夫妻宮(妻妾宮)

〈妻妾宮〉

『紫微斗数全書』巻二・安星起例と十二宮・原文と現代語訳

はじめに

この篇は『紫微斗数全書』巻二の、十二宮ごとに諸星の判断を並べた部分から取ったものです。底本の見出しは「妻妾宮」で、今の夫妻宮にあたります。全書は男性の命の立場から書かれているので、「妻」「娶」「作新郎」といった言葉が多く出てきます。「男女」と書いてある句は、男女どちらにも当てはまります。

書き方は兄弟宮と同じで、一つの星に一条ずつです。まず、その星が夫妻宮にあると早く娶るのがよいか遅く娶るのがよいか、「諧老」(共に白髪になるまで添い遂げること)できるか、配偶者は年上がよいか年下がよいか、容貌や気性はどうかを言います。次に、どの主星と同宮するとどう変わるかを言い、最後に擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星が加わると「刑剋」(配偶者が傷つく、または早く亡くなる)や「生離」(生きているうちに別れる)になると言います。順番は十四主星、文昌・文曲、禄存、左輔・右弼、擎羊・陀羅、火星・鈴星、天魁・天鉞で、最後の一条が斗君です。

よく出る言葉:「諧老」は共に年老いるまで添い遂げること、「刑剋」は妻を剋すること、つまり配偶者に災いがあるか早く亡くなること、「生離」は生きているうちの別れ、「三度作新郎」は三度結婚すること、「親上成親」は親戚どうしで縁組みすることです。「剋三妻」「剋二三妻」は字面どおりに訳しています。

底本にはいくつか誤字があります。「夫同同內助」の「夫」は「天」、「朵不和順」の「朵」はおそらく「多」、「有此四殺,反空劫定剋」の「反」はおそらく「及」で、それぞれの段の校勘に書いてあります。

1紫微晚聘諧老性剛,天府同諧老,天相同年少,破軍同刑剋,加羊陀火鈴亦刑,貪狼同有吉星免刑。

書き下し紫微は晩聘にして諧老し、性剛なり。天府同じくすれば諧老し、天相同じくすれば年少、破軍同じくすれば刑剋し、羊陀火鈴を加うればまた刑あり、貪狼同じくして吉星有れば刑を免る。

現代語訳紫微星が夫妻宮にあると、遅く娶れば共に年老いるまで添い遂げ、配偶者は気性が強いです。天府星と同宮なら添い遂げます。天相星と同宮なら配偶者は年下です。破軍星と同宮なら刑剋があります。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星が加わっても刑剋があります。貪狼星と同宮して吉星があれば、刑剋を免れます。

晚聘
結納を遅く納めること。晩婚のこと。
諧老
共に白髪になるまで添い遂げること。
刑剋
配偶者が傷つく、災いにあう、または早く亡くなること。
解説

全書はこの宮を「妻妾宮」と呼んでいます。男性の命の立場から書いたためで、星格は今の呼び方に合わせて夫妻宮とし、男女どちらの命でも同じように見ます。紫微星が夫妻宮にあると「晚聘諧老性剛」、つまり晩婚で、添い遂げられ、配偶者は気性が強いとされます。帝王の星が配偶者の位置にあるので、自分の考えを持ち、地位もある配偶者と読むのがふつうです。夫妻宮の対宮はいつも官禄宮なので、紫微星が夫妻宮にあるとき、官禄宮には紫微星の向かいの星が入り、結婚と仕事が互いに影響し合いやすくなります。紫微星と破軍星の同宮(丑未)は刑剋があり、紫微星と貪狼星の同宮(卯酉)は吉星があれば免れます。紫微星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

2天機宜年少剛強之,妻可配夫宜長,加羊陀火鈴主生離,晚娶吉,天梁同宜年長,太陰同內助美容。

書き下し天機は年少剛強の妻に宜しく、夫に配すべきは長に宜し、羊陀火鈴を加うれば生離を主る、晩娶は吉、天梁同じくすれば年長に宜し、太陰同じくすれば内助美容。

現代語訳天機星が夫妻宮にあると、年若く気性の強い妻を娶るのがよく、夫のほうは年上がよいです。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星が加わると、生きているうちに別れることをつかさどります。遅く娶れば吉です。天梁星と同宮なら妻は年上がよく、太陰星と同宮なら賢い内助の妻で、容貌も美しいです。

生離
生きているうちに別れること。離縁や別居を指します。
內助
内助。夫を助ける賢い妻。

校勘 「天機宜年少剛強之,妻可配夫宜長」は句読の位置がずれていて、「天機宜年少剛強之妻,可配夫宜長」とすべきところです。

解説

天機星が夫妻宮にあると、年若く気の強い妻がよく、夫は年上がよい、煞星が加われば生離、遅く娶れば吉、という条です。「年の差」は全書の夫妻宮でいちばんよく使われる化解の方法です。配偶者との年齢差を大きくするか、結婚を遅らせれば、刑剋を避けられるという考え方です。天機星は変動をつかさどるので、結婚にも曲折が出やすく、そのため多くの条が晩婚を勧めています。太陰星と同宮(寅申)すると「內助美容」で、天機星と太陰星はやわらかく細やかな組み合わせです。二人とも頭の回転が速いので、互いに十分な余地を残しておくことが大切です。天機星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

