諸星同垣:太陰星(日月を付す)
〈論諸星同垣:太陰(附日月)〉
『紫微斗数全書』巻三・論命と行限・原文と現代語訳
はじめに
この篇は巻三〈諸星同垣〉のうち太陰星の部分で、後半に「太陽太陰拱照」を付け、日月をまとめて論じています。全部で二十一行です。
最初の行は廟旺の表です。太陰星は亥・子・丑で廟、寅・酉・戌で旺、卯・辰・巳で落陥とあり、星格の表と同じです。
前半は太陰星そのものの話です。子にあって丙・丁年生まれなら「富貴忠良」、月朗天門(亥)なら「職掌大權」、太陰星・武曲星・禄存星に左輔星・右弼星なら「富貴翁」、太陰星と文曲星が夫妻宮にあれば「蟾宮折桂」。擎羊星・陀羅星に会えば人が離れ財が散り、「月曜天梁女淫貧」とも言います。
後半は日月を合わせて見る句で、ほとんどが具体的な宮の組み合わせです。日巳月酉で命が丑なら「步蟾宮」、日卯月亥で命が未なら「多折桂」(後世の明珠出海)、日月がともに未で命が丑なら「侯伯之材」、日辰月戌は「並爭耀」、日月が命宮や財帛宮をはさめば「不權則富」。凶の側には、日月反背、落陥の宮で悪煞に会う形、日月と擎羊・陀羅で親を剋す形、疾厄宮・命宮の日月が空亡に会って背が曲がり目が見えなくなる形があります。
これらの句を読むときは、太陽星と太陰星の位置が盤上で連動していることを知っておく必要があります。「日巳月酉」「日辰月戌」は、片方が決まればもう片方も必ずそこに来る配置です。底本の「丑末」は「丑未」とすべきで、「子月午」は「日」の字が一つ抜けていると思われます。
1太陰 廟亥子丑 旺寅酉戌 陷卯辰巳
書き下し太陰、亥子丑に廟、寅酉戌に旺、卯辰巳に陥。
現代語訳太陰星の廟旺:亥・子・丑で廟、寅・酉・戌で旺、卯・辰・巳で落陥です。
- 廟
- 入廟。星がもっとも力を出せる位置。
- 旺
- 廟に次ぎ、なお力がある位置。
- 陷
- 落陥。
2太陰居子丙丁富貴忠良 夜生人合局。
書き下し太陰子に居り、丙丁は富貴忠良。〔夜生の人は局に合う。〕
現代語訳太陰星が子の宮にあり、丙・丁の年に生まれた人は、富貴で、忠実で善良です。(注)夜に生まれた人が格に合います。
3太陰武曲祿存同左右相逢富貴翁
書き下し太陰・武曲・禄存同じく、左右相逢えば富貴の翁。
現代語訳太陰星が武曲星・禄存星と一緒にあり、さらに左輔星・右弼星に会えば、富貴な老人になります。
- 太陰武曲
- 太陰星と武曲星は盤上で同宮せず、三方四正で会うこともありません。この句の組み合わせは成り立たないので、命盤の条件は付けていません。
太陰星と武曲星が会わないことは注で述べました。一つ付け加えると、太陰星は機月同梁の系統、武曲星は紫府の系統に属し、二つの系統の星はいつも別々の三方に分かれます。だから全書で、機月同梁の星を紫府武相廉や殺破狼の星と無理に組み合わせた句は、たいてい盤上では成り立ちません。〈諸星同垣:天梁星〉の「梁武陰鈴」もその例です(諸星同垣:天梁星)。この種の句は、実際にある組み合わせとしてではなく、よい条件をいくつも積み上げたものとして読むのがよいでしょう。
4太陰同文曲於妻宮蟾宮折桂 文昌同亦然,在身命巧藝之人。
書き下し太陰、文曲と妻宮に同じければ、蟾宮に桂を折る。〔文昌同じきもまた然り。身命に在れば巧芸の人。〕
現代語訳太陰星と文曲星が夫妻宮に同宮すれば、月の宮殿で桂の枝を折ります(科挙に及第します)。(注)文昌星が同宮しても同じです。身宮・命宮にあれば、手先の技芸に巧みな人です。
- 蟾宮折桂
- 月の宮殿で桂の枝を折ること。科挙の及第のたとえ。
