木三局・天同タイプはどんな人?
根に水をやれば木は伸びますが、水そのものは誰の目にも留まりません。木三局の天同は水をやる人で、その福はほかの人を通して育つことがよくあります。
天同と木三局
水が木を生む組み合わせです。水の星である天同星は、木の局である木三局で、自分の福を外へ送り出し、まわりの人を養うのが習いです。約五割四分が天同星の単独で、天同天梁が約一割七分、天同太陰が約一割五分、天同巨門が約一割三分。命宮は辰・巳・寅・亥・卯・丑・子のどれもよく見られます。明るさは平が約三割四分、巳・亥の廟が約二割、旺が約一割七分、不が約一割三分、利が約一割、陥が約5パーセントです。
仕事とお金
希夷先生は天同星を「南斗益算保生の星」と呼んでいます。益算は寿命を延ばすこと、保生は命を守ること。木三局では、この「保生」が世話をする才能になります。人を育てるのが上手で、新人も学生も、病気明けで復帰した同僚も、この人のそばではよく伸びるのです。教育、人材育成、福祉、園芸など、何かがゆっくり育つのを待つ仕事が向いています。水が木を生む代償は、尽くしたことが見えにくく、手柄は育った木のものになること。お金も人のために使いがちなので、自分のためだけに使うお金を取っておきましょう。
恋愛と人づきあい
愛し方は、相手を心地よく過ごさせること。寒がりなのを覚えていて車にはいつも上着が一枚、あなたが忙しい週には家のことを全部整えておいてくれる。水が木を生む人はめったに手柄を主張しないので、パートナーが気づいたときの「ありがとう」が、何よりの養分になります。
行き詰まったとき
水をやりすぎると根が腐ります。人の世話に夢中で自分を忘れたり、人の仕事を代わりに片づけて、かえって相手が育たなくなったり。少し手を放し、相手に自分で探らせるのも一つの世話です。自分のための畑も一画残して、自分だけのものを育てましょう。
大限のリズム
木三局の天同星は数え年3歳で運が動き出し、3〜12歳の最初の大限が命宮です。最初の大限が自分の宮なので、このタイプは早くから自分の望む暮らしを知っています。静かで、誰かがそばにいて、世話をするものがある暮らし。13歳以降は大限が命宮を離れ、23歳、33歳で替わります。この先どの宮に入っても、早くに知った自分の姿が、いつでも帰れる場所になります。
この人物をもっと詳しく知るなら天同星・福星のページへ。
紫微斗数ではどう決まる?
このタイプの命宮主星は天同。命宮は十二宮のうち「あなたが何者か」を語る宮で、そこにある主星が下地の色になります。主星が2つある場合は先に並ぶほうで数えます。
五行局は木三局。五行局は命宮の干支の納音で決まり、紫微星の位置と、最初の大限が始まる数え年を決めます。木三局なら3歳から。局に良し悪しはなく、星格では同じ人物の味わいの違いとして読みます。
このタイプの命盤4,387枚では:
- 命宮の地支
- 辰 10.2%、巳 10.2%、寅 10.2%、亥 10.2%、卯 10.2%、丑 10.1%
- 主星の明るさ
- 平 33.9%、廟 20.4%、旺 16.9%、不 13.5%、利 10.2%、陥 5.1%
- 命宮の組み合わせ
- 天同単独 54.3%、天同・天梁 16.9%、天同・太陰 15.2%、天同・巨門 13.5%
- 五行
- 天同は水、木三局は木
命盤を出して自分のタイプを確かめる
生年月日と生まれた時刻を入れると、無料で命盤全体が出て、人物カードにあなたのタイプが表示されます。
天同のほかの4つの局
木三局のほかの人物
天同タイプの有名人
よくある質問
天同星が命宮でも「機月同梁」になる?
なります。しかも少なくありません。星格の命盤が機月同梁と判定するのは、天機星・太陰星・天同星・天梁星の四つが命宮の三方四正にそろったとき。天同星が命宮にある場合、寅・申の天同天梁、子・午の天同太陰、辰・戌の天同星単独の三つの位置では、ほかの三つの星が必ず三方四正に入るので、いずれも表示されます。合わせると木三局の天同星の約半分です。『紫微斗数全書』の骨髄賦は「機月同梁は吏人と作る」と言い、今なら専門職や制度の中の仕事、参謀役が合うと読めます。
木三局の天同に向いている仕事は?
人や物がゆっくり育つ仕事です。教師、カウンセラー、人材育成、福祉、介護、園芸など。成長の過程が見えることが大事なので、スピードばかり求めて毎四半期倍増を目指すような環境では、すぐに熱が冷めてしまいます。
木三局・天同タイプはどのくらいいる?
1950–2009年の毎日×12時辰で出した262,980枚の命盤のうち、命宮の人物が天同で五行局が木三局なのは4,387枚。約1.7%、およそ60人に1人です。どの日・どの時辰も同じ数で数えているので、実際の人口の出生分布ではありません。
同じ日に生まれても、タイプが違うのはなぜ?
命宮がどの宮に入るかは生まれ月と時辰で決まり、五行局はその命宮の干支で決まります。同じ日でも時辰がひとつずれると命宮が隣へ移り、主星も五行局も変わることがあります。1日の12の時辰からは、たいてい何種類かのタイプが出てきます。
五行局とは?
五行局は命宮の干支の納音五行で、水二局・木三局・金四局・土五局・火六局の5つ。局の数で紫微星の位置が決まり、最初の大限が始まる数え年にもなります(水二局は2歳、火六局は6歳)。数の大小に良し悪しはなく、星格では五行の気質を同じ人物の「味わいの違い」として読みます。
MBTIとは何が違う?
MBTIは質問への答えから「自分をどう見ているか」を出します。星格のタイプは生年月日と時刻から出すので、答える必要はなく、同じ生まれなら必ず同じタイプです。並べて見るのがおすすめ。MBTIはいまの習慣を、命盤は生まれ持った下地と人生のリズムを語ります。
命宮に主星が2つある場合は?
2つの主星が同じ宮にある場合は、先に並ぶほう(紫微系・天府系の順)で数えます。命盤ページの人物カードと同じです。主星のない命宮は空宮で、人物は旅人です。
タイプは命宮と五行局だけを見た、命盤のいちばん大まかな輪郭です。同じタイプでも、身宮や三方四正、四化はひとりひとり違います。