3太陽廟旺遲娶吉,早娶剋,因妻得貴,與天梁同加左右招賢明之妻,

書き下し太陽廟旺なれば遅娶は吉、早娶は剋す、妻に因りて貴を得、天梁と同じくして左右を加うれば賢明の妻を招く、

現代語訳太陽星が夫妻宮にあると、廟旺なら遅く娶れば吉で、早く娶ると刑剋があります。妻によって貴くなります。天梁星と同宮して左輔星・右弼星が加われば、賢明な妻を迎えます。

解説

太陽星が廟旺なら、遅く娶れば吉、早く娶れば剋、そして「因妻得貴」です。全書で太陽星は「男作父星,女為夫主」とされ、夫妻宮にあると、配偶者が光を放ち名のある人で、そのために自分も貴くなると読みます。太陽星は輝度がとても大事な星です。廟旺になるのは寅から午まで、落陥は亥と子で、星格の盤ではそのまま輝度が見えます。天梁星と同宮(卯酉)して左輔星・右弼星が加われば、配偶者は賢明です。今の暮らしに引き寄せると、配偶者が外で活躍し顔も広く、自分の仕事を後押ししてくれる配置です。太陽星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

4太陰同內助,巨門同無羊陀火鈴空劫不剋,有此四殺,反空劫定剋,遇耗非禮成婚。

書き下し太陰同じくすれば内助あり、巨門同じくして羊陀火鈴空劫無ければ剋せず、この四殺有り、反(およ)び空劫あれば定めて剋す、耗に遇えば非礼にして婚を成す。

現代語訳(太陽星が)太陰星と同宮すれば、賢い内助の妻がいます。巨門星と同宮して、擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星がなければ剋しません。この四煞と地空星・地劫星があれば、必ず剋します。耗星に遇うと、礼にかなわない形で結婚します。

耗
化気が「耗」である破軍星。耗の付く星全般を指すという説もあります。
非禮成婚
仲人や婚礼の決まりに従わずに結婚すること。

校勘 「有此四殺,反空劫定剋」の「反」はおそらく「及」の誤りで、訳文は「及」として訳しています。

解説

この段は太陽星の条の続きです。太陰星と同宮(丑未)なら内助があり、巨門星と同宮(寅申)なら煞星しだいで、煞星がなければ剋さず、あれば必ず剋します。巨門星と太陽星の同宮は全書でよく論じられる組み合わせで、巨門星の「暗」が太陽星の光に会うので、結婚生活では言いたいことをはっきり言い合う関係になります。「遇耗非禮成婚」の「耗」はふつう破軍星か大耗を指し、「非禮成婚」は仲人を立てずに自分たちで結ばれることで、昔は悪いこととされました。自由恋愛が当たり前の今ではこの句の否定的な意味は当てはまりませんが、原文の意味はそのまま残しています。

✎ メモ

5武曲背剋宜遲娶,同年夫婦也相當,加吉星因妻得財,凶娶因妻去產,貪狼同招遲無刑七殺同剋二三妻,加羊陀火鈴空劫更剋。

書き下し武曲は背剋し遅娶に宜し、同年の夫婦も相当す、吉星を加うれば妻に因りて財を得、凶なれば娶りて妻に因りて産を去る、貪狼同じくすれば遅きを招きて刑無し、七殺同じくすれば二三の妻を剋す、羊陀火鈴空劫を加うれば更に剋す。

現代語訳武曲星が夫妻宮にあると、刑剋があり、遅く娶るのがよいです。同い年の夫婦でも釣り合います。吉星が加われば妻によって財を得て、凶星が加われば妻のために家の財産を失います。貪狼星と同宮なら、遅く娶れば刑剋はありません。七殺星と同宮なら、二、三人の妻を剋します。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星が加わると、剋はさらに重くなります。

背剋
言葉が簡略です。刑剋があり、夫婦が背を向け合う、という意味と読みます。
去產
家の財産を失うこと。
解説

武曲星は夫妻宮で「背剋宜遲娶」です。武曲星は寡宿の星とされ、配偶者の位置では、気持ちを表に出すのが苦手で、どこか距離がある関係になります。吉星が加われば妻によって財を得、凶星なら妻のために財産を失う、というのは、武曲星が財の星なので結婚とお金が結びついているからです。七殺星との同宮(卯酉)で二、三人の妻を剋するというのは、この篇でも特に重い判断の一つです。結婚前のお金の計画と、結婚後のお金の管理の仕方を、この組み合わせではいちばんよく話し合っておく必要があります。武曲星が夫妻宮にあるときも参照してください。〈太微賦〉の系統にも、武曲星が財帛宮や田宅宮にあるときの条文が多くあり、読み比べることができます。