- 妻宮
- 夫妻宮。
元の句は〈太微賦〉の「太陰會文曲於妻宮,蟾宮折桂,文章全盛」です(太微賦)。おもしろいのは、科挙の合否を決めるのが命宮でも官禄宮でもなく夫妻宮だという点です。昔の説明の多くは、夫妻宮は官禄宮と向かい合っているので、夫妻宮の星が官禄宮を照らす、というものです。太陰星は月、文曲星は文の星で、月の中で桂を折ることが及第にあたります。注はさらに、同じ組み合わせが命宮・身宮にあれば技芸に巧みな人だとしていて、評価はかえって下がります。盤では、夫妻宮に太陰星と文昌星・文曲星があるかを見ます。夫妻宮の三方四正には官禄宮が含まれます。
5太陰羊陀必主人離財散
書き下し太陰羊陀なれば、必ず人離れ財散ずるを主る。
現代語訳太陰星が擎羊星・陀羅星に会えば、必ず家族が離れ、財が散ります。
擎羊星と陀羅星はいつも禄存星の両側に分かれているので、太陰星が両方と同時に同宮することはありません。ここの「羊陀」は、どちらか一つと同宮するか、三方から会うことと理解します。太陰星は財をつかさどり、年長の女性の身内と家庭も表します。それが刑と忌の星に会うので、家族が離れ、財が失われる、というわけです。全書は〈先に貧しく後に富む命を論ず〉でも運限が崩れるさまを「人離財散」と言っていて(先に貧しく後に富む命を論ず)、決まった凶の言い回しだとわかります。いまなら、家族関係やお金が衝突によってばらばらになりやすい、と読めます。
6月朗天門於亥地登雲職掌大權 子生人夜時生合局。不貴則大富。
書き下し月、亥の地にて天門に朗らかなれば、雲に登りて大権を職掌す。〔子の生人、夜の時に生まるれば局に合う。貴ならざればすなわち大富。〕
現代語訳月朗天門、つまり太陰星が亥の地にあれば、とんとん拍子に出世して、大きな権限を握ります。(注)子年生まれで夜の時刻に生まれれば格に合います。貴でなければ大富です。
- 天門
- 亥の宮。
7月曜天梁女淫貧 太陰寅申巳,多主淫貧,或偏房侍婢。若貪狼、文昌、文曲,同於夫宮必招配賢明之夫。
書き下し月曜・天梁は女淫貧。〔太陰寅申巳なれば、多く淫貧を主り、或いは偏房侍婢。若し貪狼・文昌・文曲、夫宮に同じければ、必ず賢明の夫を招配す。〕
現代語訳太陰星と天梁星なら、女命は淫らで貧しくなります。(注)太陰星が寅・申・巳にあれば、多くは淫らで貧しく、あるいは妾や侍女になります。もし貪狼星・文昌星・文曲星が夫妻宮に同宮すれば、必ず賢明な夫と結ばれます。
- 侍婢
- 侍女、下女。
元の句は〈女命骨髄賦〉にあり、同じ句が〈諸星同垣:天梁星〉にも出てきます(諸星同垣:天梁星)。二か所の注は、それぞれ天梁星と太陰星の位置から論じています。あちらは天梁星が巳・亥、太陰星が寅・申と言い、こちらは太陰星が寅・申・巳と言います。太陰星は巳では落陥ですが、寅では旺、申では利益なので、ここの寅・申は落陥の地ではなく、輝度からはこの断語を説明しにくいところです。注の後半は解き方を示していて、貪狼星・文昌星・文曲星が夫妻宮にあれば、かえって賢明な夫に恵まれるとしています。
8太陽太陰拱照
書き下し太陽・太陰拱照。
現代語訳太陽星・太陰星の拱照:
これは小見出しで、以下の句は太陽星と太陰星が三方から命宮を拱照する組み合わせを論じます。太陽星と太陰星の互いの位置は決まっていて、紫微星の位置がわかれば日月の位置も決まります。そのため日月が命宮を拱照する形は数通りしかなく、全書はそれを一つずつ挙げています。この節は、後世の日月並明や明珠出海といった格局の出どころでもあります。
