのタイプが表示されます。
武曲のほかの4つの局
金四局のほかの人物
武曲タイプの有名人
よくある質問
「貪武同行」だと、三十歳まで芽が出ない?
星格の命盤では、武曲星と貪狼星が丑か未で命宮にあると「貪武同行」と表示されます。『全書』の骨髄賦には「貪武墓中に居れば三十にして才めて福を発す」、巻三には「貪武は先に貧しくして後に富む」とあります。昔の人が見ていたのは、先に鍛えられ、後で実るというリズム。三十は古書の言い回しであって、決まった年齢でも保証でもありません。いつ実りはじめるかは命盤全体と自分の積み上げしだいです。金四局の武曲星の約一割九分がこの組み合わせで、多くは丑にあります。命盤が表示するのは丑・未の同宮だけで、古書には辰・戌で武曲星と貪狼星が向かい合う読み方もあるので、そちらは自分で確かめてください。
金の上に金だと、硬すぎて付き合いにくい?
よくある誤解です。金の上に金とは、性格が純粋で原則がはっきりしているということで、冷たいという意味ではありません。このタイプは一度信頼すると、とても頼りになります。苦手なのは社交辞令。必要なことと期限をはっきり伝えれば、いちばん確かな答えを返してくれます。
金四局・武曲タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が武曲で五行局が金四局なのは4,377枚。約1.7%、およそ60人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。