✎ メモ

6天同遲娶諧老,夫宜長妻宜少,加四殺欠和生離,巨門同加四殺亦剋,太陰同助美容,天梁同極美夫婦。

書き下し天同は遅娶にして諧老す、夫は長に宜しく妻は少に宜し、四殺を加うれば和を欠き生離す、巨門同じくして四殺を加うればまた剋す、太陰同じくすれば助けありて美容、天梁同じくすれば極めて美しき夫婦なり。

現代語訳天同星が夫妻宮にあると、遅く娶れば添い遂げます。夫は年上、妻は年下がよいです。四煞が加わると仲がうまくいかず、生きているうちに別れます。巨門星と同宮して四煞が加わると、やはり剋します。太陰星と同宮なら、妻は夫を助け、容貌も美しいです。天梁星と同宮なら、とても睦まじい夫婦です。

四殺
擎羊星・陀羅星・火星・鈴星。
解説

天同星が夫妻宮にあると、遅く娶れば添い遂げ、夫が年上で妻が年下という形がよいとされます。天同星は福の星なので、配偶者の位置では和やかな結婚と、人当たりのやわらかい配偶者を表します。天梁星と同宮(寅申)は「極美夫婦」で、二つともおだやかな星です。太陰星と同宮(子午)もよい組み合わせです。巨門星と同宮(丑未)して四煞が加わると剋するのは、天同星も巨門星も丑と未では不得地だからです。一緒に暮らしやすく、日々の暮らしの質を大事にする相手ですが、二人ともおだやかすぎて、家の大事なことを誰も決めない、というのがこの結婚の課題になります。天同星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

7廉貞三度作新郎,即貪狼同愈剋七殺同亦刑,且欠和加,羊陀火鈴主生離,府諧老性剛者無剋。

書き下し廉貞は三度新郎と作る、すなわち貪狼同じくすれば愈(いよいよ)剋し、七殺同じくすればまた刑あり、かつ和を欠く、羊陀火鈴を加うれば生離を主る、府は諧老し、性剛なるものは剋無し。

現代語訳廉貞星が夫妻宮にあると、三度新郎になります。貪狼星と同宮すれば剋がいっそう重く、七殺星と同宮しても刑剋があり、しかも仲がうまくいきません。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星が加わると、生きているうちに別れることをつかさどります。天府星と同宮すれば添い遂げ、配偶者の気性が強ければ剋しません。

三度作新郎
三度結婚すること。

校勘 「且欠和加,羊陀火鈴主生離」は読点の位置がずれていて、「且欠和,加羊陀火鈴主生離」とすべきところです。「府諧老」の「府」は天府星との同宮を指します。

解説

「廉貞三度作新郎」は全書の夫妻宮でもっともよく知られた判断の一つで、三度結婚するという意味です。廉貞星は化気が「囚」で、桃花の性質も帯びた星なので、配偶者の位置では感情が強く、第三者が入りこんだり、心のしこりが残ったりしやすいとされます。貪狼星と同宮(巳亥)すると剋がさらに重くなるのは、桃花の星が二つ重なり、しかも巳亥ではどちらも落陥だからです。天府星と同宮(辰戌)すれば添い遂げられ、天府星が廉貞星を抑えると読みます。今の言葉で言えば、恋愛経験が豊かで、結婚にははっきりした線引きと約束が欠かせない配置です。廉貞星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

8天府相生寵愛夫主貴,見羊陀火鈴空劫遲娶免刑,晚娶得諧老。

書き下し天府は相生ずれば寵愛し、夫は貴を主る、羊陀火鈴空劫を見れば遅娶にして刑を免る、晩娶なれば諧老を得。

現代語訳天府星が夫妻宮にあると、相生なら夫婦は互いを慈しみ、夫は貴くなります。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星を見ても、遅く娶れば刑剋を免れ、遅く娶れば添い遂げられます。

相生
ふつうは星と宮の五行が互いに生じ合うことと解します。原文は詳しく説明していません。
解説

天府星は夫妻宮で「相生寵愛,夫主貴」です。天府星は財庫の星で、落ち着いた星なので、配偶者の位置では、蓄えがあり家をきちんと切り盛りできる配偶者を表します。「相生」は天府星の五行(土)と宮の十二支の五行が相生になることを指します。煞星を見ても遅く娶れば刑を免れ、晩婚なら添い遂げる、というのはほかの多くの組み合わせと同じで、晩婚が化解になっています。天府星が夫妻宮にあるとき、対宮の官禄宮には必ず七殺星が入ります(天府星の向かいはいつも七殺星です)。そのため、この盤では「配偶者は落ち着き、自分は突き進む」という役割分担がよく見られます。天府星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

9太陰入廟男女皆貴美夫婦,加昌曲極美,加羊陀火鈴空劫耗忌,不剋主生離,太陽同諧老,夫同同內助,天機同美好宜少年。

書き下し太陰入廟すれば男女皆貴く美しき夫婦なり、昌曲を加うれば極めて美し、羊陀火鈴空劫耗忌を加うれば、剋せず生離を主る、太陽同じくすれば諧老し、夫同同じくすれば内助あり、天機同じくすれば美好にして少年に宜し。

