火六局・武曲タイプはどんな人?
鉄は火に入れてこそ刃になります。火六局の武曲は環境の熱に打たれ続け、そこから粘り強さと確かな腕が生まれます。
武曲と火六局
火が金を剋す組み合わせで、火六局の火がこの金属を鍛え続けるので、このタイプの武曲星はプレッシャーの中で形になることが多いのです。六つの組み合わせは均等で、武曲七殺・武曲破軍・武曲星単独・武曲天府・武曲貪狼がそれぞれ約一割七分、武曲天相が約一割五分。地支では酉・戌・亥・子・丑の五つが最多です。明るさは廟が約三割四分で、辰・戌の武曲星単独と丑・未の武曲貪狼がどちらも廟(命盤が貪武同行と表示するのは丑・未の同宮だけで、辰・戌で武曲星と貪狼星が向かい合う形は古書に別の読み方があり、自分で確かめる必要があります)。利・平・旺がそれぞれ約一割七分、得が約一割五分です。
仕事とお金
『紫微斗数全書』の骨髄賦には「武曲廟垣なれば威名赫奕」とあり、廟の武曲星には威名があるとされます。火六局の武曲星は約三割四分が廟で、火で鍛えられた金属はとりわけよく光るのです。このタイプの威厳はたいてい生まれつきではなく、プレッシャーを何度も引き受けて得たもの。納期の厳しいプロジェクト、人手の足りない支店、誰も引き受けたがらない後始末。重圧はあっても成果のはっきりした仕事が向いていて、工事の現場、救援活動の後方支援、成果重視のチームなど。お金は実力で稼ぎ、リスクにも強い。鍛えられている時期の出費は、たいてい道具と経験を買うためのものです。
恋愛と人づきあい
恋愛ではストレートで、言いたいことは言い、怒るのも速い。火に剋される金のタイプは鍛えられることに慣れていて、ときにパートナーにも同じ強さで接してしまいます。相手に必要なのは理解であって、鍛えられることではありません。けんかのあとは行動で仲直りするのがこの人流で、夕食を作ったり、相手の車を満タンにしておいたり。
行き詰まったとき
鉄は熱しすぎるともろくなります。重圧を長く背負いすぎると、怒りっぽく辛抱がきかなくなり、得意なことさえうまくいかなくなる。そんなときは踏ん張るより、しばらく火から離れること。休みを取り、環境を変えて金属を冷ませば、粘り強さは戻ってきます。
大限のリズム
火六局は五つの局でいちばん運が動き出すのが遅く、武曲星が命宮にある人は数え年6歳でようやく最初の大限に入り、15歳までは命宮です。16歳で大限は命宮を離れ、26歳と36歳で替わります。鍛えるには時間がかかるもの。起運の遅い武曲星は、人と進み具合を比べる必要はありません。大限が替わるたびに炉に戻るようなもので、出てきたときには刃がいっそう鋭くなっていることが多いのです。
この人物をもっと詳しく知るなら武曲星・実業家のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は武曲。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は火六局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。火六局なら6歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤4,388枚では:
- 命宮の地支
- 酉 10.2%、戌 10.2%、亥 10.2%、子 10.1%、丑 10.1%、寅 8.6%
- 主星の明るさ
- 廟 33.8%、利 17%、平 16.9%、旺 16.9%、得 15.4%
- 命宮の組み合わせ
- 武曲・七殺 17%、武曲・破軍 16.9%、武曲単独 16.9%、武曲・天府 16.9%、武曲・貪狼 16.9%、武曲・天相 15.4%
- 五行
- 武曲は金、火六局は火
命盤を出して自分のタイプを確かめる
生年月日と生まれた時刻を入れると、無料で命盤全体が出て、人物カードにあなたのタイプが表示されます。
武曲のほかの4つの局
火六局のほかの人物
武曲タイプの有名人
よくある質問
火が金を剋すと、苦労が多い?
苦労の形が違うのです。火が金を剋すとは、環境がこの人に求め、圧をかけるということで、このタイプは試されるときにこそ力を見せます。希夷先生は武曲星について「制を受け陥に入るを怕れ」と書いていますが、武曲星には十二宮のどこにも陥がなく、いちばん低くて平。火六局の武曲星の約三割四分は廟です。ここでの重圧は鍛えることであって、壊すことではありません。休息を大事にすれば、粘り強さは残ります。
武曲七殺の同宮はどんな人?
武曲七殺は必ず卯か酉で命宮に入り、明るさは利、向かいの宮は天府星です。七殺星の突進力に武曲星の実行力が加わり、決断も行動も速い。向かいの天府星が底力を与えてくれます。火六局の武曲星の約一割七分がこの組み合わせ。チームの最前線に立つことが多い人で、突っ込む前に退路を計算しておくと、天府星の底力を生かせます。
火六局・武曲タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が武曲で五行局が火六局なのは4,388枚。約1.7%、およそ60人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。