9日巳月酉丑宮命步蟾宮
書き下し日巳月酉、丑宮の命は蟾宮に歩む。
現代語訳太陽星が巳、太陰星が酉にあり、命宮が丑の宮なら、月の宮殿に歩み入ります(科挙に及第します)。
巳の太陽星と酉の太陰星はどちらも旺で、ちょうど巳・酉・丑の三合の二つの角にあたります。だから命宮が丑なら、日月から三合で拱照されます。星の配置法では、この組み合わせのとき丑の宮に座るのは天梁星(旺)です。盤全体で言えば、天梁星が丑で命宮に座り、巳の太陽星が官禄宮、酉の太陰星が財帛宮に来ます。蔭の星である天梁星に日月の光が加わる、学問で及第する組み合わせです。「步蟾宮」と次の句の「折桂」は、どちらも科挙及第のたとえです。
10日卯月亥安命未宮多折桂
書き下し日卯月亥、命を未宮に安んずれば多く桂を折る。
現代語訳太陽星が卯、太陰星が亥にあり、命宮が未の宮に置かれれば、多くは科挙に及第します。
- 折桂
- 科挙に及第すること。
11日月同未命安丑侯伯之材
書き下し日月未に同じく、命丑に安んずれば侯伯の材。
現代語訳太陽星・太陰星がともに未の宮にあり、命宮が丑に置かれれば、侯や伯に封じられる器です。
日月が同宮するのは丑と未だけです。この句は日月がともに未にあり、命宮が丑にある形で、丑はちょうど空宮になり、対宮の未の日月を借ります。〈斗数骨髄賦〉は「日月同臨官居侯伯」と言います(斗数骨髄賦)。注意したいのは、星格の輝度では未の太陽星は得地、太陰星は不得地で、特に明るいわけではないことです。全書が重く見ているのは、明るさよりも日月がそろって照らすという構造なのでしょう。次の句と比べると、日月が丑・未で命宮に座り三方に吉星がなければかえって凶で、日月が対宮から命宮を照らすほうが評価は高くなっています。
12日月命身居丑末三方無吉反為凶 子午辰戌,身命更佳。
書き下し日月命身丑末に居り、三方に吉無ければ反って凶と為す。〔子午辰戌は身命更に佳し。〕
現代語訳太陽星・太陰星が丑・未で命宮・身宮に座り、三方に吉星がなければ、かえって凶です。(注)子・午・辰・戌なら、身宮・命宮はさらによくなります。
校勘 「丑末」の「末」は「未」とすべきです。
日月が丑・未で命宮に座ると、一つは明るく一つは暗くなります。丑では太陰星が廟で太陽星は不得地、未では太陽星が得地で太陰星は不得地です。そのため三方に吉星がなければ、かえって凶になります。注の「子午辰戌」が更に佳いというのは、日月がこれらの宮に分かれて、それぞれ命宮・身宮に座る場合を指します。たとえば太陽星が辰、太陰星が戌なら、二つとも旺です。次の句の「日月守命不如照合」と同じ考え方で、日月は一つの宮にそろうより、分かれてそれぞれの側から照らすほうがよい、ということです。
13日月守命不如照合並明 守命吉多主吉,凶多主凶。若吉少,亦不為美之論。
書き下し日月命を守るは、照合して並び明らかなるに如かず。〔命を守るに吉多ければ吉を主り、凶多ければ凶を主る。若し吉少なければ、また美と為さざるの論。〕
現代語訳太陽星・太陰星が命宮を守るのは、三方から照らし合い、しかも両方とも明るいのに及びません。(注)命宮を守るとき、吉星が多ければ吉、凶星が多ければ凶です。吉星が少なければ、やはりよいとは言えません。
14日辰月戌並爭耀權祿非淺
書き下し日辰月戌、並びに耀を争えば、権禄浅きに非ず。
現代語訳太陽星が辰、太陰星が戌にあり、ともに輝きを競えば、権勢と俸禄は小さくありません。