現代語訳太陰星が夫妻宮にあって入廟なら、男女ともに貴く、睦まじい夫婦です。文昌星・文曲星が加わればこの上なく睦まじくなります。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星・耗星・化忌が加わると、剋しはしませんが、生きているうちに別れることをつかさどります。太陽星と同宮なら添い遂げます。天同星と同宮なら賢い内助の妻がいます。天機星と同宮なら睦まじく、年若い相手がよいです。

校勘 「夫同同內助」の「夫」は「天」とすべきで、天同星との同宮のことです。

解説

太陰星が入廟すると、男女ともに貴く、睦まじい夫婦になり、文昌星・文曲星が加わればなおよいとされます。〈太微賦〉の「太陰會文曲於妻宮,蟾宮折桂,文章全盛」(太微賦)が、まさにこの組み合わせです。全書で太陰星は「男為妻宿」、つまり男性の命では妻の星なので、夫妻宮はいちばん収まりのよい位置です。煞星や化忌が加わると「不剋主生離」で、配偶者に災いがあるのではなく、二人が別れるという意味です。太陰星が入廟するのは亥・子・丑で、星格の盤では輝度をそのまま確かめられます。太陰星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

10貪狼男女不得美,三次作新郎,入廟宜遲娶,廉貞同主剋,加羊陀火鈴主生離,紫微同年長方可對。

書き下し貪狼は男女ともに美を得ず、三次新郎と作る、入廟すれば遅娶に宜し、廉貞同じくすれば剋を主る、羊陀火鈴を加うれば生離を主る、紫微同じくすれば年長にして方に対すべし。

現代語訳貪狼星が夫妻宮にあると、男女ともに結婚はよくありません。三度新郎になります。入廟なら遅く娶るのがよいです。廉貞星と同宮なら剋をつかさどり、擎羊星・陀羅星・火星・鈴星が加わると、生きているうちに別れることをつかさどります。紫微星と同宮なら、年上の相手でなければ釣り合いません。

解説

貪狼星が夫妻宮にあると、男女ともによくなく「三次作新郎」、廉貞星と同じく三度の結婚です。貪狼星は化気が「桃花」なので、配偶者の位置では恋愛が多く、選択肢も多いことを表します。入廟(辰戌丑未)なら遅く娶るのがよく、紫微星と同宮(卯酉)なら年上の相手と組むのがよいとされます。紫微星と貪狼星の同宮は〈太微賦〉がすでに「桃花犯主為至淫」(太微賦)と呼んで厳しく断じており、全書はさらに骨髄賦で卯酉の紫微星を別に論じています。現代の結婚に当てはめると、恋愛経験が豊かで、結婚後は誠実さと新鮮さを保つ工夫が特に要る、という姿がよく見られます。貪狼星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

11巨門宜年長定剋欠和,太陽同無四殺加諧老,天機同內助美貌,天同同性聰之妻並頭,加羊陀火鈴空劫定剋二妻或主生離。

書き下し巨門は年長に宜し、定めて剋し和を欠く、太陽同じくして四殺の加わる無ければ諧老す、天機同じくすれば内助ありて美貌、天同同じくすれば性聡の妻と並頭す、羊陀火鈴空劫を加うれば定めて二妻を剋し、或いは生離を主る。

現代語訳巨門星が夫妻宮にあると、年上の相手がよく、必ず剋し、仲もうまくいきません。太陽星と同宮して四煞が加わらなければ、添い遂げます。天機星と同宮なら賢い内助の妻で、容貌も美しいです。天同星と同宮なら、気性の聡い妻と白髪になるまで連れ添います。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星が加わると、必ず二人の妻を剋し、あるいは生きているうちに別れることをつかさどります。

並頭
頭を並べて年老いること。白髪になるまで連れ添うこと。
解説

巨門星は夫妻宮で「宜年長,定剋欠和」で、全書の夫妻宮では評価の低い星の一つです。巨門星は化気が「暗」で口舌をつかさどるので、配偶者の位置では口げんかや疑いが多くなります。太陽星と同宮(寅申)して煞星がなければ添い遂げられ、光が暗さを晴らすと読みます。天機星と同宮(卯酉)なら内助があり、天同星と同宮(丑未)なら白髪になるまで連れ添います。三つの同宮はどれも、巨門星が一つだけあるより良いとされます。この結婚の鍵は話し合いで、胸にしまいこむより言葉にして出すほうがうまくいきます。巨門星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

12天相貌美賢淑夫宜年長,親上成親,紫微同諧老,武曲少和,廉貞同入廟免刑,加羊陀火鈴空劫刑剋。

書き下し天相は貌美しく賢淑にして、夫は年長に宜し、親上に親を成す、紫微同じくすれば諧老し、武曲は和少なし、廉貞同じくして入廟すれば刑を免る、羊陀火鈴空劫を加うれば刑剋す。

現代語訳天相星が夫妻宮にあると、配偶者は容貌が美しく、賢く淑やかで、夫は年上がよいです。親戚どうしで重ねて縁組みします。紫微星と同宮なら添い遂げ、武曲星と同宮なら仲睦まじさに欠けます。廉貞星と同宮して入廟なら刑剋を免れます。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星が加わると刑剋があります。

親上成親
親戚の間でさらに縁組みすること。
解説

天相星が夫妻宮にあると、配偶者は美しく賢淑で、「親上成親」、つまり親戚どうしで縁組みするとされます。昔はよくあったことで、今なら知人の紹介や、もともと知り合いだった相手と結婚する、と読むことができます。天相星は「印」で調整役の星なので、配偶者の位置では、落ち着いていて家庭を大事にする配偶者を表します。廉貞星と同宮(子午)して入廟なら刑を免れるのは、天相星が廉貞星の悪さを和らげるという考え方の応用です(天相星の性情)。武曲星と同宮(寅申)なら仲睦まじさに欠けます。天相星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

13天梁妻宜大美容,天同同和氣,天機招美淑,加羊陀火鈴空劫朵不和順。

書き下し天梁は妻大なるに宜しく美容なり、天同同じくすれば和気あり、天機は美淑を招く、羊陀火鈴空劫を加うれば朵(おお)く和順ならず。

現代語訳天梁星が夫妻宮にあると、妻は年上がよく、容貌も美しいです。天同星と同宮なら和やかです。天機星と同宮なら、美しく淑やかな妻を迎えます。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星が加わると、たいてい仲がうまくいきません。

校勘 「朵不和順」の「朵」はおそらく「多」の誤りです。

解説

天梁星は夫妻宮で「妻宜大」、配偶者は年上がよいとされます。天梁星は老人の星、蔭の星なので、配偶者の位置では、配偶者が年長者のように自分の面倒を見てくれることを表し、だから年上の相手がいちばん合うのです。天同星と同宮(寅申)なら和やかで、天機星と同宮(辰戌)なら美しく淑やかな妻です。「朵」が「多」であることは校勘のとおりです。成熟していて面倒見のよい配偶者ですが、口を出したり説教したりしがちな面もあります。天梁星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

14七殺早剋,武曲同亦剋,或遲娶免刑,廉貞主生離,加羊陀火鈴空劫剋三妻。

書き下し七殺は早く剋す、武曲同じくすればまた剋す、或いは遅娶にして刑を免る、廉貞は生離を主る、羊陀火鈴空劫を加うれば三妻を剋す。

現代語訳七殺星が夫妻宮にあると、早いうちに剋します。武曲星と同宮してもやはり剋しますが、遅く娶れば刑剋を免れることもあります。廉貞星と同宮なら、生きているうちに別れることをつかさどります。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星が加わると、三人の妻を剋します。

解説

七殺星は夫妻宮で「早剋」、煞星が加われば三人の妻を剋すとされ、この篇でいちばん重い判断です。七殺星は将の星で孤剋の性質があり、配偶者の位置では、配偶者の個性が強く、二人がぶつかりやすいことを表します。武曲星と同宮(卯酉)してもやはり剋し、遅く娶れば免れることもあります。廉貞星と同宮(丑未)なら生離です。七殺星が夫妻宮にあるとき、対宮の官禄宮は天府星なので、仕事は安定し、結婚は波立つ、というのがこの種の盤によくある姿です。今よく取られる道は、晩婚にするか、強い相手を受け止められる人を選ぶことです。七殺星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

15破軍男女俱剋別聚主生離,武曲同剋三,廉貞亦剋且欠和,紫微同宜年長之妻。

書き下し破軍は男女倶に剋し、別聚して生離を主る、武曲同じくすれば三を剋す、廉貞もまた剋し、かつ和を欠く、紫微同じくすれば年長の妻に宜し。

現代語訳破軍星が夫妻宮にあると、男女ともに剋し、別々に暮らし、生きているうちに別れることをつかさどります。武曲星と同宮なら三人を剋します。廉貞星と同宮してもやはり剋し、しかも仲がうまくいきません。紫微星と同宮なら、年上の妻を娶るのがよいです。

別聚
別々に住むこと。別にもう一度娶るという説もあります。
解説

破軍星は夫妻宮で「男女俱剋,別聚主生離」、別々に暮らし、生きているうちに別れるとされます。破軍星は化気が「耗」なので、配偶者の位置では結婚に大きな変動があります。破軍星の対宮には必ず天相星が入るので、夫妻宮に破軍星があれば官禄宮は必ず天相星です。仕事では調整役なのに、恋愛では波乱が多い、という形になります。紫微星と同宮(丑未)なら年上の妻がよいとされます。現代の暮らしでいえば、遠距離の結婚、別居、再婚といった形になる割合が高めの配置です。破軍星が夫妻宮にあるときも参照してください。

✎ メモ

16文昌妻少內助聰明,天機太陰同主美容,不宜陷地,加羊陀火鈴空劫深忌。

書き下し文昌は妻少くして内助聡明なり、天機太陰同じくすれば美容を主る、陥地に宜しからず、羊陀火鈴空劫を加うるを深く忌む。

現代語訳文昌星が夫妻宮にあると、妻は年若く、聡明な内助です。天機星・太陰星と同宮すれば、妻の容貌が美しいことをつかさどります。落陥の地にあるのはよくありません。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星が加わるのをひどく嫌います。