辰の太陽星(旺)と戌の太陰星(旺)は向かい合い、それぞれが自分の光る位置にあります。これを「並爭耀」と言います。星の配置法では、日辰月戌は必ず同時に現れ、二つの星はちょうど互いの対宮にあります。ですから命宮が辰か戌なら、対宮にもう一方の星があります。逆に日戌月辰は第16段の反背で、同じ向かい合わせでも明暗がまったく入れ替わります。この二つの句を並べて読むと、日月の輝度がいかに大事かがいちばんよくわかります。
15日月夾命夾財加吉曜不權則富 加羊陀沖守,宜僧。
書き下し日月命を夾み財を夾み、吉曜を加うれば、権ならざればすなわち富。〔羊陀の沖守を加うれば、僧に宜し。〕
現代語訳太陽星・太陰星が命宮をはさむか財帛宮をはさみ、吉星が加われば、権を握らなければ富みます。(注)擎羊星・陀羅星が沖したり守ったりすれば、僧になるのがよいです。
16日月最嫌反背 如日月同宮,看人之生時。日喜太陽,夜宜太陰。若反背日戌月辰,子月午。若出外離宗成家也吉。勿概以反背論。
書き下し日月は最も反背を嫌う。〔如し日月同宮ならば、人の生時を看る。日は太陽を喜び、夜は太陰に宜し。若し反背ならば日戌月辰、子月午。若し外に出でて宗を離れ家を成さば、また吉。概して反背を以て論ずる勿れ。〕
現代語訳太陽星・太陰星は反背をもっとも嫌います。(注)日月が同宮なら、その人の生まれた時刻を見ます。昼生まれは太陽星を喜び、夜生まれは太陰星がよいです。反背とは、太陽星が戌で太陰星が辰、あるいは(太陽星が)子で太陰星が午にある形です。もし故郷を出て一族を離れ、自分で家を立てれば、それも吉です。一律に反背として論じてはいけません。
- 反背
- 太陽星が夜の宮に、太陰星が昼の宮にあり、どちらも光を失うこと。
校勘 「子月午」は「日」の字が抜けていると思われ、〈日子月午〉とすべきです。前の「日戌月辰」と対になります。
17陰陽左右合為佳
書き下し陰陽左右合すれば佳と為す。
現代語訳太陽星・太陰星が左輔星・右弼星と合わされば、よいです。
元の句は〈斗数骨髄賦〉の「陰陽左右最慈祥」です(斗数骨髄賦)。同垣のこの篇は、その意味を「合為佳」と短く受けています。左輔星・右弼星は助けの星、日月は貴と富の星で、合わさると支えのある光になります。左輔星・右弼星は生まれた月で置かれ、同宮するのは丑・未だけです。日月が同宮するのも丑・未だけなので、日月と輔弼の四つの星が一つの宮にそろう盤は実際にありますが、多くはありません。たいていは左輔星・右弼星が三方から照らしてくる形です。
18日月陷宮逢惡殺勞碌奔波
書き下し日月陥宮にて悪殺に逢えば、労碌奔波す。
現代語訳太陽星・太陰星が落陥の宮にあって悪い煞星に会えば、苦労してあちこち奔走します。
条件を分けてみましょう。太陽星は亥・子で落陥、太陰星は卯・辰・巳で落陥です。悪殺は擎羊星・陀羅星・火星・鈴星を指します。日月は本来、光と資源を表します。落陥なら資源が足りず、煞星が加われば自分で走り回るしかない、ということです。同じ結果を得るのに人より多くの努力がいる、という意味に取れば足り、失敗するという意味ではありません。
19日月羊陀多剋親
書き下し日月羊陀なれば、多く親を剋す。
現代語訳太陽星・太陰星が擎羊星・陀羅星に会えば、多くは身内を剋します。
- 剋親
- 父母などの身内を損なうこと。