解説

文昌星が夫妻宮にあると、妻は年若く、聡明な内助とされます。天機星・太陰星と同宮する(寅申の機陰に文昌星が加わる)と美容をつかさどります。ところが文昌星の落陥は寅・午・戌なので、「不宜陷地」は寅の宮の機陰と文昌の組み合わせとぶつかります。同じ一宮で、主星はよく、文昌星は落陥なのです。盤を見るときは分けて読む必要があります。配偶者に学識があり、書類や計画づくりを手伝ってくれる、仕事の上でもよい相棒になる配置です。

✎ メモ

17文曲相生會太陰諸吉星諧老,同昌曲妻妾多,加羊陀火鈴空劫忌星有剋。

書き下し文曲相生じて太陰諸吉星に会えば諧老す、昌曲を同じくすれば妻妾多し、羊陀火鈴空劫忌星を加うれば剋有り。

現代語訳文曲星が夫妻宮にあって相生で、太陰星などの吉星に会えば添い遂げます。文昌星と文曲星が一緒にあれば、妻妾が多いです。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星・化忌が加わると、刑剋があります。

解説

文曲星が相生で、太陰星などの吉星に会えば添い遂げるとされます。「同昌曲妻妾多」は、文昌星と文曲星がそろって夫妻宮にあると妻妾が多い、という昔の読み方で、文昌星・文曲星が桃花の色合いを帯びているからです。文昌星と文曲星が同宮するのは丑と未だけなので、この条件は夫妻宮が丑か未にある盤にしか現れません。〈太微賦〉の「太陰會文曲於妻宮」(太微賦)が、この段のもとの一つです。今なら、恋愛が豊かで異性に好かれやすく、結婚後は線引きに気をつけたい配置と読めます。

✎ メモ

18祿存相生無剋,妻宜年少並頭遲娶者,加羊陀火鈴空劫見截路空亡孤單。

書き下し禄存相生ずれば剋無し、妻は年少に宜しく、遅娶する者は並頭す、羊陀火鈴空劫を加え截路空亡を見れば孤単なり。

現代語訳禄存星が夫妻宮にあって相生なら、剋はありません。妻は年下がよく、遅く娶る人は白髪になるまで連れ添います。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星が加わり、さらに截路空亡を見ると、孤独になります。

截路空亡
截空のこと。生年の十干で置く空亡です。
解説

禄存星は夫妻宮で「相生無剋」、妻は年下がよく、遅く娶れば連れ添うとされます。禄存星が夫妻宮にあるとき、擎羊星と陀羅星は必ず兄弟宮と子女宮にあって、夫妻宮を両側から挟みます。「截路空亡」は年干で置く截空で、注のとおりです。禄存星が截空に会う形を後世は禄逢截空と呼び、結婚の福が空に落ちるので孤独になる、と読みます。実際的で金銭の管理が上手な配偶者ですが、二人とも慎重な性格に傾くので、暮らしにもう少し柔らかさがほしい配置です。

✎ メモ

19左輔右弼諧老,加羊陀火鈴空劫貪廉同,宜年長剛強之妻。

書き下し左輔右弼は諧老す、羊陀火鈴空劫を加え貪廉と同じくすれば、年長剛強の妻に宜し。

現代語訳左輔星・右弼星が夫妻宮にあると、添い遂げます。擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・地空星・地劫星が加わるか、貪狼星・廉貞星と同宮すれば、年上で気性の強い妻を娶るのがよいです。

解説

左輔星・右弼星は夫妻宮で添い遂げ、煞星が加わるか貪狼星・廉貞星と同宮すれば、年上で気の強い妻がよいとされます。ところが右弼星を問う篇の歌は「若在夫妻位,主人定二婚」(右弼星の主るところは)、「妻宮遇此宿,決定兩妻成」(同じ篇の続き)と言っていて、ここで添い遂げるとするのとちょうど反対です。後世は二婚の説を採ることが多く、左輔星・右弼星は「二番目の」助け手だから、と説明します。二つの説が並んでいるのは全書の内部の食い違いの典型的な例で、盤を見るときにどちらか一方だけを取るのは避けたほうがよいでしょう。

✎ メモ

20羊陀入廟加吉星,遲娶免刑或久和,陷地早剋,加日月巨機火鈴武殺,主生離。

書き下し羊陀入廟して吉星を加うれば、遅娶にして刑を免れ或いは久しく和す、陥地なれば早く剋す、日月巨機火鈴武殺を加うれば、生離を主る。

現代語訳擎羊星・陀羅星が夫妻宮にあると、入廟して吉星が加われば、遅く娶れば刑剋を免れ、あるいは長く仲よくいられます。落陥なら早いうちに剋します。太陽星・太陰星・巨門星・天機星・火星・鈴星・武曲星・七殺星が加わると、生きているうちに別れることをつかさどります。

解説

擎羊星・陀羅星が夫妻宮にあると、入廟して吉星が加われば遅く娶って刑を免れ、落陥なら早く剋すとされます。擎羊星と陀羅星は禄存星を両側から挟むので、夫妻宮に擎羊星があれば禄存星は子女宮に、陀羅星があれば禄存星は兄弟宮にあります。太陽・太陰・巨門・天機・火星・鈴星・武曲・七殺が加わると生離です。この並びに太陽星と太陰星が入っているのは、全書で太陽と太陰が男と女、夫と妻を表すからで、そこへ擎羊星や陀羅星が当たると結婚が傷つく、という理屈です。実際には、結婚の中で張り合ったり物事が延び延びになったりする形で表れやすく、晩婚がもっともよく使われる化解です。

✎ メモ

21火星鈴星入廟加吉無刑,陷地刑剋。

書き下し火星鈴星入廟して吉を加うれば刑無し、陥地なれば刑剋す。

現代語訳火星・鈴星が夫妻宮にあると、入廟して吉星が加われば刑剋はありません。落陥なら刑剋があります。

解説

火星・鈴星が夫妻宮にあると、入廟(寅午戌)して吉星が加われば刑なし、落陥なら刑剋です。星格の盤でも、火星・鈴星はどちらも申・子・辰で落陥と表示されるので、そのまま確かめられます。短い条で、ほかの煞星の条と同じく輝度で吉凶を分けています。感情がすぐに燃え上がり、衝突もすぐに起きる配置です。二人とも気が短いなら、けんかのあとで頭を冷やす決まりを作っておくとよいでしょう。

✎ メモ

22天魁天鉞多主夫婦美麗,坐妻宮必主得妻財,加吉星同主貴美夫婦。

書き下し天魁天鉞は多く夫婦の美麗を主る、妻宮に坐すれば必ず妻財を得るを主る、吉星を加え同じくすれば貴く美しき夫婦を主る。

現代語訳天魁星・天鉞星が夫妻宮にあると、たいてい夫婦とも容貌が美しいことをつかさどります。夫妻宮に坐れば、必ず妻の財を得ることをつかさどります。吉星が加わって同宮すれば、夫婦とも貴く美しいことをつかさどります。

解説

天魁星・天鉞星が夫妻宮にあると、夫婦ともに見目よく、妻の財を得て、吉星が加われば貴く美しい夫婦になるとされます。天魁星・天鉞星は貴人の星なので、配偶者の位置にあれば、配偶者そのものが貴人であるか、配偶者を通して貴人に出会うと読みます。天魁星・天鉞星を問う篇はこの二星を「上界和合之神」と呼んでいて(天魁星・天鉞星の主るところは)、夫妻宮はいちばんふさわしい場所です。今の言葉に直すと、配偶者が資源や人のつながりを持ちこみ、結婚が自分の仕事の助けにもなる配置です。

✎ メモ

23斗君過度在妻宮逢吉星妻妾美無災剋,逢惡星妻妾有災厄,又看人本命妻宮若剋妻者的主其年刑傷妻妾,若不剋者可斷其年有災。

書き下し斗君過度して妻宮に在り、吉星に逢えば妻妾美しく災剋無し、悪星に逢えば妻妾に災厄有り、又人の本命の妻宮を看て、もし妻を剋する者ならば的(まさ)にその年妻妾を刑傷するを主る、もし剋せざる者ならばその年災有りと断ずべし。

現代語訳斗君が夫妻宮を通る年は、吉星に逢えば妻妾はよく、災いも剋もありません。悪い星に逢えば妻妾に災厄があります。さらに、その人の生まれつきの命盤の夫妻宮を見ます。もともと妻を剋する命なら、その年は確かに妻妾を刑傷することをつかさどります。剋さない命なら、その年に災いがあると判断してよいです。

斗君
流年で正月にあたる宮。ここから流月を数えはじめます。
過度
通る、めぐってくること。
的
確かに、必ず(「的主」)。
解説

斗君が夫妻宮を通る年は、吉なら妻妾がよく、凶なら妻妾に災いがあるとされます。後半は全書では珍しく、生まれつきの命盤と流年を重ねて読む方法をはっきり書いています。もともとの夫妻宮が妻を剋する人なら、その年は刑傷になり、剋さない人なら災いがあるとだけ判断します。言いかえれば、流年の出来事の軽重は、生まれつきの命盤の土台しだいだということで、運の巡りを読むときのいちばん大事な原則の一つです。星格で流年と流月を重ねて表示すると、斗君がどの宮にあるかがわかります。