太陽星は父を、太陰星は母を表します。これは全書が父母を見るときの基本の決まりで、〈父母宮〉は太陽星が落陥ならまず父を剋し、太陰星が落陥ならまず母を剋すとしています(父母宮)。日月が擎羊星・陀羅星に会えば父母の星が刑を受けるので、身内を剋すことが多い、というわけです。字のとおりなら、父母が損なわれるか縁が薄いという意味です。現代に置き換えると、父母との関係がやや遠い、あるいは幼いころに家庭に変化があった、と読めます。実際の判断は、やはり父母宮そのものの星で決まります。
20日月更須貪殺會男多奸盜女多淫
書き下し日月更に須らく貪殺会すれば、男は多く奸盗、女は多く淫。
現代語訳太陽星・太陰星にさらに貪狼星・七殺星が会えば、男は多くよこしまで盗みをし、女は多く淫らです。
- 貪殺
- 貪狼星・七殺星。太陽星・太陰星は盤上で貪狼星・七殺星と同宮することも三方で会うこともないので、この句には命盤の条件を付けていません。
日月が貪狼星・七殺星と会わないことは注で述べました。この句は次のように理解できます。日月は本来、明るく正しい星ですが、欲の星(貪狼星)や殺の星(七殺星)の性質と混ざると、よこしまさや盗み、淫らさのほうへ傾く、ということです。全書の〈四化の性情〉にも「男為奸盜女淫娼」という同じ類の言葉があります(四化の性情)。重い言葉は字のとおり残しますが、この組み合わせはどの盤にも現れないので、具体的な盤を判断するのに使うべきではありません。
21日月疾厄命宮空腰陀目瞽 如日月在疾厄宮,逢空亡必主腰陀,目瞽,命宮亦然。
書き下し日月疾厄・命宮にて空なれば、腰陀・目瞽。〔如し日月疾厄宮に在りて空亡に逢えば、必ず腰陀・目瞽を主る。命宮もまた然り。〕
現代語訳太陽星・太陰星が疾厄宮か命宮にあって空亡に会えば、背が曲がり、目が見えなくなります。(注)太陽星・太陰星が疾厄宮にあって空亡に会えば、必ず背が曲がり、目が見えなくなります。命宮でも同じです。
- 腰陀
- 腰や背が曲がること。
- 目瞽
- 目が見えないこと。
紫微斗数では太陽星と太陰星を左右の目にあて、空亡は空になることなので、光が遮られれば目の病になる、という理屈です。昔の人の言う空亡は、星格の盤では截路・空亡・旬空などいくつかの雑曜に分かれています。疾厄宮の断語は古い病名を字のとおり残していますが、今日の目で見れば、目と背骨を気にかけておきたい部位として読むもので、必ず病になるという意味ではありません。
底本原文(ウィキソース、一部簡体字)
よくある質問
太陰星の廟旺はどの宮ですか?
全書の巻三は、太陰星は亥・子・丑で廟、寅・酉・戌で旺、卯・辰・巳で落陥としています。星格の輝度表と同じです。
月朗天門とは何ですか?
太陰星が亥の宮で命宮に座る形です。全書は「月朗天門於亥地登雲職掌大權」と言い、注では子年生まれで夜の時刻に生まれた人が格に合い、貴でなければ大富だとしています。
日月反背とはどういう意味ですか?
太陽星と太陰星がどちらも光を失う位置にあることで、たとえば太陽星が戌、太陰星が辰にある形です。全書は「日月最嫌反背」と言いますが、注では、郷里を出て一族を離れ自分で家を立てればそれも吉で、「勿概以反背論」、一律に反背として論じてはいけないとも言っています。
日月夾命はよいのですか?
全書は「日月夾命夾財加吉曜不權則富」と言います。太陽星と太陰星が命宮か財帛宮を両側からはさみ、さらに吉星が加われば、権を握るか富むかのどちらかだという意味です。擎羊星・陀羅星が沖したり守ったりすれば、僧になるのがよいとしています。
日月が疾厄宮にあるとどんな影響がありますか?
原文は「日月疾厄命宮空腰陀目瞽」です。太陽星・太陰星が疾厄宮か命宮にあって空亡に会えば、背が曲がり、目が見えなくなるとしています。
この篇に出てくる主星