✎ メモ
底本原文(ウィキソース、一部簡体字)
紫微晚聘谐老性刚,天府同谐老,天相同年少,破军同刑剋,加羊陀火铃亦刑,贪狼同有吉星免刑。 天机宜年少刚强之,妻可配夫宜长,加羊陀火铃主生离,晚娶吉,天梁同宜年长,太阴同内助美容。 太阳庙旺迟娶吉,早娶克,因妻得贵,与天梁同加左右招贤明之妻, 太阴同内助,巨门同无羊陀火铃空劫不克,有此四杀,反空劫定克,遇耗非礼成婚。 武曲背克宜迟娶,同年夫妇也相当,加吉星因妻得财,凶娶因妻去产,贪狼同招迟无刑七杀同克二三妻,加羊陀火铃空劫更克。 天同迟娶谐老,夫宜长妻宜少,加四杀欠和生离,巨门同加四杀亦克,太阴同助美容,天梁同极美夫妇。 廉贞三度作新郎,即贪狼同愈克七杀同亦刑,且欠和加,羊陀火铃主生离,府谐老性刚者无克。 天府相生宠爱夫主贵,见羊陀火铃空劫迟娶免刑,晚娶得谐老。 太阴入庙男女皆贵美夫妇,加昌曲极美,加羊陀火铃空劫耗忌,不克主生离,太阳同谐老,夫同同内助,天机同美好宜少年。 贪狼男女不得美,三次作新郎,入庙宜迟娶,廉贞同主克,加羊陀火铃主生离,紫微同年长方可对。 巨门宜年长定克欠和,太阳同无四杀加谐老,天机同内助美貌,天同同性聪之妻并头,加羊陀火铃空劫定克二妻或主生离。 天相貌美贤淑夫宜年长,亲上成亲,紫微同谐老,武曲少和,廉贞同入庙免刑,加羊陀火铃空劫刑克。 天梁妻宜大美容,天同同和气,天机招美淑,加羊陀火铃空劫朵不和顺。 七杀早克,武曲同亦克,或迟娶免刑,廉贞主生离,加羊陀火铃空劫克三妻。 破军男女俱克别聚主生离,武曲同克三,廉贞亦克且欠和,紫微同宜年长之妻。 文昌妻少内助聪明,天机太阴同主美容,不宜陷地,加羊陀火铃空劫深忌。 文曲相生会太阴诸吉星谐老,同昌曲妻妾多,加羊陀火铃空劫忌星有克。 禄存相生无克,妻宜年少并头迟娶者,加羊陀火铃空劫见截路空亡孤单。 左辅右弼谐老,加羊陀火铃空劫贪廉同,宜年长刚强之妻。 羊陀入庙加吉星,迟娶免刑或久和,陷地早克,加日月巨机火铃武杀,主生离。 火星铃星入庙加吉无刑,陷地刑克。 天魁天钺多主夫妇美丽,坐妻宫必主得妻财,加吉星同主贵美夫妇。 斗君过度在妻宫逢吉星妻妾美无灾克,逢恶星妻妾有灾厄,又看人本命妻宫若克妻者的主其年刑伤妻妾,若不克者可断其年有灾。

よくある質問

『紫微斗数全書』の妻妾宮とは何ですか?

妻妾宮は今の夫妻宮のことで、命宮から逆に数えて三番目の宮です。結婚と配偶者を見ます。全書は男性の命の立場で書かれているので「妻」「娶」という言葉が多く、星ごとに、夫妻宮にあるとき早く娶るのがよいか遅いのがよいか、添い遂げられるか、配偶者の年齢や容貌はどうか、羊陀火鈴空劫に会うと刑剋や生離があるかを書いています。

紫微星が夫妻宮にあると全書は何と言っていますか?

原文は紫微星が夫妻宮にあると「晚聘諧老性剛」としています。遅く娶れば共に年老いるまで添い遂げられ、配偶者は気性が強い、という意味です。天府星と同宮なら添い遂げ、天相星と同宮なら配偶者は年下、破軍星と同宮なら刑剋があり、羊陀火鈴が加わってもやはり刑剋があります。貪狼星と同宮して吉星もあれば、刑剋を免れます。

夫妻宮にどの星があると全書は「三度作新郎」と言いますか?

全書は廉貞星が夫妻宮にあると「三度作新郎」、貪狼星が夫妻宮にあると「男女不得美,三次作新郎」としています。どちらも三度結婚するという意味です。七殺星が夫妻宮にあると早く剋し、羊陀火鈴空劫が加わると「剋三妻」、武曲星と七殺星が同宮すると「剋二三妻」とされます。

夫妻宮から見て、早婚と晩婚のどちらがよいのですか?

全書では多くの主星について「遲娶吉」や「晚娶得諧老」と書かれています。紫微星・天機星・太陽星・武曲星・天同星・貪狼星はどれも遅く娶るのがよいとされ、太陽星が廟旺なら「早娶剋」とまで言います。擎羊星・陀羅星が入廟して吉星が加わる場合も、遅く娶れば刑を免れます。七殺星は「早剋」で、遅く娶ってはじめて刑を免れます。

斗君が夫妻宮を通るとはどういうことですか?

斗君は流年の正月がある宮です。全書は、斗君が夫妻宮を通る年に吉星に会えば妻妾はよく災いや剋もなく、悪い星に会えば妻妾に災厄があるとしています。さらに生まれつきの命盤の夫妻宮も見ます。もともと妻を剋する命なら、その年は妻妾を刑傷し、剋さない命なら、その年に災いがあるとだけ判断します。

この篇に出てくる主星

太陰星天機星廉貞星紫微星武曲星貪狼星
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